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News/2007/20070407.wml
やまねです。
News/2007/20070407.wml の訳です。査読とコミットをお願いします。
#use wml::debian::translation-check translation="1.5"
<define-tag pagetitle>Debian GNU/Linux 3.1 のアップデート</define-tag>
<define-tag release_date>2007-04-07</define-tag>
#use wml::debian::news
<define-tag revision>3.1r6</define-tag>
<define-tag dsa>
<tr><td align="center"><a href="$(HOME)/security/%0/dsa-%1">DSA-%1</a></td>
<td align="center"><:
my @p = ();
for my $p (split (/,\s*/, "%2")) {
push (@p, sprintf ('<a href="http://packages.debian.org/src:%s">%s</a>', $p, $p));
}
print join (", ", @p);
:></td><td align="left">%3</td></tr>
</define-tag>
<define-tag correction>
<tr><td><a href="http://packages.debian.org/src:%0">%0</a></td> <td>%1</td></tr>
</define-tag>
<p>
Debian Project は、安定版ディストリビューション Debian GNU/Linux 3.1
(コードネーム 「sarge」) の六回目の更新アナウンスができることを嬉しく思います。
今回の更新では、主に安定版リリースへのセキュリティ問題の修正の追加と、
重大な問題に対する若干の調整への対応を追加しています。
頻繁に security.debian.org から更新をインストールしている人は大量のパッケージ更新をする必要はありません。
security.debian.org での更新のほとんどが今回のアップデートに含まれています。</p>
<p>
間もなくリリースされる Debian GNU/Linux 4.0 (コードネーム <q>etch</q>) の準備のため、
Debian GNU/Linux 3.1 はアーカイブの <q>oldstable</q> に移動されます。
Debian GNU/Linux 3.1 を使いつづけたいユーザは、
ネットワーク参照先を <q>stable</q> ではなく <q>sarge</q> を指すように
<tt>/etc/apt/sources.list</tt> を更新するのをお勧めします。</p>
<p>
今回の更新は Debian GNU/Linux 3.1 の新たなバージョンとなるものではなく、
構成しているパッケージのいくつかに対しての更新であることに注意してください。
3.1 の CD や DVD を捨てる必要はありませんが、インストール後に古くなったパッケージを最新の
Debian ミラー経由で更新をしなくてはなりません。
新たな CD/DVD イメージは <q>etch</q> のリリース後になり、いつもの場所から入手できるようになります。</p>
<p>オンラインからの今回のリビジョンへのアップグレードは、通常
<q>apt</q> パッケージツールで Debian の FTP/HTTP
ミラーの多くのうちの一つを指定することで実施されます
(sources.list(5) マニュアルページを参照してください)。
ミラーの完全なリストは以下から入手出来ます:</p>
<div class="center">
<a href="$(HOME)/mirror/list">http://www.debian.org/mirror/list</a>
</div>
<h2>様々なバグ修正</h2>
<p>今回の安定版の更新では以下のパッケージについていくつか重要な修正を含んでいます:</p>
<table border=0>
<tr><th>パッケージ名</th> <th>理由</th></tr>
<correction base-installer "カーネル ABI の更新に対する修正 (3.1r5 からのリグレッションの修正)">
<correction glibc "アーキテクチャ群を同期">
</table>
<h2>セキュリティ更新</h2>
<p>
このリビジョンでは、以下のセキュリティ更新が安定版リリースに対して追加されています。
セキュリティチームは、これらの各更新について既に勧告をリリースしています:</p>
<table border=0>
<tr><th>勧告文の ID</th> <th>パッケージ名</th> <th>修正内容</th></tr>
<dsa 2006 1240 links2 "任意のシェルコマンドの実行">
<dsa 2007 1262 gnomemeeting "任意のコードを実行">
<dsa 2007 1263 clamav "サービス拒否攻撃">
<dsa 2007 1264 php4 "複数の脆弱性">
<dsa 2007 1265 mozilla "複数の脆弱性">
<dsa 2007 1266 gnupg "署名の偽造">
<dsa 2007 1267 webcalendar "リモートのファイルを内包してしまう">
<dsa 2007 1268 libwpd "任意のコードを実行">
<dsa 2007 1269 lookup-el "一時ファイルの安全ではない取扱い">
<dsa 2007 1270 openoffice.org "複数の脆弱性">
<dsa 2007 1271 openafs "リモートからの特権上昇">
<dsa 2007 1272 tcpdump "サービス拒否">
<dsa 2007 1273 nas "リモートから攻撃可能な複数の脆弱性">
<dsa 2007 1274 file "任意のコードを実行">
<dsa 2007 1275 zope2.7 "クロスサイトスクリプティング (XSS) 脆弱性">
<dsa 2007 1276 krb5 "複数の脆弱性">
<dsa 2007 1277 xmms "任意のコードを実行">
<dsa 2007 1278 man-db "任意のコードを実行">
</table>
<p>
更新を受け入れられたパッケージと受け入れを拒否されたパッケージについて、
根拠も含めた完全なリストがこのリビジョンについての準備のページ上にあります:</p>
<div class="center">
<url "http://release.debian.org/stable/3.1/3.1r6/">
</div>
<h2>URL</h2>
<p>今回のリリースにて変更が加わったパッケージの完全なリスト:</p>
<div class="center">
<url "http://ftp.debian.org/debian/dists/sarge/ChangeLog">
</div>
<p>現在の安定版ディストリビューション:</p>
<div class="center">
<url "http://ftp.debian.org/debian/dists/stable/">
</div>
<p>安定版ディストリビューションへの更新提案中のパッケージ (Proposed updates):</p>
<div class="center">
<url "http://ftp.debian.org/debian/dists/proposed-updates/">
</div>
<p>安定版ディストリビューションの情報 (リリースノート、正誤表など):</p>
<div class="center">
<a
href="$(HOME)/releases/stable/">http://www.debian.org/releases/stable/</a>
</div>
<p>セキュリティ関連のアナウンスと情報について:</p>
<div class="center">
<a href="$(HOME)/security/">http://security.debian.org/</a>
</div>
<h2>Debian について</h2>
<p>
Debian Project は、完全にフリーなオペレーティングシステム Debian GNU/Linux
をボランティアで時間と労力を割いて開発しているフリーソフトウェア開発者の団体です。</p>
<h2>連絡先について</h2>
<p>
より詳細な情報については、Debian のウェブページ <a
href="$(HOME)/">http://www.debian.org/</a> を訪れるか、<press@debian.org>
宛にメールする、もしくは <debian-release@lists.debian.org>
から安定版リリースチームに問い合わせを行ってください。</p>