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Debian JP master SVN www commits (rev.1439)



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Repository: /org/svn.debian.or.jp/repos
  Revision: 1439
  Commiter: henrich
      Date: 2013-04-15 17:20:53 +0900 (月, 15  4月 2013)
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Log:

update for backport was intergrated to main archive


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Changed:

U   www/trunk/src/community/push-mirror.tt2

Modified: www/trunk/src/community/push-mirror.tt2
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--- www/trunk/src/community/push-mirror.tt2	2013-04-08 08:46:35 UTC (rev 1438)
+++ www/trunk/src/community/push-mirror.tt2	2013-04-15 08:20:53 UTC (rev 1439)
@@ -8,10 +8,10 @@
 <pre>
 deb http://ftp.jp.debian.org/debian/ [% stable_codename %] main contrib non-free
 deb http://ftp.jp.debian.org/debian/ [% stable_codename %]-updates main contrib
-deb http://ftp.jp.debian.org/debian-backports/ [% stable_codename %]-backports main contrib non-free
+deb http://ftp.jp.debian.org/debian/ [% stable_codename %]-backports main contrib non-free
 #deb-src http://ftp.jp.debian.org/debian/ [% stable_codename %] main contrib non-free
 #deb-src http://ftp.jp.debian.org/debian/ [% stable_codename %]-updates main contrib
-#deb-src http://ftp.jp.debian.org/debian-backports/ [% stable_codename %]-backports main contrib non-free
+#deb-src http://ftp.jp.debian.org/debian/ [% stable_codename %]-backports main contrib non-free
 </pre>
 
 <p>または</p>
@@ -37,8 +37,8 @@
 <ul>
 <li>Debian のフルミラーであること。 つまり、ftp.debian.org で公開されているものと同様に、すべてのアーキテクチャ、膨大なすべてのファイルを格納する必要があります。</li>
 <li>push ミラーであること。詳細は後述しますが、上流ミラーが更新を完了したタイミングでシグナルを送り、それを受けてミラーを行うようにします。こうすることで、上流がまだ更新中なのにミラーを行って APT の整合性を壊した状態にしてしまったり、上流のハードウェアクラッシュを受けて一緒にミラーを失ってしまったりといった事態を回避しやすくなります。</li>
-<li>Debian のミラーは HTTP (Web サーバ) で提供されており、Web ブラウザから見て /debian ディレクトリおよび /debian-backports の下にあること。エイリアスや rewrite モジュールなどを使ってもかまいません。ただし、HTTP リダイレクトヘッダは APT ツールが対応していないので利用できません。</li>
-<li>cdn.debian.net への加盟には不要ですが、ftp.jp.debian.org に加盟するには、FTP サービス (/debian および /debian-backports として見えること。シンボリックリンクの使用も可能) および rsync サービス (::debian および ::debian-backports として見えることとして見えること) を提供する必要があります。</li>
+<li>Debian のミラーは HTTP (Web サーバ) で提供されており、Web ブラウザから見て /debian ディレクトリの下にあること。エイリアスや rewrite モジュールなどを使ってもかまいません。ただし、HTTP リダイレクトヘッダは APT ツールが対応していないので利用できません。</li>
+<li>cdn.debian.net への加盟には不要ですが、ftp.jp.debian.org に加盟するには、FTP サービス (/debian として見えること。シンボリックリンクの使用も可能) および rsync サービス (::debian として見えること) を提供する必要があります。</li>
 </ul>
 
 <p>
@@ -46,7 +46,7 @@
 </p>
 
 <ul>
-<li><strong>大容量ディスク:</strong> ミラーをするために何よりも必要なのは、大きなディスクです。現時点 (2012年12月) で<a href="http://www.debian.org/mirror/size";>フルミラーには 630GB 程度、backportsには 50GB を消費しており</a>、将来見込まれる増加を前提とすると最低でも 1TB 以上のクラスのディスク容量が必要になります。ミラーするアーテキクチャを絞ればディスクの消費は抑えられますが、本ドキュメントでは CDN の一員とするための条件であるフルミラーを行うものとします。RAID は必須ではありませんが、ディスク障害によってミラーが消失すると、復旧に時間がかかることになります。</li>
+<li><strong>大容量ディスク:</strong> ミラーをするために何よりも必要なのは、大きなディスクです。現時点 (2012年12月) で<a href="http://www.debian.org/mirror/size";>フルミラーには 680GB 程度を消費しており</a>、将来見込まれる増加を前提とすると最低でも 1TB 以上のクラスのディスク容量が必要になります。ミラーするアーテキクチャを絞ればディスクの消費は抑えられますが、本ドキュメントでは CDN の一員とするための条件であるフルミラーを行うものとします。RAID は必須ではありませんが、ディスク障害によってミラーが消失すると、復旧に時間がかかることになります。</li>
 <li><strong>安定した広帯域ネットワークと堅固なハードウェア:</strong> ミラーとなったサーバには、(CDN では分散されるとはいえ) 多数のディスクアクセスおよびネットワークアクセスが発生することになります。特に rsync で上流ミラーに追従する最中は、短時間のうちに多量のアクセスが起こり、高負荷になります。たとえば安価な NAS のようなものではこの負荷に対処しきれず、頻繁なクラッシュが起きる可能性もあります。<a href="../project/organization.html#admin">管理チーム</a>では、x86 アーキテクチャのように十分に枯れたものを推奨しています。</li>
 <li><strong>Unix OS:</strong> 基本的には、rsync と Web サーバ (ftp.jp.debian.org に加盟するには FTP サーバも) が動作すれば OS は特に問いません (実際、Debian GNU/Linux を使っていない Debian ミラーもいくつかあります)。でも、Debian ならきっと簡単ですよ :)</li>
 <li><strong>十分な実メモリ:</strong> rsync および Web サーバ (通常は Apache) は、実メモリを多量に消費します。<a href="../project/organization.html#admin">管理チーム</a>の経験では、最低でも 512MB、できれば 1GB 以上のメモリを塔載しているのが望ましいと思われます。</li>
@@ -85,18 +85,7 @@
 <li>上流からミラーがうまくできたことを確認したら一段落です。Web サーバ経由で http://サーバ名/debian/ でミラーを参照できる (つまり、http://サーバ名/debian/dists/stable のように参照できる) ようにしておきましょう。</li>
 </ol>
 
-<p>debian-backports ミラーも同様に構成します。</p>
 
-<ol>
-<li>etc/ftpsync.conf.sample を etc/ftpsync-backports.conf としてコピーし、必要な箇所のコメント記号#を外して編集します。<ul>
- <li>TO: たとえば /var/www/debian-backports</li>
- <li>RSYNC_PATH: 通常は「debian-backports」</li>
- <li>RSYNC_HOST: たとえば ftp.jaist.ac.jp</li>
- <li>LOGDIR: たとえば /home/andy/logs</li>
-</ul>
-</li>
-<li>ftpsync にオプションを付けて、「~/bin/ftpsync sync:archive:backports」と実行します。LOGDIR で指定したディレクトリにログ rsync-ftpsync-backports.log が書き込まれます。</li>
-</ol>
 <h3>push ミラー化する</h3>
 
 <p>前述の方法で上流からミラーを引っ張ってくる (pull) ことはできるようになりましたが、いつ上流の更新のミラーを行うかという問題があります。だいたいのアタリを付けて cron で定期的に実行するという方法もありますが、上流で何か不具合があったときにはその影響を被ってしまいます。push ミラーは、上流が自身のミラーの完了後に下流に向けてシグナルを送り (push)、これを受けて初めて下流がミラーを開始するというものです (下図を参照)。
@@ -109,20 +98,19 @@
 </p>
 <pre>
 no-port-forwarding,no-X11-forwarding,no-agent-forwarding,no-pty,command="/home/ftpadm/bin/ftpsync &amp;" ssh-rsa AB12....2vIg== ftpadm&#64;ftp.debian.or.jp
-no-port-forwarding,no-X11-forwarding,no-agent-forwarding,no-pty,command="/home/ftpadm/bin/ftpsync sync:archive:backports &amp;" ssh-rsa EF34....4zBc== ftpadm&#64;ftp.debian.or.jp-backports
 </pre>
 <p>上流からシグナルの送信テストを行い、ミラースクリプトが起動することを確認します。あとは、マスターサーバでの更新が発生するごとに順にシグナルとミラーの波及が行われるようになります。</p>
 
 <h3>push ミラー元の設定</h3>
 
-<p>ちなみにシグナルを送る側は、etc/runmirrors.conf.sample を etc/runmirrors.conf と etc/runmirrors-backports.conf としてコピーし、これを編集します。</p>
+<p>ちなみにシグナルを送る側は、etc/runmirrors.conf.sample を etc/runmirrors.conf としてコピーし、これを編集します。</p>
 
 <ul>
-<li>KEYFILE: 相手に SSH ログインするときに使う秘密鍵ファイル。Debian ミラー (runmirrors.conf) と Debian backports ミラー (runmirrors-backports.conf) では異なる鍵ファイルを指定する必要がある</li>
+<li>KEYFILE: 相手に SSH ログインするときに使う秘密鍵ファイル。複数のミラーを行う場合は異なる鍵ファイルを指定する必要がある</li>
 <li>LOGDIR: ftpsync.conf と合わせる</li>
 </ul>
 
-<p>同様に、etc/runmirrors.mirror.sample を etc/runmirrors.mirror と etc/runmirrors-backports.mirror としてコピーし、ミラーシグナルを送るホストの情報を末尾に指定します。一般的な書式は次のとおりです。</p>
+<p>同様に、etc/runmirrors.mirror.sample を etc/runmirrors.mirror としてコピーし、ミラーシグナルを送るホストの情報を末尾に指定します。一般的な書式は次のとおりです。</p>
 
 <pre>
 all ホスト名またはニックネーム ホスト名 相手ユーザ名
@@ -134,7 +122,7 @@
 all ftp.example.jp ftp.example.jp ftpadm
 </pre>
 
-<p>etc/ftpsync.conf および etc/ftpsync-backports.conf の HUB 行のコメントを取り、「HUB=true」とします。これで、ミラー完了後にシグナルを送るようになりました。手動でシグナル送出を試すには、~/bin/runmirrors および ~/bin/runmirrors backports を実行します。</p>
+<p>etc/ftpsync.conf の HUB 行のコメントを取り、「HUB=true」とします。これで、ミラー完了後にシグナルを送るようになりました。手動でシグナル送出を試すには、~/bin/runmirrors を実行します。</p>
 
 <h3>CDN に加盟する</h3>