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Re: Timeline for potato-jp



佐野@浜松です。

# jp-policy のみに絞ります。

In article <200001090525.OAA08464@ryukyu.ne.jp>,
  at Sun, 09 Jan 2000 14:22:29 +0900,
   on Re: Timeline for potato-jp,
 Hiroshi KISE <fuyuneko@ryukyu.ne.jp> さん writes:

> >  1/2     (Debian)	"No new packages" freeze 
> 
> potatoに入れきれなかったパッケージをpotato-jpに入れ直し…って
> ないのかな?

あるかもしれませんね。

> >  1/15-16 (Debian)	Potato freezes. Woody is created
> > 			RC bugありのpackageをpotatoから削除(→woodyへ)
> >          (Debian JP)	Potato-JP "No new packages" Freezes? 
> 
> フリーズするかどうかはおいといて、
> 
> > 			Woody-JP created
> 
> Woody環境に対応したパッケージを入れるためのWoody-JPは、このタイミングで
> 作るといいと思います。そうすると、フリーズしたほうがわかりやすい?

今までだと「リリース」するために JP freeze を遅らせていたわけですが、
もうリリースしないと決めたのだし、potato もだいたいそれなりの形に
なった (インストーラの日本語対応がこのままだと slink-jp に比べて
ちょっと後退するかもしれないけど) と思うので、「同時フリーズ」で
良いかな、という気がします。

> potato-jp はリリースがないから、フリーズ状態で終わりですよね。
> リリースするなら、以下のようになるのですが、
> 
> unstable	特に制限なし
> freeze		バグ修正のみ、新規パッケージなし
> release(stable)	セキュリティホールなどクリティカルバグ修正のみ
> 
> フリーズで止まると、ずっと修正できる感じがします。
> 
> 1、他のパッケージに影響を与える修正が入ると、不安定な状態の期間ができて、
> あまりよろしくないかとも思います。releaseに対応する、freezeより強い段階が
> 必要なのかな、とも考えたり。
> 
> 2、逆に、リリースしないから、現状に対応させてちょこちょこ変更しても
> いいかな、とも思ったり。

packaging manual 4.2.14. `Distribution' には

     _unstable_
          This distribution value refers to the _developmental_ part of the
          Debian distribution tree.  New packages, new upstream versions of
          packages and bug fixes go into the _unstable_ directory tree.
          Download from this distribution at your own risk.

とあるので、"New packages" も "new upstrem version" も freeze には
入らないですよね。

     _frozen_
          From time to time, (currently, every 3 months) the _unstable_
          distribution enters a state of `code-freeze' in anticipation of
          release as a _stable_ version.  During this period of testing
          (usually 4 weeks) only fixes for existing or newly-discovered
          bugs will be allowed.

「他のパッケージに影響を与える修正」というのは、その (更新された) 
パッケージの bug という扱いになるので、問題無いでしょう。

ちょうど、slink y2k-update で /usr/share/doc/ 以下や /usr/share/man 以下
を使うパッケージを入れてしまった例 (gs) がありますが、これらは更新された
パッケージに関する bug としてレポートされています。

 potato リリースに対応するイベントは、JP には必要無いと思います。
もともと potato リリース (というか、Pure Debian のリリース) に
集中するために JP リリースをやめようという話だったのだから、
 potato freeze, woody creation に対応して potato-jp のフリーズと
 woody-jp の作成をすればそれで良いでしょう。potato がリリースされても、
特に potato-jp や woody-jp について何らかの処置をする必要があるとは
思いません。 potato-jp: frozen, woody-jp: unstable のままで良いと
思います。

 # そういえば freeze のままだと potato-jp-proposed-updates が
 # 不要になる、のかな。

 potato のリリースについては、JP も「当事者」としてそれをお祝いすれば
良いのだと思います。 LC'99 の時にむつみさんとちょっと話をしましたが、
「potato に入っている JP 発のパッケージはもう slink-jp のパッケージ総数を
上回っている」のですよね。「俺達はスゴイことをやってきたんだ」って
胸を張って発表していいはずです。

 cf. http://www.debian.or.jp/events/1999/1217-lc99/ukai-html/mgp00009.jpg

 slink-jp のパッケージ総数: 254
 potato にある JP Project Member がメンテナのパッケージ総数: 262

もともと Debian Package だったのを引き継いだ例とか、slink-jp に
無かったパッケージで potato に入ったものとかもあるので、slink-jp が
全部入ったわけじゃ無いけど、でも改めて考えてみるとスゴイことだよね。

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     # (わたしのおうちは浜松市、「夜のお菓子」で有名さ。)
    <xlj06203@nifty.ne.jp> : Taketoshi Sano (佐野 武俊)