こんにちは。
bookworm の /etc/network/interfaces において次の設定しました。
iface enp3s0 inet6 auto
これにより、IPv6が割り振られたのですが、それが、
2004:2345:3456:4560:2200:33ff:fe44:5566
ところが他からping6しても届きません。ifconfigで確認したところ、IPv6アドレスは上記のとおりでしたが、 mac アドレスは、 24:00:33:44:55:66 となっていました。そこで、autoからstatic固定アドレスに切り替え、 addressを 2004:2345:3456:4560:2400:33ff:fe44:5566 と明示的に指定したら繋がりました。 結局 auto にした場合、22:00:33:44:55:66 のmacアドレスを使うようですが、 実際には 24:00:33:44:55:66 を使わないとだめなようです。 これはなにかの仕様なんでしょうか? trixie へ upgrade 予定ですが、変更時にトラブルと厄介なので、先に解決しておきたいと思いました。 情報があればお願いします。
野村
こんにちは。
MACアドレスをIPv6のEUI-64に変換する際には、先頭から2bit目を反転させる必 要があります。(Ethernetではオクテットの下位ビットから先に送信されるので、 ビッグエンディアン表記では先頭オクテットに02をXORすることになります) ですから、trixieに限らず、どの実装でもそのようなIPv6アドレスが生成される はずです。
またIPv6アドレスからMACアドレスへの対応付けは、ND(ネイバーディスカバリー、 近隣探索)という仕組みを使って行われます。IPv6アドレスのEUI-64部分を抜き 出しているわけではありません。� ですので、pingが通らなかったのはIPv6アドレス生成方法の問題ではありません。 おそらくIPv6のNDキャッシュに古い情報が残っていたためだと思われます。
DebianではNDキャッシュの内容は以下のコマンドで表示できます。 $ ip -6 neigh デバイスenp3s0のNDキャッシュをクリアするには以下のコマンドを実行します。 $ ip neigh flush dev enp3s0
以上、参考になれば幸いです。
On Fri, 29 Aug 2025 14:48:43 +0900 Tomoo Nomura via debian-users debian-users@debian.or.jp wrote:
こんにちは。
bookworm の /etc/network/interfaces において次の設定しました。
iface enp3s0 inet6 auto
これにより、IPv6が割り振られたのですが、それが、
2004:2345:3456:4560:2200:33ff:fe44:5566
ところが他からping6しても届きません。ifconfigで確認したところ、IPv6アドレスは上記のとおりでしたが、 mac アドレスは、 24:00:33:44:55:66 となっていました。そこで、autoからstatic固定アドレスに切り替え、 addressを 2004:2345:3456:4560:2400:33ff:fe44:5566 と明示的に指定したら繋がりました。 結局 auto にした場合、22:00:33:44:55:66 のmacアドレスを使うようですが、 実際には 24:00:33:44:55:66 を使わないとだめなようです。 これはなにかの仕様なんでしょうか? trixie へ upgrade 予定ですが、変更時にトラブルと厄介なので、先に解決しておきたいと思いました。 情報があればお願いします。
野村 -- ************** Nomura Technical Management Office ************** Tomoo Nomura nomura@tmo.co.jp Phone: +81-78-797-0240 Nomura Technical Management Office. http://www.tmo.co.jp/
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MIZUHARA 様
返信有り難うございます。 デバイスキャッシュのクリア初めて知りました。早速実行し、
sams@root:~#ip -6 neigh fe80::xxx:deff:fexx:zzzz dev enp3s0 lladdr 00:a0:de:e7:db:66 router REACHABLE とクリアされたことを確認いたしました。
次に実際のアドレスで説明します。 /etc/network/interfaces に次の設定をしました。 iface enp3s0 inet6 auto
これでrebootすると、 inet6 xxxx:yyyy:zzzz:wwww:9e6b:ggff:fehh:jjjj (xxxx:yyyy:zzzz:wwww:9e6b:ggff:fehh:jjjj) 56 data bytes mac address は、ether 9c:6b:gg:hh:ii:jj txqueuelen 1000 (イーサネット) となっています。 この上記ビットと 02 の XOR をとると 9e となり、 IPv6 アドレス設定に問題はないようです。
しかしながら、外部からping6すると、 PING xxxx:yyyy:zzzz:wwww:9e6b:ggff:fehh:iijj (2001:a5c4:354:3:9e6b:ff:fe18:bff9) 56 data bytes From asdf:sdfg:dfgh::1 icmp_seq=1 Destination unreachable: Address unreachable となり接続できません。
ここで、下記コマンドでIPv6 アドレスを追加します。 ifconfig enp3s0 inet6 add xxxx:yyyy:zzzz:wwww:a06b:ggff:fehh:iijj/64
ここで、新しいアドレスに外部からping6すると file@root:~# ping xxxx:yyyy:zzzz:wwww:a06b:ggff:fehh:iijj PING xxxx:yyyy:zzzz:wwww:a06b:ggff:fehh:iijj(xxxx:yyyy:zzzz:wwww:a06b:ggff:fehh:iijj) 56 data bytes 64 bytes from xxxx:yyyy:zzzz:wwww:a06b:ggff:fehh:iijj: icmp_seq=1 ttl=64 time=0.146 ms 64 bytes from xxxx:yyyy:zzzz:wwww:a06b:ggff:fehh:iijj: icmp_seq=2 ttl=64 time=0.202 ms inet6 xxxx:yyyy:zzzz:wwww:a06b:ggff:fehh:iijj prefixlen 64 scopeid 0x0<global>
という具合に接続できました。 やはり、キャッシュの問題ではないようですね。mac address の上位ビット 9e に 2 プラスして a0 とすれば接続できるようです。
なんかの仕様でしょうか?
野村
On 8/29/25 17:49, MIZUHARA Bun via debian-users wrote:
こんにちは。
MACアドレスをIPv6のEUI-64に変換する際には、先頭から2bit目を反転させる必 要があります。(Ethernetではオクテットの下位ビットから先に送信されるので、 ビッグエンディアン表記では先頭オクテットに02をXORすることになります) ですから、trixieに限らず、どの実装でもそのようなIPv6アドレスが生成される はずです。
またIPv6アドレスからMACアドレスへの対応付けは、ND(ネイバーディスカバリー、 近隣探索)という仕組みを使って行われます。IPv6アドレスのEUI-64部分を抜き 出しているわけではありません。� ですので、pingが通らなかったのはIPv6アドレス生成方法の問題ではありません。 おそらくIPv6のNDキャッシュに古い情報が残っていたためだと思われます。
DebianではNDキャッシュの内容は以下のコマンドで表示できます。 $ ip -6 neigh デバイスenp3s0のNDキャッシュをクリアするには以下のコマンドを実行します。 $ ip neigh flush dev enp3s0
以上、参考になれば幸いです。
On Fri, 29 Aug 2025 14:48:43 +0900 Tomoo Nomura via debian-users debian-users@debian.or.jp wrote:
こんにちは。
bookworm の /etc/network/interfaces において次の設定しました。
iface enp3s0 inet6 auto
これにより、IPv6が割り振られたのですが、それが、
2004:2345:3456:4560:2200:33ff:fe44:5566
ところが他からping6しても届きません。ifconfigで確認したところ、IPv6アドレスは上記のとおりでしたが、 mac アドレスは、 24:00:33:44:55:66 となっていました。そこで、autoからstatic固定アドレスに切り替え、 addressを 2004:2345:3456:4560:2400:33ff:fe44:5566 と明示的に指定したら繋がりました。 結局 auto にした場合、22:00:33:44:55:66 のmacアドレスを使うようですが、 実際には 24:00:33:44:55:66 を使わないとだめなようです。 これはなにかの仕様なんでしょうか? trixie へ upgrade 予定ですが、変更時にトラブルと厄介なので、先に解決しておきたいと思いました。 情報があればお願いします。
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記述が混乱していて状況がよく理解できていないのですが…
イマドキのDebianのネットワーク設定は、クライアントマシンであればNetworkManager、 サーバーであれば/etc/systemd/network/を使うのが標準となっています。 /etc/network/interfaceによる設定も依然としてサポートされているはずですが、 ときどきうまく行かないことがあるようです。野村さんの場合にも、そのような 落とし穴に運悪くはまってしまったのかもしれません。
一般論として、あるホストのネットワーク設定を変更したら、
- まずそのホスト上で正しく設定されていることを確認する - 同一セグメント上の別ホストからpingできることを確認する - ルーターからpingできることを確認する - ルーターに接続された別セグメント上のホストからpingできることを確認する
などと、段階を踏んで確認して行くのが問題を切り分ける上で有効だと思います。
あと、ifconfigはだいぶ前から非推奨になっていますので、ipを使ってください。
下記URLが参考になると思います。 https://www.debian.org/doc/manuals/debian-reference/ch05.ja.html
On Sat, 30 Aug 2025 23:55:06 +0900 Tomoo Nomura via debian-users debian-users@debian.or.jp wrote:
MIZUHARA 様
返信有り難うございます。 デバイスキャッシュのクリア初めて知りました。早速実行し、
sams@root:~#ip -6 neigh fe80::xxx:deff:fexx:zzzz dev enp3s0 lladdr 00:a0:de:e7:db:66 router REACHABLE とクリアされたことを確認いたしました。
次に実際のアドレスで説明します。 /etc/network/interfaces に次の設定をしました。 iface enp3s0 inet6 auto
これでrebootすると、 inet6 xxxx:yyyy:zzzz:wwww:9e6b:ggff:fehh:jjjj (xxxx:yyyy:zzzz:wwww:9e6b:ggff:fehh:jjjj) 56 data bytes mac address は、ether 9c:6b:gg:hh:ii:jj txqueuelen 1000 (イーサネット) となっています。 この上記ビットと 02 の XOR をとると 9e となり、 IPv6 アドレス設定に問題はないようです。
しかしながら、外部からping6すると、 PING xxxx:yyyy:zzzz:wwww:9e6b:ggff:fehh:iijj (2001:a5c4:354:3:9e6b:ff:fe18:bff9) 56 data bytes From asdf:sdfg:dfgh::1 icmp_seq=1 Destination unreachable: Address unreachable となり接続できません。
ここで、下記コマンドでIPv6 アドレスを追加します。 ifconfig enp3s0 inet6 add xxxx:yyyy:zzzz:wwww:a06b:ggff:fehh:iijj/64
ここで、新しいアドレスに外部からping6すると file@root:~# ping xxxx:yyyy:zzzz:wwww:a06b:ggff:fehh:iijj PING xxxx:yyyy:zzzz:wwww:a06b:ggff:fehh:iijj(xxxx:yyyy:zzzz:wwww:a06b:ggff:fehh:iijj) 56 data bytes 64 bytes from xxxx:yyyy:zzzz:wwww:a06b:ggff:fehh:iijj: icmp_seq=1 ttl=64 time=0.146 ms 64 bytes from xxxx:yyyy:zzzz:wwww:a06b:ggff:fehh:iijj: icmp_seq=2 ttl=64 time=0.202 ms inet6 xxxx:yyyy:zzzz:wwww:a06b:ggff:fehh:iijj prefixlen 64 scopeid 0x0<global>
という具合に接続できました。 やはり、キャッシュの問題ではないようですね。mac address の上位ビット 9e に 2 プラスして a0 とすれば接続できるようです。
なんかの仕様でしょうか?
野村
On 8/29/25 17:49, MIZUHARA Bun via debian-users wrote:
こんにちは。
MACアドレスをIPv6のEUI-64に変換する際には、先頭から2bit目を反転させる必 要があります。(Ethernetではオクテットの下位ビットから先に送信されるので、 ビッグエンディアン表記では先頭オクテットに02をXORすることになります) ですから、trixieに限らず、どの実装でもそのようなIPv6アドレスが生成される はずです。
またIPv6アドレスからMACアドレスへの対応付けは、ND(ネイバーディスカバリー、 近隣探索)という仕組みを使って行われます。IPv6アドレスのEUI-64部分を抜き 出しているわけではありません。� ですので、pingが通らなかったのはIPv6アドレス生成方法の問題ではありません。 おそらくIPv6のNDキャッシュに古い情報が残っていたためだと思われます。
DebianではNDキャッシュの内容は以下のコマンドで表示できます。 $ ip -6 neigh デバイスenp3s0のNDキャッシュをクリアするには以下のコマンドを実行します。 $ ip neigh flush dev enp3s0
以上、参考になれば幸いです。
On Fri, 29 Aug 2025 14:48:43 +0900 Tomoo Nomura via debian-users debian-users@debian.or.jp wrote:
こんにちは。
bookworm の /etc/network/interfaces において次の設定しました。
iface enp3s0 inet6 auto
これにより、IPv6が割り振られたのですが、それが、
2004:2345:3456:4560:2200:33ff:fe44:5566
ところが他からping6しても届きません。ifconfigで確認したところ、IPv6アドレスは上記のとおりでしたが、 mac アドレスは、 24:00:33:44:55:66 となっていました。そこで、autoからstatic固定アドレスに切り替え、 addressを 2004:2345:3456:4560:2400:33ff:fe44:5566 と明示的に指定したら繋がりました。 結局 auto にした場合、22:00:33:44:55:66 のmacアドレスを使うようですが、 実際には 24:00:33:44:55:66 を使わないとだめなようです。 これはなにかの仕様なんでしょうか? trixie へ upgrade 予定ですが、変更時にトラブルと厄介なので、先に解決しておきたいと思いました。 情報があればお願いします。
野村 -- ************** Nomura Technical Management Office ************** Tomoo Nomura nomura@tmo.co.jp Phone: +81-78-797-0240 Nomura Technical Management Office. http://www.tmo.co.jp/
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MIZUHARA さま
丁重なアドバイスありがとうございます。 ご指摘の通り、起動をsystemdに変更し、ネットワーク設定を改めて確認いたしました。 しかしながら、現象は同じで、ip addr で確認すると、
inet6 xxxx:yyyy:zzzz:wwww:9e6b:ggff:fehh:jjjj (xxxx:yyyy:zzzz:wwww:9e6b:ggff:fehh:jjjj) 56 data bytes mac address は、ether 9c:6b:gg:hh:ii:jj txqueuelen 1000 (イーサネット)
となり、やはりIPv6アドレスの設定には問題ないようでした。 しかしながら、pingを打つと下記のように繋がりません。
PING xxxx:yyyy:zzzz:wwww:9e6b:ggff:fehh:iijj (2001:a5c4:354:3:9e6b:ff:fe18:bff9) 56 data bytes From asdf:sdfg:dfgh::1 icmp_seq=1 Destination unreachable: Address unreachable
ここで、アドレス上位ビットに02を加えたアドレスを設定しました。
ifconfig enp3s0 inet6 add xxxx:yyyy:zzzz:wwww:a06b:ggff:fehh:iijj/64
これに対してpingを実行すると、 # ping xxxx:yyyy:zzzz:wwww:a06b:ggff:fehh:iijj PING xxxx:yyyy:zzzz:wwww:a06b:ggff:fehh:iijj(xxxx:yyyy:zzzz:wwww:a06b:ggff:fehh:iijj) 56 data bytes 64 bytes from xxxx:yyyy:zzzz:wwww:a06b:ggff:fehh:iijj: icmp_seq=1 ttl=64 time=0.146 ms 64 bytes from xxxx:yyyy:zzzz:wwww:a06b:ggff:fehh:iijj: icmp_seq=2 ttl=64 time=0.202 ms inet6 xxxx:yyyy:zzzz:wwww:a06b:ggff:fehh:iijj prefixlen 64 scopeid 0x0<global>
このように繋がります。 どうも、ネットワークチップの問題のようです。オンボードNICですので、M/Bは JGINYUE B550 という中華製です。これが問題だと思うのですが、同じもので若干型番の違う JGINYUE AMD B550 am4 mini では問題は発生していません。 中華製なので追求は難しいと思い、static 設定で利用することにし、これ以上の解明は諦めました。
サポートありがとうございました。
野村
On 8/31/25 03:22, MIZUHARA Bun via debian-users wrote:
記述が混乱していて状況がよく理解できていないのですが…
イマドキのDebianのネットワーク設定は、クライアントマシンであればNetworkManager、 サーバーであれば/etc/systemd/network/を使うのが標準となっています。 /etc/network/interfaceによる設定も依然としてサポートされているはずですが、 ときどきうまく行かないことがあるようです。野村さんの場合にも、そのような 落とし穴に運悪くはまってしまったのかもしれません。
一般論として、あるホストのネットワーク設定を変更したら、
- まずそのホスト上で正しく設定されていることを確認する
- 同一セグメント上の別ホストからpingできることを確認する
- ルーターからpingできることを確認する
- ルーターに接続された別セグメント上のホストからpingできることを確認する
などと、段階を踏んで確認して行くのが問題を切り分ける上で有効だと思います。
あと、ifconfigはだいぶ前から非推奨になっていますので、ipを使ってください。
下記URLが参考になると思います。 https://www.debian.org/doc/manuals/debian-reference/ch05.ja.html
On Sat, 30 Aug 2025 23:55:06 +0900 Tomoo Nomura via debian-users debian-users@debian.or.jp wrote:
MIZUHARA 様
返信有り難うございます。 デバイスキャッシュのクリア初めて知りました。早速実行し、
sams@root:~#ip -6 neigh fe80::xxx:deff:fexx:zzzz dev enp3s0 lladdr 00:a0:de:e7:db:66 router REACHABLE とクリアされたことを確認いたしました。
次に実際のアドレスで説明します。 /etc/network/interfaces に次の設定をしました。 iface enp3s0 inet6 auto
これでrebootすると、 inet6 xxxx:yyyy:zzzz:wwww:9e6b:ggff:fehh:jjjj (xxxx:yyyy:zzzz:wwww:9e6b:ggff:fehh:jjjj) 56 data bytes mac address は、ether 9c:6b:gg:hh:ii:jj txqueuelen 1000 (イーサネット) となっています。 この上記ビットと 02 の XOR をとると 9e となり、 IPv6 アドレス設定に問題はないようです。
しかしながら、外部からping6すると、 PING xxxx:yyyy:zzzz:wwww:9e6b:ggff:fehh:iijj (2001:a5c4:354:3:9e6b:ff:fe18:bff9) 56 data bytes From asdf:sdfg:dfgh::1 icmp_seq=1 Destination unreachable: Address unreachable となり接続できません。
ここで、下記コマンドでIPv6 アドレスを追加します。 ifconfig enp3s0 inet6 add xxxx:yyyy:zzzz:wwww:a06b:ggff:fehh:iijj/64
ここで、新しいアドレスに外部からping6すると file@root:~# ping xxxx:yyyy:zzzz:wwww:a06b:ggff:fehh:iijj PING xxxx:yyyy:zzzz:wwww:a06b:ggff:fehh:iijj(xxxx:yyyy:zzzz:wwww:a06b:ggff:fehh:iijj) 56 data bytes 64 bytes from xxxx:yyyy:zzzz:wwww:a06b:ggff:fehh:iijj: icmp_seq=1 ttl=64 time=0.146 ms 64 bytes from xxxx:yyyy:zzzz:wwww:a06b:ggff:fehh:iijj: icmp_seq=2 ttl=64 time=0.202 ms inet6 xxxx:yyyy:zzzz:wwww:a06b:ggff:fehh:iijj prefixlen 64 scopeid 0x0<global>
という具合に接続できました。 やはり、キャッシュの問題ではないようですね。mac address の上位ビット 9e に 2 プラスして a0 とすれば接続できるようです。
なんかの仕様でしょうか?
野村
On 8/29/25 17:49, MIZUHARA Bun via debian-users wrote:
こんにちは。
MACアドレスをIPv6のEUI-64に変換する際には、先頭から2bit目を反転させる必 要があります。(Ethernetではオクテットの下位ビットから先に送信されるので、 ビッグエンディアン表記では先頭オクテットに02をXORすることになります) ですから、trixieに限らず、どの実装でもそのようなIPv6アドレスが生成される はずです。
またIPv6アドレスからMACアドレスへの対応付けは、ND(ネイバーディスカバリー、 近隣探索)という仕組みを使って行われます。IPv6アドレスのEUI-64部分を抜き 出しているわけではありません。� ですので、pingが通らなかったのはIPv6アドレス生成方法の問題ではありません。 おそらくIPv6のNDキャッシュに古い情報が残っていたためだと思われます。
DebianではNDキャッシュの内容は以下のコマンドで表示できます。 $ ip -6 neigh デバイスenp3s0のNDキャッシュをクリアするには以下のコマンドを実行します。 $ ip neigh flush dev enp3s0
以上、参考になれば幸いです。
On Fri, 29 Aug 2025 14:48:43 +0900 Tomoo Nomura via debian-users debian-users@debian.or.jp wrote:
こんにちは。
bookworm の /etc/network/interfaces において次の設定しました。
iface enp3s0 inet6 auto
これにより、IPv6が割り振られたのですが、それが、
2004:2345:3456:4560:2200:33ff:fe44:5566
ところが他からping6しても届きません。ifconfigで確認したところ、IPv6アドレスは上記のとおりでしたが、 mac アドレスは、 24:00:33:44:55:66 となっていました。そこで、autoからstatic固定アドレスに切り替え、 addressを 2004:2345:3456:4560:2400:33ff:fe44:5566 と明示的に指定したら繋がりました。 結局 auto にした場合、22:00:33:44:55:66 のmacアドレスを使うようですが、 実際には 24:00:33:44:55:66 を使わないとだめなようです。 これはなにかの仕様なんでしょうか? trixie へ upgrade 予定ですが、変更時にトラブルと厄介なので、先に解決しておきたいと思いました。 情報があればお願いします。
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