安達です Debian GNU/Linux 10 (buster) netinstイメージを使ってインストールし デフォルトのGNOMEデスクトップで使用しています。 ディスプレイドライバの問題があって buster-backportsを加えて使用しています。
さて、問題はbluetoothのスピーカ、ヘットフォンへの切り替えです 「設定」(スパナとドライバーのXアイコン)の[サウンド]では サウンド出力デバイスの選択の欄に 普段はライン出力のみ表示されています。 bluetoothのスピーカやヘットフォンと接続すると デバイスが追加されて、選択すると(または自動で切り替わって) スピーカーなどから音が出るようになります(うまくゆけば)。
ところが、ほとんどの場合、デバイスが追加にならず、使えません。 bluetoothのトングルを一旦引き抜いて再び差し込むと 9割程度GUIにデバイスが追加されて選択できるようになります。 「設定」の[bluetooth]でGUI操作で切断し、再度接続して うまくゆくこともありますが、トングルの方が確実です。
このようなことからbluetoothの問題ではなく デバイスの認識とドライバのロードあたりの問題と考えています。 端末からの操作でも構いません、 トングルを引き抜く代わりになる デバイスの再スキャンとドライバの追加ないし切り替えを 促すコマンド操作がないものでしょうか。
國島です。
私の環境ではgdmが自動起動するPulseAudioを殺すことで同様の問題は解消されました。 詳細な手順は添付のWikiをご覧ください。
BluetoothUser/a2dp - Debian Wiki https://wiki.debian.org/BluetoothUser/a2dp
On 2020/09/28 13:40, adachi junichi wrote:
bluetoothのトングルを一旦引き抜いて再び差し込むと 9割程度GUIにデバイスが追加されて選択できるようになります。
安達です。 情報をありがとうございます。 段階的に試みています。トングルの挿し直しでなく GUIでの再接続でうまくいく確率が上がったようですが、 もう少し様子を見て報告します。
私の環境ではgdmが自動起動するPulseAudioを殺すことで同様の問題は解消されました。
紹介いただいたURLでは /var/lib/gdm3/.config/pulse/client.conf に autospawn = no daemon-binary = /bin/true を追加するよう書いてありました。 Debianのよくある構成で1ユーザー用の設定があるはずと思って 探すと、~/.config/pulse/client.conf があって、中を見るとすでに試みた跡がありました。 すっかり忘れていました。 もう一度有効にしてみると、 設定-サウンド-アプリケーションにあったdispatcherがなくなりましたので これでいいのだと思うのですが、 同様に手こずります。
次は同じURLにあった apt install pulseaudio pulseaudio-module-bluetooth pavucontrol bluez-firmware のうち、まだ入っていない bluez-firmware を追加してみました。 今度rebootしたときに検証します。 とりあえず3日ほど経過してしまいましたので、途中報告まで。
BluetoothUser/a2dp - Debian Wiki https://wiki.debian.org/BluetoothUser/a2dp
安達です しばらく様子をみた結果 効果がなかったという結論になりました。
以下繰り返す部分も生じますが詳しく書きます 教えていただいた元の情報はここです
BluetoothUser/a2dp - Debian Wiki https://wiki.debian.org/BluetoothUser/a2dp
手順を記述された順に示すと、入れるべきパッケージは (1)pulseaudio (2)pulseaudio-module-bluetooth (3)pavucontrol (4)bluez-firmware busterでは(1)(2)は自動で入ったと思います。 (3)は後で追加ましたがbluetoothの接続ができても ドライバがロードされなければ追加デバイスを選択することはできません。 (4)は今回追加しましたが、効果はありませんでした 調べてみるとこれはBroadcom BCM203x chipsetベースの もので、私の使っているドングルはCambridgeSiliconRadioの ものなので合致ませんから影響はないでしょう。
デスクトップ環境はGNOMEで gnome-bluetooth package が入っており これでコントロールしています。
次の手順は /var/lib/gdm3/.config/pulse/client.conf に autospawn = no daemon-binary = /bin/true を追加するもの。 ~/.config/pulse/client.confに追加しても speech-dispatcherがなくなるのでこれでもいいと思ったのですが 効果はなく 指定通り/var/lib...にも入れてみました しばらく使ってみましたが、 これも効果なしです。
結局client.conf は元に戻し、 speech-dispatcherが出ている状態で使っています。 ほとんど元に戻った状態ですが、 うまくいくこともあるようになってきました。
bluetoothの接続ははじめから問題なしです。 bluetoothへの接続後にUSB機器としてスピーカーや ヘットフォンが追加されたことを認識して 適切なドライバをロードするという仕組みらしいのですが、 その部分になにか問題があるようです。 ダメなときはGUIで接続を一旦切ったり ドングルを一旦抜いて挿し直すと直ることがあります。 4,5回やってもダメなときは諦めてライン出力のイヤフォンを使います。
引き続き ドングルを引き抜く代わりになる デバイスの再スキャンとドライバの追加ないし切り替えを 促すようなコマンド操作を探しています