安達です。 YOzFont は手書き風の日本語フォントです。 fonts-yozvox-yozfontパッケージでたくさんのフォントが入ります。 Debian13(Trixie)でインストールすると、 GNOMEのフォントや、GIMPのフォント一覧で文字化けが起こります。 例1:軽いところでは、YOzAb 䉯汤 (メールで正しく送れるか不明ですが U+426f,U+6c64 の文字です。竹かんむりに賢、さんずいの陽の簡体字です) 例2:重たいところでは、奏穓倹ぢ などです。 (JISに含まれる字の多いのを選びました。2つ目の字は禾に異です。) U+594f, U+7a53, U+5039, U+3062 と4文字並んでいます いろいろ調べた所、 例1:はU+426f,U+6c64をU+0042,U+006f,U+006c,U+0064 と解釈すれば (要するにASCIIですが)Boldとなります。 例2:は同様にすれば、 YOzSP90b と解釈でき、ファイル名でいうと YOzBSP90.ttf に 当たるフォントのようです。 もともと、YOzSP90bだけではどんなフォントかよくわからないものでしたが、 今回のはもっと手がかりがなくて困ります。 名前が問題なだけで、フォントとしては使えます。
野方です。
自分が報告してたこれですかね?
#1098401 - fontconfig: Japanese font names are garbled. The font cannot be used - Debian Bug report logs: https://bugs.debian.org/cgi-bin/bugreport.cgi?bug=1098401
fontconfigの2.15.0からバグってました。 それ以上調べてないので誰か調べてもらえるとありがたいです。
2025年12月8日(月) 13:38 Adachi Junichi via debian-users debian-users@debian.or.jp:
安達です。 YOzFont は手書き風の日本語フォントです。 fonts-yozvox-yozfontパッケージでたくさんのフォントが入ります。 Debian13(Trixie)でインストールすると、 GNOMEのフォントや、GIMPのフォント一覧で文字化けが起こります。 例1:軽いところでは、YOzAb 䉯汤 (メールで正しく送れるか不明ですが U+426f,U+6c64 の文字です。竹かんむりに賢、さんずいの陽の簡体字です) 例2:重たいところでは、奏穓倹ぢ などです。 (JISに含まれる字の多いのを選びました。2つ目の字は禾に異です。) U+594f, U+7a53, U+5039, U+3062 と4文字並んでいます いろいろ調べた所、 例1:はU+426f,U+6c64をU+0042,U+006f,U+006c,U+0064 と解釈すれば (要するにASCIIですが)Boldとなります。 例2:は同様にすれば、 YOzSP90b と解釈でき、ファイル名でいうと YOzBSP90.ttf に 当たるフォントのようです。 もともと、YOzSP90bだけではどんなフォントかよくわからないものでしたが、 今回のはもっと手がかりがなくて困ります。 名前が問題なだけで、フォントとしては使えます。
-- 安達 順一 jomon@dabiyone.com https://dabiyone.com/ http://www.seiai.ed.jp/sys/text/index.html
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安達です。 返信をありがとうございました。
On 2025/12/09 0:07, Jun Nogata via debian-users wrote:
自分が報告してたこれですかね?
#1098401 - fontconfig: Japanese font names are garbled. The font cannot be used - Debian Bug report logs: https://bugs.debian.org/cgi-bin/bugreport.cgi?bug=1098401
フォントは違いますが、症状は同じ様子です。 私もLibreofficeでフォント選択をしてみました。こちらも同様 (ヱョポビドタ語は出てきませんが)
fontconfigの2.15.0からバグってました。
フォントの名前の書き込み方を疑っていたのですが、 fontconfigなのかもしれませんね。 fontconfigのようなソフトウェアが介在すると気がついていませんでした。 fc-list を使ってみましたら、
....yozvox-yozfont/YOzBSP90.ttf: 奏穓倹ぢ,YOzSP90b:style=䉯汤,Bold
などと出てきます。日本語表記の部分をミスっているだけで 併存している英語表記は読めているという状態な気がします。 おなじグループのフォントでも
....yozvox-yozfont/YOzRSP90.ttf: YOzSP90:style=Regular
のように文字化けしないものもありますが、こちらは日本語表記が 入っていないのかもしれません。
file コマンドでフォントファイルを調べると最後に name offset 0x98c26c などと出てくるので、hd して内部を見るとそれらしいものを 見つけられますが、ttfのフォーマットを勉強する必要があるので ちょっと止まっていました。文字コード指定もするようです。 でも、fontconfigの間違いなら、もっと手出しできないかな。
異なるフォントで同様な症状がみられるわけですが、 フォントを構成(名前をつけてパッケージするなど)する 時に同じソフトウェアを使っている可能性もあるので それと、fontconfigの依拠する文字コードの使用の解釈や許容度の変更が 合わなくなったという可能性もあるという気がします。
ttfのフォーマットを少し勉強して調べています 中間報告です。 file コマンドでフォントファイルを調べると最後に name offset 0x98c26c と出てきますが、ここにnameテーブルがあります。 このテーブルには platformID, encodingID, languageID, nameID, length, offset と6項目が各2バイトでならび、それが繰り返します。 最初の3項目はほぼ、次の組み合わせのどれかです。 Mac, Roman, English Mac, Japanese, Japanese Win, UnicodeBMP,English Win, UnicodeBMP,Japanese nameIDはファミリー名, 一意の識別子, フルネーム, バージョン, 著作権 などの項目で、 length, offset でどこに記述されて長さがどれだけか がわかります。 length, offsetを同じにして、ファミリー名も一意の識別子も フルネームも同じにする例もあります。 問題は文字列のencodingですが、 Mac, Romanは ASCIIですが、Mac, Japanese は はっきりした記述がみつからない。時代的にはShift_JISだろうと 思います。UnicodeBMPは2バイトのみのunicodeです。 実際に見たフォントはすべて Mac, Japanese と指定したも 所にASCIIで書かれています。Shift_JIS は英数部分はASCIIです から見分けは付きません。どちらにしても、記述は間違っていない。 文字化けは、このASCII部分をUnicodeBMPで解釈することで 起こっています。 日本語の文字コードの解釈で問題が起こるのではなく 「ASCIIで書いておけば問題ないでしょ」と思っていたところで 化けているというのが意外です。 ということなので原因は書いた側ではなく読む側です。 Shift_JIS(あるいはASCII)で書かれたところもUnicodeBMPで読む という乱暴なことをしています。 Win, UnicodeBMP,Japanese でも書いてあるのに Mac, Japanese, Japanese をUnicodeBMPで読むのか?
fc-listコマンドを覚えましたら、 YOzBS_90i.ttf: 奏穓㤰扩,YOzS90bi:style=䉯汤,Bold だけでなく ipagp.ttf: IPA Pゴシック,IPAPGothic,䥐䅐䝯瑨楣:style=Regular も化けます。 kouzan-mouhitsu-gyosho.ttf: 衡山毛筆フォント行書,KouzanBrushFontGyousyo,䭯畺慮䉲畳框潮瑇祯畳祯:style=Regular も化けます。 複数の名前を読むときに、どこを読んでいるのか 今のところ解明できていません。
吉田です。 横からすみません。 LibreOffice Askからここに来ました。
Ubuntu24.04, Debian 13, OpenSUSE (fontconfig 2.16)で確認しました。
fontconfigで検索したら https://gitlab.freedesktop.org/fontconfig/fontconfig/-/issues/479 パッチがあてられているようなんですが https://gitlab.freedesktop.org/fontconfig/fontconfig/-/merge_requests/429/di...
これをDebianへ適用するにはどうしたらよいのでしょうか? -- 吉田 三郎(Saburo Yoshida) - mail:yosi3260+deb@gmail.com
佐々木です.
これをDebianへ適用するにはどうしたらよいのでしょうか?
unstable にある fontconfig の 2.17 では既に以下の修正が取り込まれていますが, stable である Trxie の fontconfig 2.15 へ修正を取り込むのは, security fix ではないので難しそうです.
unstable から testing への移行を待って, Trixie 向けの backports の作成を行なう/依頼して, これを利用することになるかと.
On Sun, 11 Jan 2026 18:06:31 +0900, Saburo Yoshida via debian-users debian-users@debian.or.jp wrote:
吉田です。 横からすみません。 LibreOffice Askからここに来ました。
Ubuntu24.04, Debian 13, OpenSUSE (fontconfig 2.16)で確認しました。
fontconfigで検索したら https://gitlab.freedesktop.org/fontconfig/fontconfig/-/issues/479 パッチがあてられているようなんですが https://gitlab.freedesktop.org/fontconfig/fontconfig/-/merge_requests/429/di...
これをDebianへ適用するにはどうしたらよいのでしょうか?
-- Youhei SASAKI uwabami@gfd-dennou.org uwabami@debian.or.jp GPG fingerprint: 4096/RSA: 66A4 EA70 4FE2 4055 8D6A C2E6 9394 F354 891D 7E07
fontconfigで検索したら https://gitlab.freedesktop.org/fontconfig/fontconfig/-/issues/479 パッチがあてられているようなんですが https://gitlab.freedesktop.org/fontconfig/fontconfig/-/merge_requests/429/di...
よく見つけていただきました。ありがとうございます。
よく読むと 報告した Dominik Röttsches さんが ローカルの SJIS デコーダーを用意するか、(変換に失敗した)文字列をスキップ してデバッグ警告を出力するかを提案したのですが、 対応した Akira TAGOH さんは 基本的にはフォントの問題です。 名前テーブルに正しいエンコーディングIDを設定する必要があります。 と答えて(つまりはフォントの記述に問題があるとして) 後者の提案(つまりスキップして警告を出す)を採用し、 フォールバックは削除するといいます。 Dominik Röttsches さんはもう一度 今回のケースでは、Cosimoと私がフォントを確認したところ、 エンコーディングとバイトシーケンスはOpenType仕様に従って正しいようです。 といいますが、そのままクローズされています。 パッチは、「フォールバックを削除」されているようです。
問題は2つ。 (1)UTF-16BEへのフォールバックを削除するとfontconfigはどのような 結果をかえすのか不明だけれど、OpenType仕様に従ったフォントが正しく 扱われないという問題が残る。 (2)フォント側が正しく作られているのに不具合が生ずるのであれば、 backports を待って解決する問題なのかということ。
私の報告も、 エンコーディングとバイトシーケンスはOpenType仕様に従って正しい のに、UTF-16BEとして扱われて文字化けしているのではないか ということでした。 確認の様子を書きました。 https://dabiyone.com/system/a13bantrix05.html