うちのノートPCをようやく Bullseye にアップグレードしました。
Stretch と Buster のときは、シャットダウンして電源ケーブルを抜いても電源の切れない チップセットがあって(※)ノートPCのバッテリーを消費し続けるため、Debian からは再起動の 操作で抜けて Grub 経由で Windows 10 を起動し、そちらでシャットダウン操作をする必要が ありました --- Windows側でシャットダウンすれば、件のチップセットもバッテリーの電力を 使いに行かず(電源ケーブルを抜くと一瞬だけ動作しますが)素直にパワーオフになるのです。
これが Bullseye にアップグレードしたところ、Debian のシャットダウンで件のチップセットも 素直に電源が切れるようになりました。
こんなところにも手が届くのだなぁとちょっと感動したので報告する次第です。
※ Realtek の RTL8723B か RTL8723BE(← たぶん。詳しくは調べていないけど) WiFi と Bluetooth を1チップに組み込んだやつで、どちらも基地局の機能があるから 電源ケーブルが抜かれてもバッテリーを使って生き延びようとするのは納得できる。 なぜそれに気づいたかというと、うちにはテレビがなくニュースはラジオで聞いていて たまたまノートPCの近くにラジオを持って行ったときに、ものすごい雑音が入ったから。 バンドは AM、アナログセンサーですね。