[Date Prev][Date Next][Thread Prev][Thread Next][Date Index][Thread Index]
[debian-devel:00228] Re: ROOT-JP.BIN, dpkg-jp
吉山@神戸大です。
I received from ukai@xxxxxxxxxxxxx on 11 22 , 1996.
ちょっと長いですがそのまま引用。
+ > というより、CD-ROM 上にインストール用ファイルシステムを用意して、
+ > そこのコマンドやスクリプトを利用できるようになれば、Red Hat に負け
+ > ないぐらい簡単なインストールシステムになります。もちろん、CD-ROM
+ > 上にルートファイルシステムを作ってしまうので、X だろうが netscape
+ > だろうがサイズの限界はほぼありません(その代わり異様に遅くなります
+ > けど。それでも SunOS の1倍速 CD-ROM ドライブよりは DOS/V の方が有
+ > 利)。Solaris2.x のインストールを御存知の方は、それに似たものと理
+ > 解して下さい。
+ > 具体的には、CD-ROM, NFS, HDD 等をマウントする為だけの小規模な
+ > ファイルシステムを Boot + Root ディスクとして1つのフロッピーに
+ > 納めようと思います。CD-ROM や NFS を $MP (mount point) にマウント
+ > できれば、$MP/var と $MP/tmp を RAM disk にして($MP/tmp ->
+ > $MP/var/tmp)、$MP(Mount Point) に chroot すればいいのです。それ
+ > からなら、かなり自由で多機能なインストールシステムが用意できると
+ > 思います。
+
+ なるほど
+ # Solaris 2.x のインストールは知りませんが:-)
+
+ CD-ROM は device が特定できればいいですけど
+ # CD-ROM なら boot: prompt だけでできないかな??
+ # boot: linux root=/dev/scd0 みたいに。
いえ、2つ問題があります。
まず、初心者に /dev/* は分かりづらい事。それと、カーネルには
最小限のドライバ(ファイルシステム、IDE や SCSI HDD, CD-ROM の
ドライバ、その他)を組み込んで、SCSI ホストアダプタ、Ethernet-
card、non-SCSI/IDE CD-ROM ドライブのドライバをモジュールとして
提供するつもりなので、boot パラメータがどうのこうのはやりたく
ないのです。
たとえば
IDE/ATAPI CD-ROM ドライブ .... 1
SCSI CD-ROM .... 2
...
MITSUMI FX001 .... 10
...
なんてメニューであれば、かなり分かりやすいと思います。しかも、
これでドライバやドライブ等、必要な情報が集まってしまう事がほ
とんどです。IDE や SCSIなら auto-detect もできますし。
2つめの問題は、たとえばルートファイルシステムを CD-ROM に
構築した場合、困った事に fstab の書きようがありません。なぜな
ら、どの種類の CD-ROM ドライブにその CD-ROM が入れられるかを
予め知る方法がないからです。ですから、本当に CD-ROM から直接
ブートさせると、fsck で引っかかってしまい、うまくありません。
それで、最低限 CD-ROM がマウントできる所までは Floppy で作業
し、マウントしてから CD-ROM のファイルシステムに chroot すれ
ばいいと思います。
また、このディスクは(上記の機能だけを提供するので)、Slack-
ware, Debian, RedHat など、どの distribution でも使用できる
汎用性を持っています。
本当に、『CD-ROM/NFS/VFAT(等の HDD) のマウントだけ』を考えた
1フロッピーを作るつもりです。
+ NFS だと network interfaceの設定(IP address/netmask/broadcast/..)とかも
+ しなきゃいけないので チト面倒ですね。
+ swapon はまずしておかないといけないような…
うーん。そうですね。
実はパーティション分けは各 distribution の方で勝手にやって
もらおうと考えていたので、それまで Swap はお預けになります。
しかし、今時 8M や 16M のメモリを積んだマシンがほとんどです
ので、 とりあえずは問題ないとふんでいます。
+ > 私のマシンにはそもそも ethernet card が無いので、デバッグでき
+ > ないのです。今度研究室の GATEWAY を使用してデバッグを行ってみます。
+
+ ざっと /Install/dinstall.bilingual を見てみましたが
+ 特に bug ってそうなところは見つかりませんでしたが。
私も昨日探しては見たのですが、分かりませんでした。
多分、/tmp に作った作業用スクリプトに問題があるのでしょう。
+ > + これは kon2.deb に入れておくべき ということでしょうか(?)
+ > KON のデバッグが終った時に、真鍋さんには「サンプルです」と言って
+ > 先の terminfo を送っています。採用して頂けるかどうかは分かりませんが。
+ もしかして kon2 を入れずに (ROOT-JP.BINの kon を使って)やれば
+ よかったのかしら?
今となっては terminfo を書き換えた方がお得と思います。
そもそも、ROOT-JP.BIN の KON はパッケージ化されていませんし。
+ # そういえば kon関係は kon.tar なんか使わなくても Root disk のやつを
+ # copy するのでは駄目なんでしょうか?
実はあれ、Root disk のファイルシステムの容量をケチる為に、ドキュメン
トやフォントローダの一部を抜いてあるのです。(^^;; ですから、そのまま
新システムにインストールするには抵抗があるのです。
---
name : 吉山あきら (Akira Yoshiyama)
e-mail : yosshy@xxxxxxxxxxxxxxxxxxxxx
URL : http://jedi.seg.kobe-u.ac.jp/~yosshy/linux.html