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[debian-devel:01728] Description translation policy
- From: "Katsura S. Yoshio" <shishamo@xxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxx>
- Subject: [debian-devel:01728] Description translation policy
- Date: Wed, 20 Aug 1997 20:56:12 +0900
- X-dispatcher: impost version 0.99i (Apr. 6, 1997)
- X-ml-count: 01728
- X-ml-driver: CMLD (Version 2.5)
- X-ml-name: debian-devel
- Message-id: <19970820205612V.shishamo@xxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxx>
- X-mailer: Mew version 1.69 on Emacs 19.34.1 / Mule 2.3
こんばんは。芳尾です。
鴨志田さんに誘われて、Description の翻訳を担当しております。
自分なりの翻訳の方針をまとめてみましたので、みなさま、
叩いてやって下さい。
base と electronics を訳しまして、自分なりの翻訳の方針を
メモがわりに書いておいたものを、鴨志田さんにお送りしたところ、
よろしければ、debian-devel に投げてほしいと依頼されましたので、
公開するのも恥ずかしいのですが、メモにちょっとした解説をつけま
して、公開させてもらいます。
------ from here -----
Debian Package Description 翻訳の方針
平成9年8月17日(日) K.S.Yoshio
文体について
* Description: 行は、基本的に体言止めとする。
* 本文の文体は、ですます調とする。
* 、。を使用する。
英語から日本語への変換について
* 出来るだけ、日本語らしい日本語にする。
* 名詞は、動詞に翻訳したほうが日本語的である場合、なるべくそうする。
例: You are a fast runner.
これは、英語では、ごく普通の表現である。しかし、
日本語で、「あなたは速い走者です。」とはいわない。
日本語では、「あなたは足が速い」が普通である。
つまり、英語では、文章の主張が名詞に表われるのに対し、
日本語では、動詞で主張する。
* 関係代名詞で長文が連結されている場合、基本的には関係代名詞を訳出して、
2 つまたは3 つの文にする。
英語では、名詞によって、文章の主張する内容が規定される。
従って、関係代名詞を文章の後に、接続することによって、
ほとんど無制限に文章を長くすることが可能である。
これは、日本語として読みにくい。
* 英語で、"aaa, bbb, ccc and ddd" は、日本語では、「aaa と bbb, ccc,
ddd 」と訳す。
例:" SunOs, solaris, HP-UX, FreeBSD and Linux"
「SunOs, solaris, HP-UX, FreeBSD と Linux」
「SunOs と solaris, HP-UX, FreeBSD, Linux」
後者のほうが日本語らしいのではないか。
* if you want to などの人主語構文は、基本的に訳出しない。
日本語では、文章中で人が主語の場合、明示的に示さなくても
十分な場合が多い。同様に、on your Debian System なども
「あなたの Debian システム上で」とは、基本的に訳さない。
------ until here ------
ではでは。
K.S.Yoshio / shishamo@xxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxx
RXM01435@xxxxxxxxxxxxxxxx
yoshio@xxxxxx