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[debian-devel:06726] Re: description status
At Wed, 6 Jan 1999 22:53:09 +0900,
Katsura S. Yoshio <shishamo@xxxxxxxxxxxxxxx> wrote:
> #Cc: debian-devel です。続くようでしたら適切にふってください。ちと長め
> #の引用にしてます。
debian-devel だけにしておきます。
> > 個人的にはやっぱり全部の言語をいれてしまうのってでかくなってイヤな気がする
> > # そのうちのほとんどの言語はほとんどの人にとって無意味だし。母国語+英語程度で
> > # 十分だと思うし
>
> これなんですが、Debian JP Project の目的は Debian を i18n する、という
> とこにあるのですよね。
うーんと、「i18nなフレームワークを作る(で その上でjaにl10nする)」が
適当かと。
> > つーか、Description だけというのも芸がないので
> > manualとかdocumentとかinfoとかmessage catalogとかを
> > localize したパッケージ(か 別のアーカイブ形式でもいいけど)を
> > debパッケージと一緒につかう、もしくは merge して使うように
> > するといいんじゃないかなぁ とか思ってはいます。
> > # でも 実装する暇なし(;_;)
>
> でもこれだけでは localize にしかならない気がしてしまいます。
えーとここで「localizeしたパッケージ」というのは
基本となるパッケージに対して追加する
description, {post,pre}{inst,rm}, manual document, info, message catalog
を localize してまとめたもの
をさしています。
# 「localizeしたデータアーカイブ」というほうがいいかも
で、この「localizeしたデータアーカイブ」というのを複数
(ja, de, fr, it, ko, ....)用意するわけです。もちろん
Debian JP としては ja を作る。
# その他の言語はやはり native な人が作るべきでしょう。
# でも、そのl10nする方法はどの言語でも同じ方法でする。
で、ユーザはその中から好きなのを選んで組合せて使う つまり
基本となるパッケージ + localize したデータアーカイブ(複数可)
というのがよいのではないかと。
# 考えてみると {post,pre}{inst,rm}でどれを選ぶかというのと (←はrootの人)
# man,doc,info,message catalog でどれを選ぶかというのは (←はユーザ)
# 必ずしも一致しないんだなぁ (multi user な system(root!=ユーザ)の場合)
> それとも libwcsmbs のように merge していく方向で i18n するほうが、今後
> の方向性としては望ましい、鵜飼さんはおっしゃってはるのでしょうか?
「libwcsmbs のように」とは?
libwcsmbs のようなものを作って それぞれの言語に対して
wcsmbs-locale-ja, wcsmbs-locale-ko のようなものを作っていく
という意味なら まぁ 望ましい方向ではありますね。
ちなみに libwcsmbs は glibc2.1 までのつなぎでしかありません。
glibc2.1 でちゃんとするのが望ましい方向です。
また、日本語対応というフリーソフトウェアの多くはいいかげんな
日本語パッチというのがほとんどですが、これらも できるだけ
Debianの環境と矛盾なくあわせて使えるようになればよいかも とは思います。
# もちろん、全てちゃんとi18nしていくのがよいのですが。
--
鵜飼文敏