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[debian-devel:10022] Re: do we have to announce? (Re: Re(2): Kansai Esokai)
本田です。
みなさんお暑い中、お元気にしてらっしゃいますか?
Develへ振ります。
From: Taketoshi Sano <xlj06203@xxxxxxxxxxx>
Subject: Re: do we have to announce? (Re: Re(2): Kansai Esokai)
Date: Mon, 9 Aug 1999 09:40:19 +0900
Message-ID: <y5a7ln5q1yg.fsf@xxxxxxxxxxxxxxxxxxxx>
xlj06203> 佐野@浜松です。
xlj06203>
xlj06203> # ここんところ、子供にせがまれて一緒に寝てやっているので、
xlj06203> # 夜の活動時間が減っています。行き違いになっていたら、失礼。
xlj06203>
xlj06203> ## 私信: 無事に帰宅されたようですね。今後ともよろしく (> yosshy)
xlj06203>
xlj06203> In article <19990807103955D.kmuto@xxxxxxxxxxxxx>
xlj06203> Kenshi Muto <kmuto@xxxxxxxxxxxxxxx> さん writes:
xlj06203>
xlj06203> > 関西は行こうと思ってたのですが、諸処の都合で不参加です。ごめんよ〜
xlj06203>
xlj06203> やなぎはらさんや芳尾さんにも一度直接お会いしてみたいのですが、
xlj06203> 8/7,8 と子供のキャンプで都合がつきませんでした。
xlj06203>
xlj06203> # 「晩秋の京都ツアー」とか、企画ありません ? (> hattas)
xlj06203> # 都合がつくかどうかはその時にならないとわからないけど。
xlj06203>
それ、ひとくちのりたいなぁ。。。
xlj06203> > Sat, 7 Aug 1999 03:48:58 +0900, Re(2): Kansai Esokai
xlj06203> > wrote about yosshy@xxxxxxxxxxxxx (<199908061848.DAA09563@xxxxxxxxxxxxx>):
xlj06203> > yosshy> ・JP は独自ディストリビューションやらない発表
xlj06203> > yosshy> ・Dice や でびまる計画発表
xlj06203> > yosshy> (→JP で独自D出来ないから、作りたい奴はプロジェクト立てて
xlj06203> > yosshy> JP から出ていくのかー)
xlj06203> > yosshy> →Debian JP Project は分裂ー
xlj06203> > yosshy>
xlj06203> > yosshy> と思われても仕方ないっすわな。
xlj06203>
xlj06203> うん、「Debian JP Project」として、Dice や Debimaru の行動を
xlj06203> どう評価しているのか、という点についてのアナウンスはあったほうがいい、
xlj06203> という点には同意 (というか、以前から主張しているつもり)
xlj06203>
その視点での評価は準備してから出す方がよいでしょう。
xlj06203> > Diceについての話し合いの中でDebian JPプロジェクトの方向性が見え、Diceに
xlj06203> > せよでびまるにせよ、「お互いDebianプロジェクトへの貢献としてがんばって
xlj06203> > いこうよ」という目で見る気持ちになったと考えていいんでしょうか。
xlj06203>
xlj06203> んで、自分としては、こっちの方向に引っ張っていこうと努力したつもりなんですが、
xlj06203> まだ完全に合意が形成されているという自信は無いです。
xlj06203>
おおすじでは、それでいいと思ってますよ。(少なくとも私は)
xlj06203> > 出したほうがいいかなーと思いつつ出してないですね。
xlj06203> > なんか変な認識をされないうちに声明出したほうがいいですかね。
xlj06203> >
xlj06203> > ・DiceやでびまるはDebian JPプロジェクトとは独立したもの
xlj06203> > ・共にDebian JPプロジェクトのメンバーが参加しているがDebian JPプロジェクト
xlj06203> > として支援をしているわけではない
xlj06203> > ・共に「Debianプロジェクト」にその成果を貢献してくれることを期待する
xlj06203> >
xlj06203> > あたりを押さえたアナウンスにすればいいのかな?
xlj06203>
xlj06203> あと、「Dice や Debimaru に参加している Debian JP メンバーは、従来どおり
xlj06203> Debian JP の果たすべき役割も重視しており、Debian JP Project でのそれぞれの
xlj06203> 活動を今後も継続していく」ということも謳っておいたほうが良いと思います。
xlj06203>
xlj06203> # 「新しい活動を始めたから、古い場所から抜ける」というのが「分裂」という
xlj06203> # 言葉の持つイメージですよね。これを明確に否定するために、「従来どおり、
xlj06203> # 今までの活動も続ける」という言明も必要でしょう。
xlj06203> # 少なくとも、今回の騒動では Dice のメンバーからも Debimaru のメンバー
xlj06203> # からも、「新しいことを始めたから、Debian JP Project からは抜けるよ」と
xlj06203> # いう発言はまったく無かったです。当事者以外が「そんなことできるわけない」
xlj06203> # と決めつけて脱退を迫るような発言をされていましたが、そもそもボランティア
xlj06203> # プロジェクトである以上、「できる・できない」は他人が決めることでは無いはず。
xlj06203> # 私も Debian, Debian JP, Webmasters, JF, LTGP, XFree86, xjman, NLUG, SZLUG,
xlj06203> # (LIMA) と多くの活動に参加していますから、そのすべてに 100% の資源を振り向ける
xlj06203> # ことは不可能ですが、それを理由に他のメンバーから「この活動に 100% 専念できない
xlj06203> # なら、やめるべきだ」と言われたことは、どの場所でも無かったし、もちろん
xlj06203> # Debian JP もそんな狭量なプロジェクトであって欲しくないです。
xlj06203>
そんなこと出来るわけないではなくって、協力できる道というのか、そういうプロセスを
おこす努力がなされていないとでも言っておきましょう。
つまり、自分たちが楽しむことはもちろん大事な要因であるが、ほんのちょっと他者への
おもいやりというか、配慮がなされていれば、あんな乱暴な発表はなかったはずであるというのが
私の根拠です。
その後のICQやいろいろな発言にもこれに関しては全然配慮がなされているとは思えませんでした。
(あ、またぶり返しそうな話だな。ちょっと心配)
xlj06203> > なるべく早いほうが良さそうですから、理事会で協議作成、アナウンス文章
xlj06203> > ドラフトを 1 回 private (またはdoc) で見てもらい、アナウンス、という
xlj06203> > 感じでどうでしょうか。
xlj06203>
xlj06203> 以前の「JP Package リリース中止」(後から考えれば、「中止」という言葉の語感が
xlj06203> 良くなかったと思う。「完了」としておくべきだった) のアナウンスでは、後になって
xlj06203> いろいろと指摘が出てきたので、今回の件について急いで対応することには反対です。
xlj06203>
これには賛成です。文面というのは大事なので特に大きな転機や方針の変化に関することは
じっくり考えてからアナウンスするのがよいでしょう。
xlj06203> この件に関して、まず一番重要なことは、
xlj06203>
xlj06203> 1) 今後、Debian JP Project は何を目的として、どういう活動をしていくのか
xlj06203>
xlj06203> という点について、メンバー全員で議論し、合意を形成することです。
xlj06203>
xlj06203> これについては、議論の場所としての jp-policy ML もできたことだし、そちらで
xlj06203> 議論したいと思います。
xlj06203>
xlj06203> 後でまた jp-policy 宛に別メールを書くつもり (でも子供が遊んでくれとせがむから
xlj06203> しばらく時間がかかるかも) ですが、
xlj06203>
ぜひとも、これははっきりさせたい議論の一つですね。
xlj06203> 従来の「理念」「目的」では、「日本国内での Debian の普及」に役立つことは
xlj06203> 何であれ Debian JP Project の活動としてふさわしいことだ、という感じで
xlj06203> やってきた、と思います。
xlj06203>
そうですね。
xlj06203> その方針に従って、今まで JP Packages の「公式リリース」も行なってきた。
xlj06203> それはたしかに「日本国内での普及」に役に立ちました。その功績は誰も否定できない
xlj06203> はずだと思います。私自身、Laser5 から出版された bo+bo-jp の CD-ROM 付き本の
xlj06203> 案内を見て、「そろそろ手を出してもいいかな」とかなり心を動かされましたし、
xlj06203> # 実際に入手したのは笹山さんのところで在庫処分していた offcial bo のセットと
xlj06203> # bo-jp + hamm-jp (beta) のアーカイブ CD でしたが。
xlj06203> 「一本本」「徹底入門」「今日から」などの hamm-jp official な CD-ROM や
xlj06203> AI-Mook や NetVillage の slink-jp official CD-ROM を利用して Debian の世界に
xlj06203> 入ってきた、という人も debian-users や NetNews, Nifty などを見るとかなりの数に
xlj06203> 達しているように思います。
xlj06203>
xlj06203> しかし、5 月の議論で明確になったように、またやなぎはらさんの会長退任挨拶にも
xlj06203> あったように「このまま進んでいってもしかたない」という共通認識が JP Project の
xlj06203> 中にできあがってきた。それは「Debian JP Project の進むべき道」とは、従来の
xlj06203> 「理念」「目的」とはすこし違うところにあるのではないか、従来の活動をそのまま
xlj06203> 続けていくことが最善の道とはいえなくなってきたのではないか、そういう疑問が
xlj06203> あったからだと思います。
xlj06203>
xlj06203> 「Debian JP Project」としては、そういう意図は無かっただろうと思いますが、
xlj06203> 「Debian JP Package Official Release」というものを、無関係な第 3 者として
xlj06203> 眺めたなら、「Debian から派生したディストリビューションのひとつ」として
xlj06203> 認識されてもおかしくない、と私は思っています。
xlj06203>
それは、まさしくそのとおりなのですけど、Debian JP ProjectをOfficial CD Releaseという
CD配布のみに限定してしまうと、そうでしょう。
しかし、それ以外にも多くの仕事がありますよというのは今までも何度も出てきた議論です。
xlj06203> 芳尾さんが Dice の発表に関して「あれでディストリビューションじゃないってのは、
xlj06203> かなりヘン」という感想を debian-user ML に出されていましたが、あの中の論点の
xlj06203> ほとんどは、そのまま過去、あるいは現在の「Debian JP Packages official Release」
xlj06203> にあてはまるのでは、と感じています。
xlj06203>
だからといって、この論方では根本的な議論のすり替えとおもいますが、どうでしょうか?
しかしこの部分がDiceな方々の根っこの部分にあるのだとは思いますよ。
xlj06203> Debian Project によるコードをベースにしてはいるものの、JP Project による変更
xlj06203> は Debian Project のまったくタッチしていない「独自」のものですし、Debian の
xlj06203> パッケージとして登録されていない「独自」のパッケージもたくさん入っています。
xlj06203> また JP Project では現状 Debian の BTS と直接連携していない「独自」の BTS も
xlj06203> 運用していますし、さらに「独自」のユーザー ML や開発者 ML も運用しています。
xlj06203>
xlj06203> Dice に対して「あれでディストリビューションでないってのは ... 」という議論を
xlj06203> するのと同じ土俵で、hamm-jp / slink-jp についても「あれはディストリビューション
xlj06203> では無かったのか」という考察をする必要もあるだろうと、私は考えています。
xlj06203>
これに関しても、Dice発表の「ディストリビューションではない」という言に対しての
反論としての「あれはディストリビューションでしょ」ということであって、なにもいままで、
releaseしてきたCDがDebianに対してDebian JPが「ディストリビューションではない」と宣言して
議論しているわけではないのでなぜ、ここで、そのことが引用されるのかがわかりません。
ここで、邪推ではありますが、Diceな方達の「ディストリビューションではない」という言葉には
やはりなにかのメリットがあるのではないでしょうか?それがなんなのかはわかりませんが、
xlj06203> 長くなりましたが、
xlj06203>
xlj06203> 1) 今後、Debian JP Project は何を目的として、どういう活動をしていくのか
xlj06203>
xlj06203> これ自体についての自分の考えは、以前この private に書いたことがあるので、
xlj06203> ここでは繰り返しません。もうすこしまとめた形で jp-policy に書こうと考えて
xlj06203> います。 (ただし、時間の余裕をください)
xlj06203>
xlj06203> そして、この 1) を明確に共通認識とできた時点で、はじめて
xlj06203>
これを整理できるのは佐野さんしかいません。よろしくお願いします。
xlj06203> 2) Debian JP Project として、"Project Dice" や「でびまる制作委員会」との
xlj06203> 関係をどうとらえていくのか、役割分担や連携、資源の共用などについて
xlj06203> どう考えていくのか
xlj06203>
xlj06203> # もし JP Project にそれだけの余裕があるのなら、
xlj06203> # (New Server 関係の話を見ると、その点にはかなり疑問がありますが)
xlj06203> # 外部の独立したプロジェクトに対して何らかの支援を行なっていくことも
xlj06203> # 可能でしょう。プロジェクト内部の活動にしか支援ができない、という制約は
xlj06203> # 現行の会則にも特に無いはずだし、自分としては将来制定される新しい会則にも
xlj06203> # 盛り込む考えはありません
xlj06203>
xlj06203> という点について議論できるようになる、と思います。
xlj06203>
xlj06203> まず、「我々自身」がどちらの方向を見て、どういう道を進んでいくのか、
xlj06203> それについて全員が明確に共通認識を持っている必要があると思います。
xlj06203>
xlj06203> Debian Project では "Social Contract" がそれに当たると考えています。
xlj06203> 我々自身の「社会契約」はどういったもので、何を目指しているのか、
xlj06203> その点について jp-policy で議論しましょう。
xlj06203>
xlj06203> > -------------------------------------------
xlj06203> > ところで、現在の一番の私達の課題はJP Mergeです!
xlj06203>
xlj06203> こちらはもう当然すぎるくらい当然の、議論の必要の無い話ですね。
xlj06203>
xlj06203> > develの議論の行方によってはすぐにでもpotatoフリーズする可能性があります
xlj06203> > (来月か再来月くらいだと予想してますが、XFree86 3.3.5しだいかな)。
xlj06203>
私も登録メールは出してますが取り込まれるのはフリーズ後のようです。
xlj06203> user-ja 0.13 は upload 翌日か翌々日くらいにすぐ install されました。
xlj06203> 最近、非常に反応が早いですね。
xlj06203>
xlj06203> # xcalendar-i18n はまだのようだけど。
xlj06203>
xlj06203> > potatoへ登録されたJPパッケージは増えてはいますが、まだ完全には済んで
xlj06203> > いません。まだ持っていかれてないパッケージをメンテナンスされている方は、
xlj06203> > パッケージをDebianプロジェクトに持っていってもよい品質に上げ、現時点の
xlj06203> > Debian プロジェクトオフィシャルメンテナにアピールしてください。
xlj06203>
xlj06203> また devel@JP でリスト出してみたりするほうがいいかな。
xlj06203>
xlj06203> 個人的には、あと 中原さんの jtex 関係とか ng とかが出てくれば、
xlj06203> とりあえずだいたいの用が足りるかな、という気がしてます。
xlj06203>
xlj06203> # 続けるならこの話題は devel@JP へ振ってください。
xlj06203>
xlj06203> --
xlj06203> #わたしのおうちは浜松市、「夜のお菓子」で有名さ。
xlj06203> <xlj06203@xxxxxxxxxxx> : Taketoshi Sano (佐野 武俊)
xlj06203>
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