[Date Prev][Date Next][Thread Prev][Thread Next][Date Index][Thread Index]

[debian-devel:12970] Re: ITP: ce-scroll



佐野@浜松です。

# 念のために直接メールでも送っておきます。フォローは ML only で
# 結構です。

In <yzr66ndh73s.wl@xxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxx>,
  on "Sun, 1 Oct 2000 07:01:44 +0900',
   with "[debian-devel:12961] ITP: ce-scroll",
 Tatsuki Sugiura <sugi@xxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxx> さん wrote:

> はじめまして。杉浦と申します。
> ce-scroll という emacs lisp をパッケージ化してみました。

開発作業への参加、歓迎します :)

> まだまだ全然わかっていないのですが、これからいろいろやって
> みようと思ってはいるので、皆様よろしくお願い致します。

必要とされている作業はいろいろあるので、是非積極的に参加してみてください。

> # 形式これで良いんでしょうか?

えっと以下の copyright ですが、これパッケージの copyright ファイルの
中身ですか ?  だとするとちょっと不足しているような気が。

> >>> copyright <<<
> This program is free software; you can redistribute it and/or modify
> it under the terms of the GNU General Public License as published by
> the Free Software Foundation; either version 2, or (at your option)
> any later version.
> 
> This program is distributed in the hope that it will be useful,
> but WITHOUT ANY WARRANTY; without even the implied warranty of
> MERCHANTABILITY or FITNESS FOR A PARTICULAR PURPOSE.  See the
> GNU General Public License for more details.
> 
> You should have received a copy of the GNU General Public License
> along with your Emacs; if not, write to the Free Software
> Foundation, Inc., 675 Mass Ave, Cambridge, MA 02139, USA.
> Also you can get the GPL from http://www.gnu.org/copyleft/gpl.txt .

woody にある debian-policy 3.2.1.0, 2000-08-24 には、

6.6. Copyright information
--------------------------

     Every package must be accompanied by a verbatim copy of its copyright
     and distribution license in the file
     /usr/share/doc/<package-name>/copyright.  This file must neither be
     compressed nor be a symbolic link.

     In addition, the copyright file must say where the upstream sources
     (if any) were obtained, and should explain briefly what modifications
     were made in the Debian version of the package compared to the
     upstream one.  It should name the original authors of the package and
     the Debian maintainer(s) who were involved with its creation.

     (以下省略)

とあります。現在 JP の doc cvs エリアに置かれている日本語訳では以下のように
書かれています。

6.6 著作権関連情報                                                              
                                                                                
各パッケージには、著作権と配布条件のライセンス文書が元のままの形式で /usr/share 
/doc/<package-name>/copyright に収録されていなければいけません。このファイルは  
圧縮されていたり、シンボリックリンクであったりしてはいけません。 [18]           
                                                                                
また、著作権情報ファイル中には元となった上流のソースをどこから手に入れたかを記  
載しなければなりません。また、元のソースから Debian パッケージを作成するために  
どのような変更を行なったかを簡潔に書いておくべきです。またパッケージの原作者の  
名前とパッケージ作成に関与した Debian メンテナの名前を載せるべきです。          
                                                                                
     (以下省略)


つまり、パッケージの copyright ファイルには「上流のソースの入手場所」および
「原作者の名前」(パッケージの作成者ではなく、パッケージ化されたソフトウェア
の原作者) を記載しておくべきです。

それから、上でポリシーの引用を省略した部分に記載されていますが、パッケージ化
されたソフトウェアが GPL などの /usr/share/common-licenses/ 以下に保管されて
いる標準的なライセンスに従って配布されるものである場合、これらのファイルを
参照するべきであると規定されています。

パッケージ開発の作業を行なう場合、debian-policy および packaging-manual は
一度目を通しておいたほうが良いです。それから maint-guide-ja も是非一度
読んでおきましょう。

ではよろしく :)
-- 
     # (わたしのおうちは浜松市、「夜のお菓子」で有名さ。)
    <kgh12351@xxxxxxxxxxx> : Taketoshi Sano (佐野 武俊)