[debian-devel:13395] Re: xearth の国際化

[Nozomi Ytow <nozomi@xxxxxxxxxxxxxxxxxx>]

> そうなんですか? LC_ALL はあらゆる locale の一時的 override に
> 指定するためのもので LC_ALL が指定されている時は他の LANG および
> LC_* は無視されるべきでは? 勝手に LC_ALL 以外が参照されてしまっては
> 困ると思いますが。

勝手に参照するというか、LC_ALL をハナから無視しては困りますが、
LC_ALL に指定されたもので対処出来ないときにどうするか、というのは
別途考え「てもよい」ことでしょう。そこまで Debian で規定する必要は
もちろんないけれど、smart なアプリケーションが気を効かせる余地は
残しておいて欲しい、だから「いつも必ず」というのはどうかな、と。
LC_ALL が LANG に優先するのは当然だけれども、
常に override することにしてしまうのはちょっと困りそう。


> # あと locale の仕組では LANGに ja,de,en みたいに複数を指定
> # とかいうのもないような… 

LANGS だったかもしれないけれどそういうのありましたよ。
ほほぉ、と感心した記憶があります。GNU だけかもしれない。
LC_* をきちんと用意するなら、LANG 自体にはそういう補助的な
意味だけを持たせるべきだと思う。補助的というのはもちろん
主たるものが他にある場合で、主たるべき LC_* が何も定義されていなければ
もちろん LANG を見て構わない。

実際、複数に優先順位をつけて指定する機構がないと
Unicode な世界では CJK disambiguation できなくて困りますよね。
(厳密には CJK disambiguation は language ではないけれど)