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[debian-devel:14040] Re: test packages of gs and gs-aladdin.
佐野@浜松です。
In <20010409152200U.kohda@xxxxxxxxxxxxxxxxxxxx>,
on "Mon, 9 Apr 2001 15:18:37 +0900',
with "[debian-devel:14034] Re: test packages of gs and gs-aladdin.",
Atsuhito Kohda <kohda@xxxxxxxxxxxxxxxxxxxx> さん wrote:
> > ところで gs-ja 5.50 では「日本語 PDF を CID で表示」できてますか ?
> > どうも original gs 5.50 + gs-CID-V patch + gs-PDF-V patch では
> > 日本語 PDF をうまく扱えていないような感じがします。
>
> 何となく表示できてる気がするのですが。状況証拠だけです
> が CID を削除(gscidfonts-ja を削除)したら表示できない
> article9.pdf(ps でない)が CID があると表示できるみたい
> です。(怪しいですが)
うーむ。こちらではどっちにしろ表示できないす。何が違うんだろう ?
> > 今日 gs7 がリリースのはずですし、そのうち GPLed gs6 が出るんでしょうし、
> > gs5.5 で作業することはナニだと思ったり?
>
> 何となくそんな気がします(^^;
ただ、gs-cjk のアプローチだと CMap が必須になりますが、
CMap 自体は (再配布は可能だが) 「改変の自由」を認められて
いないことが気になります。
これだと ghostscript による日本語表示には DFSG 的に non-free な
モノが不可欠となってしまい、実質 Debian official なパッケージで
gs による日本語表示を実現することは不可能になります。
ところで ghostscript に附属する fonts.txt というファイルには
About the Kanji fonts
---------------------
Mr. Tetsurou Tanaka of the Department of Engineering, University of Tokyo,
has created a set of free Kanji fonts that is freely available on the
Internet for anonymous FTP from moe.ipl.t.u-tokyo.ac.jp:/Font and is
distributed with Ghostscript. Anyone can use these fonts as they are or
with some format translation, and redistribute them without reporting. If
you redistribute them, you must inform the recipient that he can get the
original from the abovementioned FTP site, so that he could get the newest
version later.
という文章で始まる一節があって、「和田研フォント」を Type1 フォントとして
ghostscript で使えるという話が紹介されています (実は今日初めて知った)。
実際に ftp.ipl.t.u-tokyo.ac.jp から必要なファイルをもらってきて、
説明に従って試してみると、たしかに CMap も CIDFont も使わずに
日本語の PS ファイルを表示できます。
この方向でのアプローチなら、Debian official なパッケージだけで
(non-free なものを使わなくても) gs での日本語表示を実現できそうです。
ただし、縦書き表示はやはりうまくいきません。
一応、設定ファイルには縦書き用のものが (JIS コードの場合だけ)
含まれていますが、この設定ファイルを使っても、表示上は横書きの
場合と同じになってしまいます。
説明書には
また, 縦書き用のフォントはGhostscript 3.XXでは使えません.
とあるのですが、5.xx でも同様なのかどうか、確認できていません。
ちょっと ghostscript の PS ファイル群を検索したところでは、
WMode という単語が含まれているのは CID / PDF 関係だけのようです。
また VFlib 版の gs 5.10 をあらためて眺めてみると、これも
日本語表示では CID emulation を使っていたものらしいですね。
/usr/lib/ghostscript/5.10/kanji/jcidcmap.ps
/usr/lib/ghostscript/5.10/kanji/jcidemu.ps
/usr/lib/ghostscript/5.10/kanji/jcidinit.ps
/usr/lib/ghostscript/5.10/kanji/jcidjp1.ps
を眺めていると、日本語に関係する CMap の代用を PS コードで
実装しているらしいことがわかってきました。
このへんの工夫をうまく取り入れて、main なパッケージだけで
それなりにちゃんとした日本語 PS ファイルの表示を実現するための
仕組ができないかなと考えているところです。
縦書きの問題が解決できれば、X11 に附属する fstobdf を使って
適当な bdf ファイルを作ってから bdftops で ghostscript から
使えるようにするのも、なんとかならないかな、と。
ところで gs-cjk の ML アーカイブには
Subject: [gs-cjk 00566] Re: (は ) status
From: "Masatake YAMATO" <masata-y@xxxxxxxxxxxxxxxxxx>
Date: Sun, 08 Apr 2001 06:46:05 +0900
(中略)
% gs_ttcf.ps --- TrueType Collection fonts direct supports in findfile
%
% Copyright (C) 2001 Masatake YAMATO <jet@xxxxxxxx>
%
% This software is provided under the BSD license. For full details,
% please see http://www.freebsd.org/copyright/license.html.
というメールがあったのですが、ここで参照されている
http://www.freebsd.org/copyright/license.html に記載されて
いるのは、GPL 非互換な昔の 4 clause BSD ライセンスでした。
もうかなり前に UCB CSRG は BSD のライセンスを GPL との衝突を回避した
3 clause BSD ライセンスに変更しており、過去に 4 clause ライセンス
に従ってリリースされたコードを含めて、3 clause ライセンスで利用可能
ということを明言しています。
この gs_ttcf.ps がどうやって使われるものなのか、よくわかっていませんが、
GPL と矛盾するライセンスだと GPL Ghostscript と一緒に配布することが
できないので、今のうちに確認しておいたほうが良いかも。
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# (わたしのおうちは浜松市、「夜のお菓子」で有名さ。)
<kgh12351@xxxxxxxxxxx> : Taketoshi Sano (佐野 武俊)