[debian-devel:15472] Re: Test packages of jtex-1.9.1 / multex-0.8.1

[Atsuhito Kohda <kohda@xxxxxxxxxxxxxxxxxxxx>]

From: TSUCHIYA Masatoshi <tsuchiya@xxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxx>
Subject: [debian-devel:15471] Re: Test packages of jtex-1.9.1 / multex-0.8.1
Date: Sat, 4 Jan 2003 10:11:07 +0900

> 便乗で教えて頂きたいのですが，/etc/texmf/texmf.d/20jtex はどうして 
> conffile ではいけないのでしょうか?
> 
> ;; conffile にしておくほうが，debian パッケージに備わっている制御ファ
> ;; イルの上書きシステムを使うことができて楽だと思うのですが…．

なのですが逆に conffile にしておくと purge でなく remove した
ときには 20jtex.cnf が残りますから，不要な(場合によっては邪魔に
なる)設定が texmf.cnf に残ってしまいます。

configuration file だと，手間はかかりますが remove のときは
20jtex.bak などにリネームすれば不要な設定は削除でき purge の
ときに 20jtex* を削除するようにすれば Policy に抵触せずに
適切な設定を何時でも保持できる，というつもりです。

# 今回の update-texmf の変更は，このようなリネームを自由にできる
# (.cnf 以外なら何でも可)ようにするのが狙いでもある訳です。

更に今度の jtex のように 20jtex.cnf を更新する必要がある場合は
ファイルに適当な目印(例えば "Version 1" のような)を付けて，grep
で検査して目印が違えばユーザに "更新してください" のようなメッ
セージを echo で見せるとか debconf を使うとかする必要があるん
だと思います。(色々方法はあるかもわかりませんが)

> ;; sarge は 1.0.7+20011202-8 なので気が付きませんでした．

sid の最新版の README.Debian にはこの辺について，ちょっと解説
を入れてあるので，それについても意見などあればお聞かせください。

				平成15年1月4日(土)
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 香田 温人（こうだ あつひと）
 http://www1.pm.tokushima-u.ac.jp/%7Ekohda/