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[debian-devel:15473] Re: Test packages of jtex-1.9.1 / multex-0.8.1



>> On Sat, 4 Jan 2003 18:36:35 +0900
>> kohda@xxxxxxxxxxxxxxxxxxxx (Atsuhito Kohda) said as follows:

>> 便乗で教えて頂きたいのですが,/etc/texmf/texmf.d/20jtex はどうして 
>> conffile ではいけないのでしょうか?
>> 
>> ;; conffile にしておくほうが,debian パッケージに備わっている制御
>> ;; ファイルの上書きシステムを使うことができて楽だと思うのですが….

>なのですが逆に conffile にしておくと purge でなく remove したときには 
>20jtex.cnf が残りますから,不要な(場合によっては邪魔になる)設定が 
>texmf.cnf に残ってしまいます。

ああ,そうか.納得しました.purge されるまでは,設定ファイルが残ってし
まうのが問題なのですね.

というわけで,香田さんの指摘を反映した jtex-bin_1.9.1-0.2 と 
multex-bin_0.8.1-0.2 を同じ場所に用意しました.同時に,fmtutil を使う
ようにして,jtexconfig/multexconfig をなくしました.

>更に今度の jtex のように 20jtex.cnf を更新する必要がある場合

今回の場合,jtex.fmt などを作る時に,古い 20jtex の設定内容が残ってい
ると,ほぼ確実に失敗するだろうと言うことを考えて,古い 20jtex の内容は
バックアップとして残しますが,完全に無視するようにしてしまいました.

だけど,dpkg -S /etc/texmf/texmf.d/20jtex.cnf というコマンドを実行して
も,その設定ファイルが属しているパッケージを知ることができないのは,
debian のパッケージシステムの特長を活かしていないと思います.多少面倒
になりますが,末尾に添付したパッチのように設定ファイルの場合はパッケー
ジの状態を確認するようにしたらどうでしょうか.

-- 
土屋 雅稔 ( TSUCHIYA Masatoshi )

#!/bin/sh

file=/etc/texmf/texmf.cnf
rm -f ${file}

for f in `ls -1v /etc/texmf/texmf.d/*.cnf`
do
    p=`dpkg -S "$f" 2>/dev/null | cut -f1 -d:`
    if [ ${p}x = x ]
    then
	cat ${f} >> ${file}
    elif ( dpkg --status ${p} | egrep -q '^Status: .* installed' )
    then
	cat ${f} >> ${file}
    fi
done