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[debian-devel:16498] Re: VLゴシックパッケージ作りました
>> On Sun, 15 Oct 2006 02:36:21 +0900
>> henrich@debian.or.jp (Hideki Yamane) said as follows:
>> 1. alternativeでjapanese-mincho.ttf/japanese-gothic.ttfを提供する。
>> 各日本語フォントパッケージはこれらのalternativeを設定する。
>> 2. かつ、各日本語フォントパッケージは Provides: japanese-mincho
>> なり Provides: japanese-gothic で仮想パッケージを提供する。
> japanese-gothic.ttf の位置はどこになりますかね。
> 仮で /usr/share/fonts/truetype/japanese-gothic.ttf でいいですか?
> それとも /usr/share/fonts/truetype/japanese-fonts/japanese-gothic.ttf
> などとしますか。
今の xdvik-ja は,
(1) フォントパッケージには japanese-gothic/japanese-mincho を provide
してもらい,依存関係は japanese-gothic/japanese-mincho に対して記述
する.
(2) japanese-gothic/japanese-mincho を提供するパッケージによるフォント
から,適切なフォントを選択するのは,defoma に任せる.
という解になっています.フォント選択という1つのことをやるのに,defoma
と alternative という2つの方法があるのは,
矛盾や混乱の元(例: alternative を設定したのに,フォントが変わらないとい
う相談)なので,どちらか1つに統一した方が良いと思います.
ただ,vfontmap-morisawa5 のように,mincho/gothic 以外のフォント情報も必
要とするパッケージの存在を考えると,alternative では機能が足りない場合
がありますので,xdvik-ja としては defoma を使わざるを得ません.
実際問題として,alternative の方が,xpdf など defoma にまだ対応していな
いパッケージで使いやすい,という利点があることは確かで,少し悩むところ
です.
そういうわけで,
(1) defoma に統一する
利点: フォント切り替え方法が1つだけなので,混乱しにくい
欠点: フォントを使う全てのパッケージ(例: xpdf-japanese)を defoma に
することが必要になる
(2) alternative も使う
利点: defoma 未対応のパッケージであっても,フォントのファイル名を書
き換えるだけで簡単にフォント選択のメリットを享受できる.
欠点: フォント切り替え方法が2つになるので,混乱を招く
という2択なのだと思います.
今回,xdvik-ja を defoma 対応にしてみましたが,それほど難しくなかったの
で,個人的には(1)の方がいいんじゃないかなあ,とは思いますが.
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土屋 雅稔 ( TSUCHIYA Masatoshi )