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[debian-devel:17455] Debuginfo



Debug info というものがありまして、
ようは、strip された binary の
strip された部分を別ファイルに保存し、
再コンパイルなしでデバッグできるようにする
技術です。
以前、これについて私が投稿したこともあります。

で、最近の状況はどうでしょうか・・・。
http://lists.debian.or.jp/debian-devel/200510/msg00000.html

gdbに debuginfoの自動ダウンロード機能とかをつけて、
どんなバイナリでも、
何の準備もなしに
いきなりデバッガを突っ込ますことができ、
なおかつ、
これみたいなサイトと連携しており、
http://lxr.linux.no/
ソースもわかりやすく閲覧できるとうれしいんですが。

何がいいかというと、
それができて初めて、OpenSourceである強みを
顧客に説明できると思います。
いまですと、
私:「Linuxはソースがありますからね」
客:「ふーん。あっそう。面白そうだけど、で、何の利点が?」
となるんですよ。
ところが、この手の機能が実装されると、
私:「Debianなら、障害発生、クラッシュダンプから即、デバッガを突っ込ませられますよ」
私:「ソースだって、ほら、こんなにわかりやすく表示されていて」
客:「ほー、障害解析が簡単なのか。そりゃいいかもねぇ。」
・・・となるといいですなぁ。

有限会社デジタルインフラ 岡島