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[debian-devel:17609] Ruby 1.9.1 package release plan



(debian-ruby@.orgとdebian-devel@.jpに同時に投げるつもりだったのですが
debian-devel@.jpからはずれてしまっていたようなので、
debian-devel@.jpにだけ再送します。)

Hi,

I and Daigo-san had a meeting with some Japanese Debian users at 2009-07-05.
We discussed about new Ruby policy and other ruby1.9 issues on Debian.
(We plans to translate the summary of the meeting to English in near future.)

We (the attenders of the meeting) think that
we should discuss new policy plan (and ruby-support issue)
separately from "new ruby1.9 package into sid".
Many people on sid are waiting for ruby1.9_1.9.1.x  :-)
And new useful support system can come later.

So maintainers have plans about "ruby1.9 into sid".


[1] ruby1.9.1 package provides Ruby 1.9.1

This is Lucas's plan.

Here "1.9.1" denotes "ruby compatibility level".
It appears in $LOAD_PATH such as /usr/lib/ruby/<1.9.1>.

"Ruby 1.9.2" will have the same compatibility level of "Ruby 1.9.1".
"Ruby 1.9.2" is compatible with Ruby "1.9.1".
And $LOAD_PATH of "Ruby 1.9.2" is /usr/lib/ruby/1.9.1.

So we will release Ruby 1.9.2 package as "ruby1.9.1".
Lucas, is it O.K.?


[2] upgrade ruby1.9_1.9.0.2 to ruby1.9_1.9.1.243

This is by Daigos-san and me.

The upstream authors said
"please use Ruby 1.9.1 and do not use Ruby 1.9.0".
I agree that.

On Debian, we want to provide new Ruby 1.9.1 asap.
And we don't want to introduce new complexity.


[Pros/Cons]

[1]
 - o - we can co-install Ruby 1.9.0 and Ruby 1.9.1 for transition.
 - x - ruby1.9.1 package and /usr/bin/ruby1.9.1 is bit complex. (Ruby 1.9.0 will remove for squeeze.)
 - x - new package may take time to install to sid.

[2]
 - o - no new package isn't take time.
 - x - introduces RC-bug to existent packages (lib*-ruby1.9)


[Comments?]

Which do you like [1] or [2]?  Or the another plan?

Thank you.


[In Japanese]

ご存知の方もいらっしゃるかもしれませんが
Debian Ruby 1.9会議というのを2009-07-05に開催しました。
daigoさんと私の他に8人のDebianユーザやDebian開発者が集まりました。
主な目的はDebianにおける新しいRubyポリシーの議論を日本語で行うことでしたが
それ以外にもDebianにおけるRuby 1.9およびRubyに関する広い話題について議論しました。

現在、というには少し時間がかかってしまっていますが議論のサマリーを作成しているところです。
できるだけ早くに公開するつもりです(英語にしてdebian-ruby@.orgに流すつもりです)

その議論での合意の一つとして
できるだけ早くRuby 1.9環境をDebian/sidに確立しようというのがあります。
現在、Ruby 1.9.0.2という、今となっては推奨されないバージョンの
Ruby 1.9がsidにはあります。これはRubyユーザにとっても
Ruby開発者にとっても好ましい状態ではありません。
明確に「Ruby 1.9.1を使ってほしい」と言われているのが今の状況です。

そのため「新ポリシー案」のこととは独立に
ruby1.9パッケージを更新しようとLucasさんに持ちかけたわけですが
パッケージ名について異論が出てしまいました。

Lucasnさん案:

 - ruby1.9.1という名前にする(インタプリタは/usr/bin/ruby1.9.1)
 - なぜならruby1.9と同時にインストールできるから(既存パッケージに影響を与えない)

daigoさんと私の案:

 - ruby1.9をそのまま更新する
 - 早くsidにinstallされる
 - 複雑さをまねかない

互いに利点・欠点が裏返しの関係になっているといえると思います。
Lucasさん案では以下に述べるように物事が複雑になります。
私たちの案では既存パッケージ(lib*-ruby1.9)がRCバグ持ちになってしいます。

複雑さというのは、パッケージ数が増えるというのが第一ですが
もうひとつ互換性レベルへの配慮という問題があります。
「ruby1.9.1」という名前にした場合、個人的には
「1.9.1」の部分がRuby 1.9における互換性レベルを示すべきだと考えています。
(これはLucasさん案では明示されていない点で、私が考えたことです。)
互換性レベルというのはRuby 1.9.1以降で導入されたもので
RubyスクリプトやRubyバイナリの互換性へ表します。
(Rubyには、Ruby本体、soname、互換性レベルの三つのバージョンがあります。)
パッケージ運用の点から、もしも「ruby1.9.1」のような名命規則とするなら
「1.9.1」の部分は互換性レベルに従うべきだと考えます。

なお、RCバグ持ちになること自体についてですが
squeezeまでにRuby 1.9.0は削除されるべきですから
必要なRCバグだと個人的には考えています。

このメールの前半では、私のへた英語を書いてしまっているように
この問題については英語での議論が必要とされています。
もしコメントがありましたらdebian-ruby@.orgに投げていただけるとありがたいです。
(英語でおぎなってもらえるとうれしい…… ^_^;)

よろしくお願いします。