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[debian-devel:17722] Re: フォントパッケージから defoma 依存を削除しています
武藤@Debianぷろじぇくとです。
At Sat, 2 Jan 2010 22:06:07 +0900,
Kenshi Muto wrote:
> > CMapのほうはpoppler-dataから展開すればなんとかなりますが、欧文のFontmap
> > およびCJKのcidfmapという2つのフォントマップについては、
> >
> > ・defomaに代わる何らかの動的生成を作る
> > ・あきらめて退行し、静的ファイルを手で各自直す
> >
> > のどちらかになるのではないかと思います。
>
> は持続です。嘘くさいメモ文書を
> http://wiki.debian.org/gs-undefoma
> にでっち上げてみました。
本件、AokiさんにpabsにWiki URLを転送していただき、pabsやその返信を
受けたkeithpからも連絡がありました。
Wikiのほうにもアップデートをかけていますが、
・Gentoo/Fedoraではfontconfigを採用していると言ってるが実際どうなの?(by pabs)
ということで、本日チェックしました。結局特別なパッチを当てている気配はなく、
少なくともCIDに関してはcidfmapベースで、かつ静的で手動で直す前提でした。
fontconfigにも特に手は入っていません。
・cidfmapを細分化してそれらのファイルをインクルードできるようにするパッチが
ghostscriptのgs_init.psに適用されています。まぁこの「ファイルが存在すれば
実行する」パッチ自体は今後有益なこともあるかもしれないので、適用してもらうと
いいかもしれません。
・fontconfigのupstream兼メンテナのKeithpからは、ghostscriptのupstreamから
必要な要件を示してくれれば考えてみるよ、と連絡をもらっています。ghostscript
upstream側から誰か引き込んでくる必要がありそうですが、ghostscriptにはopenな
メーリングリストがないので今後議論する場所にちょっと困っています。
・CMapはAdobeがupstreamであり、その提供するcmap-*ファイルをマスターにすべき
であるというpabsの意見があります。
・main化したgs-cjk-resourceはACCEPTEDになりました。ghostscript側との連携
対処が必要なので、エイリアスやCMapの置場についてはまだdefoma依存です。
upstream側からいくつかのCMapが削除されていますが、とりあえず日本語やgsの
サンプルCJKファイルでは問題ないようです。
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武藤 健志@ kmuto @ kmuto.jp
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