[debian-devel:18972] Re: [Freewnn-users 287] Re: FreeWnn の source に関してご意見を求めます (was: FreeWnn のバージョンを上げませんか ? 他)

[Mitsutoshi NAKANO <itsango@xxxxxxxxx>]

 この mail は
TO debian-devel@debian.or.jp
CC freewnn-users@xxxxxxxxxxxxxxxxxxxx
で、2 つの ML に送信しています。
(sourceforge.jp は domain が変わりましたね。変更忘れていてごめんなさい。)

2015年5月16日 23:51 Osamu Aoki <osamu@debian.org>:
>
> On Sat, May 16, 2015 at 07:14:08PM +0900, Mitsutoshi NAKANO wrote:
> ...
>> このうち upstream に取り込むべき patch は FreeWnn project
>> に取り込みたいと思っています。
>>
>> 1. hurd_support.patch は取り込んだ方が良いと思いますので、
>> 取り込む方向で考えたいと思います。
>> 入れるべきでないという考えの方はいらっしゃいますか?
>
> 特に問題ないならよろしく。

ご意見ありがとうございます。

>
>> 2. man パッチで Wnn/man*/*/*.man files に UNIX 風の
>> manual page number を入れていますが、
>> これを upstream としての FreeWnn project に入れるべきでしょうか?
>
> UNIX 風のmanual page numberは最近は普通入れるので、そうしていただ
> けると助かります。特に支障が起こることはないので。

FreeWnn の man style の manual は
http://osdn.jp/cvs/view/freewnn/FreeWnn/Wnn/man/
http://osdn.jp/cvs/view/freewnn/FreeWnn/Wnn/man.en/

の下に UNIX の page number とは別の number style で
管理されているので混乱するかなとも考えたのですが、
SEE ALSO には UNIX man page が振られているので、
UNIX page number を入れる方向で考えます。

>
>> 3. newlayout パッチでは configure を autoconf-2.69 で
>> 生成しなおしています。
>> 現状の upstream の FreeWnn project の configure は
>> autoconf-2.53 で生成されていますが、 2.69 で
>> 生成しなおした方が良いでしょうか?
>
> アップストリームのソースパケージをTARでリリースする毎に最新の
> autoconfやautomakeリリースを用いて自動生成ファイルを作成し通常
> TARを作るのでは？(make distcheck)そうするとほぼ自動的に新しく
> なりますよね。あたしくしましょう。

configure.in は 2013 年に更新されたのですが、
configure は autoconf-2.53 を使って生成したようです。
また FreeWnn は Automake を使っていません。
tarball も make dist では作れません。
個人的には Automake を使いたいのですが、 Makefile.in で
ややこしいことをやっているので、導入は難しいかもしれません。

>
> どうせこのような自動生成ファイルはUPSTREAMのVCSにはコミットしないし。
> インストールするシステムのautoconfが古くても問題も起こらないはずで
> す。

現状 configure を CVS の中に入れています。

>
> （git-buildpackageのupstream branchはTARベースです。git-import-orig
> --upstream-vcs-tag を使うと本当のUPSTREAM VCSのGITを上手く
> 関連付けられます。）

個人的には CVS から Git に移行したいのですが、
合意が取れていません。
# Git 良いですよ〜!

>
>> 4． 他に取り込んだ方が良い変更は有るでしょうか?
>
> fix-parallel-build.patch

これは既に適用済みのようです。
http://osdn.jp/cvs/view/freewnn/FreeWnn/Wnn/pubdicplus/Makefile.in?view=log

> hardening-flags
> この辺は入れた方がいいのでは？

これも取り入れられているようです。
http://osdn.jp/cvs/view/freewnn/FreeWnn/makerule.mk.in?view=log

>
> 残るは：
> makerules.mk.in
> 難しいのは
> -       WNNOWNER = wnn
> +       WNNOWNER = root
> ですね。これはDebian としてはいいと考えてした変更ですが、SECURITY関係の
> 影響もあるのでWnnアップストリームでしっかり議論してください。変更するなら
> RELEASEに関してユーザー通知をしっかりするひつようがありますね。
>
> 他の変更は、特に反論がないと変更した方がいいFHSに従ういま風のファイル配置なので。
> ただこれもでWnnアップストリームでしっかり議論してください。

悩ましいのは互換性ですね。
FreeWnnは過去からの歴史を引きずっているので、
変えるかどうかは議論が必要だと思います。

これらを踏まえて FreeWnn project  ML の方でどう変えるか議論したいと思います。

-- 
Mitsutoshi NAKANO <ItSANgo@xxxxxxxxx> <bkbin005@xxxxxxxxxxxxxxx>
 <https://twitter.com/ItSANgo> <http://d.hatena.ne.jp/Itisango/>
 <https://launchpad.net/~bkbin005>