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Re: server-control.html
鍋谷です。
From: NABETANI Hidenobu <nabetani@xxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxx>
Date: Fri, 10 Apr 1998 06:16:42 +0900
> # 次は、bug-ja の man をやります。
といいましたので作ってみました。
/usr/man/man1/bug.1
/usr/doc/bug-ja/README
の訳です。使って下さい。
# これで、またしばらく冬眠です。
大阪大学理学研究科物理学専攻 博士後期課程1年 大坪研究室(06-850-5346)
鍋谷 栄展 nabetani@xxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxx
BUG(1) Debian ユーティリティー BUG(1)
名名前前
bug - Debian バグトラッキングシステムにバグを報告する。
書書式式
bbuugg [ ooppttiioonnss ] packagename [tteexxtt] ...
説説明明
bbuugg は、 バグを持つパッケージの現在のバージョンが何か調べ
る。バグを持つパッケージがインストールされていないならば、
一般的なバグ報告を生成する。
コ マ ンドラインで問題の説明が与えられ、Subject が _-_s オプ
ションを使って与えられるなら、 bbuugg はバッチモード で 動 作
し、現在の書式のバグレポートを ssuubbmmiitt@@bbuuggss..ddeebbiiaann..oorrgg に送
信する。
コマンドラインで問題の説明が与えられないときは、 bbuugg は エ
ディ タ( $$VVIISSUUAALL もしくは $$EEDDIITTOORR 環境変数、又はデフォルト
である jjooee(1) ) を呼び出し、テキストの編集を促す。もしテキ
ストに変更がなければ、バグレポートを送信しない。
bbuugg はシステム情報を含めてメンテナーがトラブルシューティン
グを行いやすいようにする。
bug を root 権限で実行するとバグレポートに危険なシステム情
報を含めることが可能となるため、bug は root 権限での実行を
許さない。また e-mail の返信アドレスはシステム上の通常のユ
ーザー名であるべきであり、root にしてはいけない。
バグ情報はバグトラッキングシステムによって処理される。この
データベースは hhttttpp::////wwwwww..ddeebbiiaann..oorrgg//BBuuggss// で参照でき る。
バグが解決された時点でその通知が送られる。
オオププシショョンン
_-_c バグレポートに設定ファイル(conffile)を含めない。
_-_s _t_e_x_t
バグレポートの Subject を設定する。これが指定されな
い時は、bug は問題の説明を尋ねてくる。
_-_f _p_a_c_k_a_g_e_n_a_m_e はパッケージに属するファイル で あ り、
bbuugg はそれを検索する。
_-_q quiet バグレポートを提出する。 (記録を残すのみ。e-
mail は誰にも転送されない。)
_-_m "maintonly" バグレポートを提出する。メンテナーの み
に送り、メーリングリストに送らない。
_-_d デ バッグ。バグトラッキングシステムにメールを送らな
い。かわりに postmaster@localhost に送る。
_-_p プリント。バグトラッキングシステムに送らず、かわ り
に 標準出力に書き出す。これをファイルにリダイレクト
Debian/GNU Linux 1997 1
BUG(1) Debian ユーティリティー BUG(1)
することができる。
_-_z 設定ファイル(conffile)の圧縮(空行とコメ ン ト の 削
除)を行わない。
_-_x バグレポートの提出者に CC を送らない。
_-_H _s_p_e_c_i_a_l___h_e_a_d_e_r
生 成したメールにカスタムヘッダを追加する。更にカス
タムヘッダを繰り返し追加できる。
_-_h_, _-_-_h_e_l_p
ヘルプ(usage info)を表示する。
著著者者
Christoph Lameter <clameter@debian.org>. Modified by
Nicol疽 Lichtmaier <nick@debian.org>
Debian/GNU Linux 1997 2
.TH BUG 1 "1997" "Debian/GNU Linux" "Debian ユーティリティー" \" -*- nroff -*-
.SH 名前
bug \- Debian バグトラッキングシステムにバグを報告する。
.SH 書式
\fBbug\fP [ \fBoptions\fP ] packagename [\fBtext\fP] ...
.br
.SH 説明
.B bug
は、バグを持つパッケージの現在のバージョンが何か調べる。バグを持つ
パッケージがインストールされていないならば、一般的なバグ報告を生成
する。
.PP
コマンドラインで問題の説明が与えられ、Subject が
.I -s
オプションを使って与えられるなら、
.B bug
はバッチモードで動作し、現在の書式のバグレポートを
.B submit@bugs.debian.org
に送信する。
.PP
コマンドラインで問題の説明が与えられないときは、
.B bug
はエディタ(
.B "$VISUAL"
もしくは
.B "$EDITOR"
環境変数、又はデフォルトである
.BR joe (1)
) を呼び出し、テキストの編集を促す。
もしテキストに変更がなければ、バグレポートを送信しない。
.PP
.B bug
はシステム情報を含めてメンテナーがトラブルシューティングを行い
やすいようにする。
.PP
bug を root 権限で実行するとバグレポートに危険なシステム情報を
含めることが可能となるため、bug は root 権限での実行を許さない。
また e-mail の返信アドレスはシステム上の通常のユーザー名である
べきであり、root にしてはいけない。
.PP
バグ情報はバグトラッキングシステムによって処理される。
このデータベースは
.BR http://www.debian.org/Bugs/
で参照できる。バグが解決された時点でその通知が送られる。
.SH オプション
.TP
.I -c
バグレポートに設定ファイル(conffile)を含めない。
.TP
.I -s text
バグレポートの Subject を設定する。
これが指定されない時は、bug は問題の説明を尋ねてくる。
.TP
.I -f
.I packagename
はパッケージに属するファイルであり、
.B bug
はそれを検索する。
.TP
.I -q
quiet バグレポートを提出する。
(記録を残すのみ。e-mail は誰にも転送されない。)
.TP
.I -m
"maintonly" バグレポートを提出する。メンテナーのみに送り、メーリング
リストに送らない。
.TP
.I -d
デバッグ。バグトラッキングシステムにメールを送らない。
かわりに postmaster@localhost に送る。
.TP
.I -p
プリント。バグトラッキングシステムに送らず、かわりに標準出力に書き
出す。これをファイルにリダイレクトすることができる。
.TP
.I -z
設定ファイル(conffile)の圧縮(空行とコメントの削除)を行わない。
.TP
.I -x
バグレポートの提出者に CC を送らない。
.TP
.I -H "special_header"
生成したメールにカスタムヘッダを追加する。
更にカスタムヘッダを繰り返し追加できる。
.TP
.I -h, --help
ヘルプ(usage info)を表示する。
.SH 著者
Christoph Lameter <clameter@debian.org>.
Modified by Nicol疽 Lichtmaier <nick@debian.org>
以下の疑似パッケージは、実際のソフトウェアパッケージ以外の
バグを報告するために使用されます
base base システムの一般的バグ
bootdisk bootdisk のバグ
rootdisk rootdisk のバグ
bugs.debian.org バグトラッキングシステム, @bugs.debian.org
ftp.debian.org FTP サイトの問題
nonus.debian.org non-us FTP サイトの問題
www.debian.org WWW サイトの問題
manual マニュアルのバグ
project プロジェクト管理に関する問題
general 一般的問題 (例, 多くのマニュアルページが 755 モードである)
kernel Linux カーネル、又は Debian の起動時の問題
lists.debian.org メーリングリスト debian-*@lists.debian.org
=======
(お互いに無関係な)複数のバグをひとつのメールで報告しないで下さい。
特に異なるパッケージのバグは、別のメールで報告して下さい。
Debian バグシステムは、http://www.debian.org/Bugs/ からアクセスできます。