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Re: dpkg-doc-ja
芳尾です。
From: NABETANI Hidenobu <nabetani@xxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxx>
Subject: dpkg-doc-ja
Date: Fri, 14 Aug 1998 11:50:39 +0900
Message-ID: <19980814115036E.nhide@xxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxx>
> ★「stattable」をどう訳しましょうか?
聞いたことのない単語です。のでパス。
> ★「padding」?
これは水増しというよりも、どちらかというと「詰める」に近いと思います。
たとえば、3 バイトしたデータがない場合に、4 バイト境界になるようにパディ
ングする、のだと思います(ってこんな理解でいいですよね)。
「水増し」だと「境界」がないような気がします。
際限なく「水増し」できますよね。
しかしながら、
「詰め込み」「補填」「補充」
なんかどれもいまいちなので、「パディング」でいいと思うのですがどないでしょう?
> ★ 「depot」?
格納場所くらいの意味で使っているようですので、
depot diretory だと、格納ディレクトリ。
depot file だと、格納ファイル、って感じでしょうか?
> #: split/queue.c:69
> #, c-format
> msgid "unable to read depot directory `%.250s'"
> msgstr "depotディレクトリ`%.250s'を読み込むことができません。"
格納ディレクトリの読み込みに失敗しました。
> #: split/queue.c:154
> #, c-format
> msgid "unable to open new depot file `%.250s'"
> msgstr "新倉庫(depot)ファイル`%.250s'のオープンに失敗しました。"
新しい格納ファイルがオープンに失敗しました。
(これは、上と下で、両方とも unable という同一表現なので、できれば
ーができません。か、ーに失敗しました、のどちらかに統一したほうがよいと思います。
> #: split/queue.c:158
> #, c-format
> msgid "unable to rename new depot file `%.250s' to `%.250s'"
> msgstr "新倉庫(depot)ファイル`%.250s'の`%.250s'へのrenameに失敗しました。"
新しい格納ファイルの名前変更に失敗しました。
> #: split/queue.c:177
> #, c-format
> msgid "unable to delete used-up depot file `%.250s'"
> msgstr "使われた倉庫(depot)ファイル`%.250s'の削除に失敗しました。"
古い格納ファイルの削除に失敗しました。
(use-up は使い古しの、くたびれた、などの意味ですが、ここでは
古いで十分だと思います。)
> ★「`%s' field, reference to `%.255s':\n」のうまい訳はないでしょうか?
> ★「`%2$.255s'の`%1$s'フィールド:\n」くらいでよいでしょうか?
にて、というか「参照」といういう意味でしょう。
> #: lib/fields.c:316
> #, c-format
> msgid ""
> "`%s' field, reference to `%.255s':\n"
> " bad version relationship %c%c"
> msgstr ""
> "`フィールド%s', `%.255s'にて:\n"
> " ひどいバージョン関係 %c%c"
"`フィールド%s', は、 `%.255s' を参照しています。:\n"
バージョン間の関係がおかしいです。
> #: lib/fields.c:332
> #, c-format
> msgid ""
> "`%s' field, reference to `%.255s':\n"
> " implicit exact match on version number, suggest using `=' instead"
> msgstr ""
> "`%s' フィールド, `%.255s'にて:\n"
> " バージョン番号の暗黙的な競合, かわりに`='を使用することを提案します。"
"`フィールド%s', は、 `%.255s' を参照しています。:\n"
implicit はここでは、「暗黙の」ではなく、unquestioning and complete の
意でしょう。
バージョン番号が完全に一致しています。`=' を使用することを推奨します。
思うに、>= や、<= を使うなってことですかね?
> ★「truncate」?
切り捨てる、ですね。
たぶん、dpkg -l で表示されるステータス行のこっちゃないでしょうか?
あれって、truncate されちゃいますよね。ちゃいますか?
> #: lib/dbmodify.c:233
> #, c-format
> msgid "unable to truncate for updated status of `%.250s'"
> msgstr "`%.250s'の最新状態を切り詰められません。"
"`%.250s'の更新されたステータス行を短かくすることはできません。
status は変にやくさずそのままステータスのほうが通りがよいと思います。
ちょっと意訳すぎますか?
この場合、ステータスそのものを truncate することはないので、ステータス
行と訳しています。
> #: dpkg/filesdb.c:173
> #, c-format
> msgid "files list file for package `%.250s' is truncated"
> msgstr "パッケージ`%.250s'のファイル一覧ファイルが切り詰められています。"
パッケージ`%.250s'の一覧用ファイルは、長すぎるので切り詰められています。
>
> #: lib/compat.c:62
> msgid "read error in vsnprintf truncated"
> msgstr "切り詰められたvsnprintf内で読み込みエラー"
読みこみエラーは、ファイル内では起きないでしょう。
ここでの in は「内」ではなく場所を示していると思います。
切り詰められたファイル、vsnprintf の読み込みエラーです。
こんなところでどうでしょう。
また全体的に体言止め、(例えば上の 「読み込みエラー」) が多いので、これ
に「です」などをつけたがよいと思います。
切り詰められたvsnprintf内で読み込みエラー
なんて言われたら、
「だからなんやっちゅーねん」
とつっこみたくなってしまいませんか?
これよりも、同一表現でも、
切り詰められたvsnprintf内で読み込みエラーです。
のほうが私は落着きます。
ま、こんなところで。
失礼します。
ではでは。 ---- Yours, K.S.Yoshio
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