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Re: description status



芳尾です。

From: Keita Maehara <maehara@debian.or.jp>
Subject: Re: description status
Date: Wed, 6 Jan 1999 00:25:41 +0900
Message-ID: <19990106002538P.maehara@debian.or.jp>

> 前原です。
> 
> 最後には、翻訳した Description をパッケージの外に置いて何とかする方法を
> 考えようというところに議論がいったので、もういいや、と投げてしまいました。

なるほどー。そういう流れだったのかー。解説ありがとうございます。

> # 私はパッケージを 1 つだけどこかから取ってきて、"dpkg --info" したとき
> # にも、言語を切り替えてくれるのが理想だと思っているのですが、そのレベル
> # まで期待するのは贅沢という意見が多いのだろうと予想しています。

私が推測するに、こういう「贅沢」などという意見ではなくて、

> ただ、最近感じることなのですが、Debian の開発ではパッケージの作成という
> 範疇では個人の裁量でかなり自由なことができる(この部分はすばらしいと思い
> ます)のですが、そこから一歩でも外に出る(パッケージングシステムそのものを
> どうこうするとか)と簡単そうなことでも反対が出て、すぐに行き詰まるように
> 感じています。

このへんが原因じゃないですかね。
私も最近 dpkg ちょっと限界あるわねーと思うふしがちょっとあるんですが、
前原さんのあげてはる

> * ソースの依存関係
> * FreeBSD の ports 的なシステム

このへんとか

  * Binary incremental diff なんてできんかなー、xemacs とかをいちい全部 
    upgrade するたびにバイナリごと download するののはたまらんなー

とか夢想してるんですが、

結局のところ、Debian のシステムってのは良くも悪くも dpkg 依存です。で、
パッケージングシステムをいじるっつーのはどうしても多少は dpkg のパッケー
ジングシステムをいじることになっちまうんで、それはちょっと、doc とか 
i18n だけで扱える話では、という抵抗があったんじゃないですかね?(かなり
推測です)

> すみません。以後気をつけます。英語力のなさを説明でカバーしようとすると、
> ついつい長くなってしまうもので(^^;)。

あ、そうしてくださると助かります。

#私の場合は英語力のなさはストレートさで補います。目的だけ「これしてく
#んない」とか書くだけ書いて、「しょせん日本人だからこんなんだろ」と開
#き直ってます。うーん、極悪。^^;;

> ただ、Description をパッケージの外部に置くことが定着すると、「もう実用に
> なっているのだからいいじゃないか」という意見が強くなるというのはあるかも
> しれませんね。

いやー、bazaar 方式ではそんなことはないでしょう。
「ここまでやったんだから、あとはもうすこしで i18n だぜえ、おらおらぁ」
っと殴りこむってのが Debian 的な開発手法では?

ではでは。 ---- Yours, K.S.Yoshio
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