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Re: Resend Install.html (1/4)



鍋谷です。

From: Yoshizumi Endo <y-endo@xxxxxxxxxxxxxxx>
Subject: Resend Install.html (1/4)
Date: Tue, 8 Dec 1998 01:29:04 +0900

> 遠藤と申します。
> インストールマニュアルの前半部分を担当させていただいてます。
> 誤訳等のチェックおよび訂正よろしくお願いします。

>> <P>You should be using a VGA-compatible display interface for the console
>> terminal. Nearly every modern display card is compatible with VGA. CGA,
>> MDA, or HGA might work OK for text, but they won't work with the X Window
>> System, and we haven't tested them. 
>
> <P>コンソール端末のために VGA 互換のディスプレイのインターフェイスが必要で
> す。最近のビデオカードは、そのほぼ全てが VGA に互換性があります。CGA や、 
> MDA、HGA もテキストモードでは動くかもしれませんが、 X ウィンドウは動かない
> でしょう。私たちもテストはしていません。

「X ウィンドウ」 => 「X Window System」

> <H2><A NAME="s3">3. 始める前に</A></H2>
> 
> <P>この文書に加えて、 <A HREF="cfdisk.txt">cfdisk</A> のマニュアル、
> <A href="dselect.beginner.html">Dselect チュートリアル</A>、
> <A HREF="http://epsenewsc.gee.kyoto-u.ac.jp/JF/JF-ftp/other-formats/Hardware/Hardware-HOWTO.html";>Linux
> ハードウェア互換 HOWTO</A>
> を用意しておくと良いでしょう。

# 原文と訳文の両方のポインタを用意した方がよいと思います。

>> <LI>Your host name (you may be able to decide this on your own). 
> <LI>ホスト名(これはあなた自身で決めることができるでしょう。)

御自分で決めることができる場合もあります。

>> <LI>The IP address of the default gateway system you should route to, if
>> your network <I>has</I> a gateway. 
> <LI>もし、ネットワークがゲートウェイを<I>持っている</I>ならば、接続するデ
> フォルトのゲートウェイの IP アドレス

御自分のネットワークにゲートウェイがあれば、デフォルトの経路となる
ゲートウェイの IP アドレス

>> <LI>The system on your network that you should use as a DNS (Domain Name
>> Service) server. 
> <LI>DNS (Domain Name Service) のサーバとして使おうとするならば、ネットワー
> クのシステム

御自分のネットワーク上にある DNS (Domain Name Service) サーバとして
使用するホスト

>> <LI>Whether you connect to the network using Ethernet, and whether your
>> Ethernet interface is a PCMCIA card.</LI>
> <LI>イーサネットを使ったネットワークで接続するかどうか。そして、
> イーサネットのインターフェースは PCMCIA カードかどうか。</LI>

イーサネットを使ってネットワークに接続するかどうか。

>> <P>If your computer is connected to the Internet via PPP or an
>> equivalent dialup connection, please see 
> <P>もし、コンピューターが、PPP やそれに相当するダイアルアップでインター
> ネットに接続されている場合は、Debian における PPP の設定の情報を以下の

PPP やそれと同等なダイアルアップ接続でインターネットに
コンピュータを接続する場合は、・・・

>> <P>Many BIOS set-up menus allow you to select the devices that will be
>> used to bootstrap the system. Set this to look for a bootable operating
>> system on <CODE>a:</CODE>, (the first floppy disk), and then 
>> <CODE>c:</CODE> (the first hard disk).

> <P>大抵の BIOS 設定メニューではブートするデバイスを選ぶことができます。こ
> れを <CODE>a:</CODE> (最初のフロッピーディスク)、そして <CODE>c:</CODE> 
> (最初のハードディスク)の順に設定してください。

<P>大抵の BIOS 設定メニューではシステムをブートするデバイスを選ぶ
ことができます。<CODE>a:</CODE> (最初のフロッピーディスク)、
<CODE>c:</CODE> (最初のハードディスク)の順にブート可能な
オペレーティングシステムを探すように設定してください。

>> If your system can't boot directly from CD-ROM, don't despair; 
>> you can simply run <CODE>E:\boot\boot.bat</CODE> under DOS 
>> (replace <CODE>E:</CODE> with whatever drive
>> letter DOS assigns to your CD-ROM drive) 
>> to start the installation process. See 
>
> もしお持ちのシステムが CD-ROM から直接ブートする機能を持っていなくても、見
> 込みがないわけではありません。インストールプロセスを始めるために、DOS の下
> で <CODE>E:\boot\boot.bat</CODE> を単に実行してください。( <CODE>E:</CODE>
> の部分は、DOS が CD-ROM に割り当てているドライブレターでおきかえて下さい。)

「インストールプロセス」 => 「インストール作業」
「ドライブレター」 => 「ドライブ」「ドライブ名」

くらいでしょうか。

> <H2>4.5 ウィルス防御</H2>
> 
> <P>BIOS が提供する、ウィルスの警告をするような機能は使用しないでください。
> もし、ウィルス防御のボードやその他の特別なハードウェアを持っているならば、 
> Linux が動いている間は使用しないか、物理的に取り外してください。これらは 
> Linux と互換性がなく、また Linux はウィルスからあなたを守るより良い手段を
> 備えています。
> 
> <H2>4.6 シャドー RAM</H2>
> 
> <P>使用するマザーボードはおそらく <I>シャドー RAM</I> の機能を持っており、
> &quot;Video BIOS Shadow&quot; や &quot;C800-CBFF Shadow&quot; 等の設定があ
> るでしょう。全ての シャドー RAM を <B>無効</B> にしてください。 シャドー
> RAM はマザーボードやある種のコントローラ上の ROM に高速にアクセスするため
> に利用されますが、 Linux は ROM 内の 16 ビットのプログラムに代わって独自の
> 高速な 32 ビットのソフトウェアを提供し、 Linux を起動するとこれらの ROM を
> 無効にします。シャドー RAM を使用しないことによって、その一部を普通のメモ
> リとしてプログラムが利用することができます。また、シャドー RAM を有効にし
> たままでは、 Linux のハードウェアへのアクセスが邪魔されるかもしれません。
> 
> <H2>4.7 アドバンスド パワー マネージメント</H2>
> 
>> <P>If your motherboard provides Advanced Power Management (APM), configure
>> it so that power management is controlled by APM. Disable the doze, standby,
>> suspend, nap, and sleep modes, and disable the hard-disk power-down timer.
>> Linux can take over control of these modes, and can do a better job of
>> power-management than the BIOS. The version of the operating system kernel
>> on the installation floppies does not, however, use APM, because we've
>> had reports of one laptop system crashing when the Linux APM driver is
>> configured. Once you've installed Linux, you can install the 
>> <CODE>kernel-source</CODE>
>> package and build a custom-configured version of the operating system kernel
>> to enable APM and other features. 
>
> <P>マザーボードが アドバンスド パワー マネージメント (APM) に対応していれ
> ば、 APM によって電源管理されるように設定できます。そのときには doze、
> stanby、suspend、nap や sleep モード、ハードディスクの power-down タイマー
  ^^^^^^
      standby

> を使用しないように設定してください。Linux はこれらのモードの制御を乗っ取る
> ことができ、 BIOS よりも適切に電源管理を行なうことができます。 

 「乗っ取る」 => 「引き継ぐ」「肩代わりする」

>> If your BIOS allows you to disable software
>> control of the turbo switch (or software control of CPU speed), do so and
>> lock the system in high-speed mode. 
> もし BIOS が ター
> ボスイッチ (もしくは CPU 速度) をソフトウェアによって制御できるならそれを無
> 効にして、常にシステムを高速で動作するようにしてください。

ターボスイッチ(もしくは CPU 速度)のソフトウェア制御を BIOS で設定に
できるならば無効にし、常にシステムを高速モードで動作するようにして
ください。

>> <P>Many people have tried operating their 90 MHz CPU at 100 MHz, etc.
> <P>たくさんの人たちが 90 MHz の CPU を 100 MHz で動作させようと試みていま
> す。

# 「etc.」を訳に組み込むと

例えば、90 MHz CPU を 100 MHz で動作させるといったことを
多くの人たちが挑戦しています。

>> <P>The <CODE>gcc</CODE> compiler is often the first thing to die from
>> bad RAM (or other hardware problems that change data unpredictably)
>> because it builds huge data structures that it traverses repeatedly.
> <P><CODE>gcc</CODE> というコンパイラはしばしば RAM の不良によって(もしく
> は、ほかのハードウェアの問題で予期しないデータの改竄があって)中断すること
> があります。これは <CODE>gcc</CODE> が膨大なデータ構造を構築し、それを繰り
> 返し使うからです。

<CODE>gcc</CODE> コンパイラを使ってはじめて、
RAM の不良(もしくは、予期しないデータの改竄を引き起すような他の
ハードウェア問題)によって処理が中断する現象に遭遇すること
がよくあります。これは <CODE>gcc</CODE> が・・・

# この辺は好みですが。

>> <H2>4.13 Multiple ProcessorsWe have several reports that Debian runs well (
>> and <I>very</I> fast)on systems with two (or more) Pentium, Pentium Pro, or
>>  Pentium II processors on the same motherboard. 
> 
> <P>私たちは Debian が同じマザーボードに 2 つ(またはそれ以上)の Pentium
> Pro を搭載したシステムで良く(しかも<I>とても</I>速く)動作しているという
> 報告をいくつか受けています。

ひとつのマザーボードに Pentium, Pentium Pro, または Pentium II 
プロセッサを 2 つ(またはそれ以上)搭載したシステムにおいても
Debian は良好に(しかも<I>とても</I>高速に)動作しているという
報告をいくつか受けています。

>> <H2>4.14 BIOS Settings to Watch Out For</H2>
>> 
>> <P>If your BIOS offers something like &quot;15-16 MB Memory Hole&quot;,
>> please disable that. Linux expects to find memory there if you have that
>> much RAM. 
>
> <H2>4.14 確認すべき BIOS の設定</H2>
> 
> <P>もしも BIOS が &quot;15-16 MB Memory Hole&quot; のような設定を提供して
> いたら、それを無効にしてください。Linux ではたくさんの RAM が載っている場
> 合、それらを探そうとします。

<H2>4.15 注意が必要な BIOS の設定</H2>

<P>もしも BIOS が &quot;15-16 MB Memory Hole&quot; のような設定を提供して
いたら、それを無効にしてください。Linux ではたくさんの RAM が載っている場
合、それらを探そうとします。

>> <H2>4.15 Hardware Settings to Watch Out For</H2>
>>
>> <P>If any cards provide &quot;mapped memory&quot;, the memory should be
>> mapped somewhere between 0xA0000 and 0xFFFFF (from 640K to just below 1
>> megabyte) or at an address at least 1 megabyte greater than the total
>> amount of RAM in your system. 
>
> <H2>4.15 確認すべきハードウェアの設定</H2>
> 
> <P>&quot;mapped memory&quot; のついたカードの場合、メモリは 0xA0000 -
> 0xFFFFF ( 640KB から 1MB の間)のどこかに置かれるか、メモリの全容量の少な
> くとも 1MB 以上のアドレスに置かれるべきです。

<H2>4.15 注意が必要なハードウェアの設定</H2>

<P>&quot;mapped memory&quot; のついたカードの場合、そのメモリは
0xA0000 - 0xFFFFF ( 640KB から 1MB の間)のどこかか
RAM の全容量より少なくとも 1MB 以上の上のアドレスにマップされる
必要があります。