[Date Prev][Date Next][Thread Prev][Thread Next][Date Index][Thread Index]
Installation Manual r1.51
遠藤です。
以下は、インストールマニュアル (slink) のリビジョン 1.51 で追加された主な
箇所とその翻訳です。チェックお願いします。
> <![ %i386 [
> <sect1>PC Disk Limitations
> <p>
> PC BIOS generally adds additional constraints for disk partitioning.
> There is a limit to how many ``primary'' and ``logical'' partitions a
> drive can contain. Additional, there are limits to where on the drive
> the BIOS can boot from. More information can be found in <url
> id="&url-partition-howto;" name="Linux Partition HOWTO">, but this
> section will include a brief overview to help you plan most
> situations.
> <p>
> ``Primary'' partitions are the original partitioning scheme for PC
> disks. However, there can only be four of them. To get past this
> limitation, ``extended'' or ``logical'' partitions were invented. By
> setting one of your primary partitions as an extended partition, you
> can subdivide all the space allocated to that partition into logical
> partitions. There is no limitation to the number of logical partitions
> you can create; however, you can only have one extended partition per
> drive.
> <p>
> Linux limits the partitions per drive to 15 partitions for SCSI disks
> (3 usable primary partitions, 12 logical partitions), and 63
> partitions on an IDE drive (3 usable primary partitions, 60 logical
> partitions).
> <p>
> The last issue about PC BIOS which you need to know is that your boot
> partition, that is, the partition containing your kernel image, needs
> to be contained within the first 1024 cylinders of the drive. Since
> usually the root partition is also your boot partition, you need to
> make sure you root partition fits into the first 1024 cylinders.
> <p>
> If you have a large disk, you might have to use cylinder translations
> techniques, which you can set in your BIOS, such as LBA translation
> mode. More information about issues with large disks can be found in
> the <url id="&url-large-disk-howto;" name="Large Disk HOWTO">. If you
> are using a cylinder translation scheme, then your boot partition has
> to fit within the <em>translated</em> representation of the 1024th
> cylinder.
>
> ]]>
<![ %i386 [
<sect1>PC ディスクの制限
<p>
一般的に PC の BIOS には、
ディスクパーティションに関する付加的な制限があります。
一つのドライブに作成できる「基本」および「論理」
パーティションの個数に制限があることもその一つです。
さらに、ドライブのどのパーティションからブートが可能なのかにも制限があります。
より詳細な情報については、
<url id="&url-partition-howto;" name="Linux パーティション HOWTO">
をご覧になっていただくとして、
この節では、一般によくある状況下で役立つ概要を簡単に紹介します。
<p>
「基本」パーティションは、PC ディスクに元々あったパーティションの枠組です。
しかし、その個数はたった 4 つに限られています。
「拡張」および「論理」パーティションが発明されたのは、
過去のこのような制限を乗り越えるためでした。
基本パーティションの一つを拡張パーティションとして設定すると、
そのパーティションの全領域を、
いくつかの論理パーティションにさらに分割することができます。
作成できる論理パーティションの個数に制限はありません。ただ、
一つのディスクに作成できる拡張パーティションは一つのみです。
<p>
Linux の場合パーティションは、SCSI ディスクの場合 15 個まで
(そのうちの 3 個は基本領域として、12 個は論理パーティションとして使用可能)、
IDE ディスクの場合は 63 個まで
(そのうちの 3 個は基本領域として、60 個は論理パーティションとして使用可能)
作成できます。
<p>
知っておくべき PC BIOS に関する最期の問題が、ブートパーティションに関する
ものです。ブートパーティションとは、カーネルイメージが収められる
パーティションのことですが、このパーティションはドライブの先頭 1024
シリンダ内に収まっている必要があるのです。
通常はルートパーティションがブートパーティションでしょうから、
ご自分のルートパーティションがディスクの先頭 1024 シリンダ内に確実に
収まるようにする必要があります。
<p>
もし大きなディスクをお持ちの場合は、
シリンダ変換機構を使う必要があるかもしれません。
こちらは、 BIOS の LBA 変換モードのような項目からで設定できるでしょう。
大きなディスクに関する問題についての詳細な情報については、
<url id="&url-large-disk-howto;" name="ラージディスク HOWTO">
をご覧ください。
なお、シリンダ変換機構をお使いになっている場合は、ブートパーティションを
1024 番目のシリンダが変換されている位置内に収めなければなりません。
]]>
> <![ %i386 [
> <p>
> Linux represents the primary partitions as the drive name, plus the
> numbers 1 through 4. For example, the first primary partition on the
> first IDE drive is <file>/dev/hda1</file>. The logical partitions are
> numbered starting at 5, so the first logical partition on that same
> drive is <file>/dev/hda5</file>. Remember that the extended
> partition, that is, the primary partition holding the logical
> partitions, is not usable by itself.
>
> ]]>
<![ %i386 [
<p>
Linux は、基本パーティションをドライブ名として、1 から 4 の数字をつけて表
します。
例えば、第 1 IDE ドライブの第 1 基本パーティションは、
<file>/dev/hda1</file> となります。
論理パーティションは、5 という数字から始められ、同じドライブの第 1
論理パーティションは、 <file>/dev/hda5</file> になります。
また、拡張パーティションとは、論理パーティションを含む基本パーティションの
ことですが、これを単独で使用することができないことは覚えておいてください。
]]>
> <sect id="partitioning-for-dos">Partitioning for DOS
> <p>
> If you are partitioning for DOS drives, or changing the size of DOS
> partitions, using Linux tools, many people experience problems working
> with the resulting FAT partitions. For instance, some have reported
> slow performance, consistent problems with <prgn>scandisk</prgn>, or
> other wierd errors in DOS or Windows.
> <p>
> Apparently, whenever you create or resize a partition for DOS use,
> it's a good idea to fill the first few sectors with zeros. Do this
> prior to running DOS's <prgn>format</prgn> command, from Linux:
> <example>
> dd if=/dev/zero of=/dev/hdXX bs=512 count=4
> </example>
>
> ]]>
<sect id="partitioning-for-dos">DOS 上のパーティションを分割する
<p>
Linux 上のツールを用いて、
DOS のドライブにパーティションを作成したり、DOS パーティションの容
量を変更したりする場合、多くの人々が FAT パーティションに由来する問題を経
験しています。
例えば、<prgn>scandisk</prgn> では問題がないにも関わらず、
パフォーマンスが落ちたり、
DOS や Windows 上で原因不明のエラーに遭遇したとの報告もあります。
<p>
どうも、DOS 上からパーティションを作成したりその容量を変更する場合は、
その最初のいくつかのセクタを 0 で埋めておくのがよいようです。
DOS の <prgn>format</prgn> コマンドを実行する前に、
Linux 上から次のコマンドを実行してください。
<example>
dd if=/dev/zero of=/dev/hdXX bs=512 count=4
</example>
]]>
--
Yoshizumi Endo <y-endo@xxxxxxxxxxxxxxx>