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Re: Packaging Manual chap.3



とりあえず、始めのほんの少しですが。

From: HAYASE Shigenori <shayase@xxxxxxxxxxxxxxx>
Subject: Packaging Manual chap.3
Date: Sat, 7 Aug 1999 14:45:27 +0900
> <!-- ORIG
> 	The Debian binary packages in the distribution are generated
> 	from Debian sources, which are in a special format to assist
> 	the easy and automatic building of binaries.
>  ORIG -->
> 	ディストリビューション中の Debian バイナリーパッケージは
> 	Debian ソースから生成されます。Debian ソースはバイナリの
> 	簡単で自動な構築を助けるような特殊な形式になっています。
>       </p>

# 「バイナリー」と「バイナリ」が混在してます

「Debian ソースは、バイナリパッケージを簡単に、かつ自動的に構築
しやすいように特殊な形式になっています」

# あと、この文書全体ででてくる「ディストリビューション」って、
# 「DebianはLinuxのディストリビューションの1つです」とは違う意味だと
# 思うのですが、何なんでしょうね?


> <!-- ORIG
> 	    To unpack a package it is typically invoked with
>  ORIG -->
> 	    パッケージをアンパックするには次のように呼び出します。

「パッケージをアンパックするには、次のようにコマンドを実行します」


> 	   <p>	
> <!-- ORIG
> 	    with the <tt><var>filename</var>.tar.gz</tt> and
> 	    <tt><var>filename</var>.diff.gz</tt> (if applicable) in
> 	    the same directory.  It unpacks into
> 	    <tt><var>package</var>-<var>version</var></tt>, and if
> 	    applicable
> 	    <tt><var>package</var>-<var>version</var>.orig</tt>, in
> 	    the current directory.
>  ORIG -->
> 	    この時、<tt><var>filename</var>.tar.gz</tt> と
> 	    <tt><var>filename</var>.diff.gz</tt> は
> 	    (もし存在するなら)同じディレクトリに置いておきます。

# *.diff.gzは存在しないこともある、ということ

「この時、<tt><var>filename</var>.tar.gz</tt> と
(もし存在するなら)<tt><var>filename</var>.diff.gz</tt> は
同じディレクトリに置いておきます。」


> 	    これにより <tt><var>package</var>-<var>version</var></tt>
> 	    ディレクトリにソースをアンパックし、もし存在するなら
> 	    <tt><var>package</var>-<var>version</var>.orig</tt>
> 	    をカレントディレクトリにアンパックします。

# 原文の意味からよくわかんないです。できるディレクトリは1つだけ
# ですよね?


> <!-- ORIG
> 	    To create a packed source archive it is typically invoked:
>  ORIG -->
> 	    パックされたソースアーカイブを作るには次のように
> 	    呼び出します。

「ソースアーカイブをパックするには、次のようにコマンドを実行します」


> <!-- ORIG
> 	    This will create the <tt>.dsc</tt>, <tt>.tar.gz</tt> and
> 	    <tt>.diff.gz</tt> (if appropriate) in the current
> 	    directory.  <prgn>dpkg-source</prgn> does not clean the
> 	    source tree first - this must be done separately if it is
> 	    required.
>  ORIG -->
> 	    これにより、<tt>.dsc</tt>、<tt>.tar.gz</tt> と
> 	    <tt>.diff.gz</tt> が(もし適当なら)カレントディレクトリに
> 	    作られます。<prgn>dpkg-source</prgn> は最初に
> 	    ソースツリーに clean を行いません。
> 	    必要な場合は別にやっておく必要があります。
> 	  </p>

「これにより、<tt>.dsc</tt>、<tt>.tar.gz</tt> と
(もし必要なら)<tt>.diff.gz</tt> がカレントディレクトリに〜」


> <!-- ORIG
> 	    <prgn>dpkg-buildpackage</prgn> - overall package-building
> 	    control script
>  ORIG -->
> 	    <prgn>dpkg-buildpackage</prgn> - 全体的なパッケージ構築の
> 	    管理スクリプト

# “control script”を僕だったら「制御スクリプト」とするのですが、
# これって訳語統一されてましたっけ? 覚えてない…。


> 	  <p>
> <!-- ORIG
> 	    <prgn>dpkg-buildpackage</prgn> is a script which invokes
> 	    <prgn>dpkg-source</prgn>, the <tt>debian/rules</tt>
> 	    targets <prgn>clean</prgn>, <prgn>build</prgn> and
> 	    <prgn>binary</prgn>, <prgn>dpkg-genchanges</prgn> and
> 	    <prgn>pgp</prgn> to build a signed source and binary
> 	    package upload.
>  ORIG -->
(略)
> 	    最後に
> 	    <prgn>dpkg-buildpackage</prgn> は、
> 	    <prgn>dpkg-genchanges</prgn> と <prgn>PGP</prgn> を
> 	    呼び出し、署名済のソースパッケージおよび
> 	    バイナリーパッケージを作成、アップロードします。
> 	  </p>

# ftpのputという意味の「アップロード」はしませんよね。
# 別の言葉にしたほうがいいと思います。


> 
> 	  <p>
> <!-- ORIG
> 	    It is usually invoked by hand from the top level of the
> 	    built or unbuilt source directory.  It may be invoked with
> 	    no arguments; useful arguments include:
>  ORIG -->
> 	    通常、構築されている、あるいは、構築されていない
> 	    ソースディレクトリのトップレベルから手動で呼び出されます。

「このコマンドは、通常、すでに構築されている、あるいは構築されていない
ソースディレクトリのトップレベルで、手動で実行します」


> 	      <tag><tt>-uc</tt>, <tt>-us</tt></tag>
> 	      <item>
> 		<p>
> <!-- ORIG
> 		  Do not PGP-sign the <tt>.changes</tt> file or the
> 		  source package <tt>.dsc</tt> file, respectively.</p>
>  ORIG -->
> 		  それぞれ、<tt>.changes</tt> ファイルやソース
> 		  パッケージの <tt>.dsc</tt> ファイルに PGP サインを
> 		  しません。</p>

「それぞれ、<tt>.changes</tt> ファイル、ソース
パッケージの <tt>.dsc</tt> ファイルに PGP サインを
しないという指示です。</p>」


> 	      </item>
> 	      <tag><tt>-p<var>pgp-command</var></tt></tag>
> 	      <item>
> 		<p>
> <!-- ORIG
> 		  Invoke <var>pgp-command</var> instead of finding
> 		  <tt>pgp</tt> on the <prgn>PATH</prgn>.
> 		  <var>pgp-command</var> must behave just like
> 		  <prgn>pgp</prgn>.</p>
>  ORIG -->
> 		  <var>pgp-command</var> を <prgn>PATH</prgn> で
> 		  見つかる <tt>pgp</tt> の代わりに呼び出します。
> 		  <var>pgp-command</var> は <prgn>pgp</prgn> と同様の
> 		  動作をしなくてはなりません。</p>

「同様の」→「まったく同じ」


> 	  <p>	    
> <!-- ORIG
> 	    For a package which generates only one binary package, and
> 	    which builds it in <tt>debian/tmp</tt> relative to the top
> 	    of the source package, it is usually sufficient to call
> 	    <prgn>dpkg-gencontrol</prgn>.
>  ORIG -->
> 	    バイナリーパッケージを一つだけ作り、それをソースパッケージの
> 	    トップの下の <tt>debian/tmp</tt> にソースパッケージの
> 	    トップと相対で構築するようなパッケージでは、 
> 	    通常、<prgn>dpkg-gencontrol</prgn> を呼び出せば十分です。
> 	  </p>

「ソースパッケージのトップから相対パスで <tt>debian/tmp</tt> にある
ファイルからバイナリパッケージを一つだけ作成する場合は、通常、
<prgn>dpkg-gencontrol</prgn> を呼び出せば十分です。」


> <!-- ORIG
> 	    Sources which build several binaries will typically need
> 	    something like:
> 	    <example>
>   dpkg-gencontrol -Pdebian/tmp-<var>pkg</var> -p<var>package</var>
> 	    </example> The <tt>-P</tt> tells
> 	    <prgn>dpkg-gencontrol</prgn> that the package is being
> 	    built in a non-default directory, and the <tt>-p</tt>
> 	    tells it which package's control file should be generated.
>  ORIG -->
> 	    複数のバイナリーを構築するソースでは、一般に次の様にする
> 	    必要があります。
> 	    <example>
>   dpkg-gencontrol -Pdebian/tmp-<var>pkg</var> -p<var>package</var>
> 	    </example>
> 	    <tt>-P</tt> は <prgn>dpkg-gencontrol</prgn> に
> 	    パッケージをデフォルト以外のディレクトリで構築することを
> 	    伝え、<tt>-p</tt> はどのパッケージの
> 	    コントロールファイルを生成するべきかを伝えます。
> 	  </p>

「パッケージをデフォルト以外のどのディレクトリから構築するかを」
-- 
喜瀬“冬猫”浩@南国沖縄