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Re: kernel.sgml
<200205081232.g48CWF605594@xxxxxxxxxxxxxxxx>の記事において
tkubota@xxxxxxxxxxxさんは書きました。
> > > > en/kernel.sgml : 1.1 -> 1.11
> > > > kernel.sgml を予約します。
> >
> > > 訳をつけましたのでチェックお願いします。
> >
> > お疲れさまです。取捨はお任せで、よろしくお願いします。
>
> とりあえず cvs commit しました。
さらに見てみました。 だいぶ時間が経っちゃっててすみません。
--
中野@成蹊大
Index: kernel.sgml
===================================================================
RCS file: /cvs/debian-boot/boot-floppies/documentation/ja/kernel.sgml,v
retrieving revision 1.5
diff -u -r1.5 kernel.sgml
--- kernel.sgml 2002/05/22 04:23:01 1.5
+++ kernel.sgml 2002/06/13 08:31:35
@@ -22,10 +22,11 @@
available device, you are not restricted to using the same media you
used to mount (see <ref id="install-methods">).
-->
-カーネルのインストールに利用できるデバイスの一覧と、ネットワーク
-でインストールするためのオプションが表示されます。どのデバイスも
-使用可能ですが、常に同じメディアをマウントして使用するよう制限されている
-わけではありません (<ref id="install-methods"> をご覧ください)。
+カーネルのインストールに利用できるデバイスの一覧と、
+ネットワークからインストールする場合の選択肢とが表示されます。
+表示されたデバイスはどれでも使えます。
+前にマウントしたメディア (<ref id="install-methods"> をご覧ください)
+以外のものでも構いません。
<p>
<!--O
Note that the options presented to you will vary based on what
@@ -35,12 +36,12 @@
(unless you boot with the <tt>verbose</tt> argument). When prompted
for the CD-ROM, be sure to insert the first CD-ROM in the drive.
-->
-表示されたオプションは <prgn>dbootstrap</prgn> が認識したハードウェア
-に基づいて変更されていることに注意してください。オフィシャル CD-ROM
-からインストールしていれば、どのデバイスからインストールするかを
-聞かれることなく、このソフトウェアが自動的に実行されます
+表示された選択肢は、<prgn>dbootstrap</prgn> が認識したハードウェア
+よって異なります。公式 CD-ROM からインストールした場合は、
+どのデバイスからインストールするかを尋ねずに、
+自動的にカーネルも CD-ROM からインストールします
(引数 <tt>verbose</tt> を指定しないでブートした場合)。CD-ROM を
-求められたら、ファースト CD-ROM をドライブに挿入してください。
+求められたら、1 番目の CD-ROM をドライブに挿入してください。
<p>
<!--O
If you are installing from a local file system, you have a choice
@@ -59,17 +60,17 @@
You can type in the path manually, or use the <tt><...></tt>
button to browse through the file system tree.
-->
-ローカルファイルシステムからインストールされている場合は、2 つの
-選択肢からどちらかを選びます。まだマウントされていないなら
-``harddisk'' を、マウントされているなら ``mounted'' を選んでください。
-どちらの場合でも、システムは最初にいくつかのファイルを
+ローカルファイルシステムからインストールしている場合は、2 つの
+選択肢からどちらかを選びます。まだマウントしていなければ
+``harddisk'' を、マウントした後なら ``mounted'' を選んでください。
+どちらの場合でも、システムはまず
<file>dists/&releasename;/main/disks-&architecture;/current</file>
-から探します。これらのファイルが見つからなかったら、
+からいくつかのファイルを探します。これらのファイルが見つからないと、
&Select-Debian-Archive-path; と聞かれます。ここには
インストールに必要なファイルが置かれているディスク上のディレクトリを
-指定します。もしローカルにミラーした Debian アーカイブがあれば、アーカイブが
-あるディレクトリ (大抵は <file>/archive/debian</file> です)
-を指定することによって、これを使用することができます。これらのアーカイブは
+指定します。ローカルにミラーした Debian アーカイブがあるなら、アーカイブが
+置かれているディレクトリ (大抵は <file>/archive/debian</file> です)
+を指定すれば、それを使えます。これらのアーカイブは
<file>debian/dists/&releasename;/main/disks-&architecture;/current</file>
のようなディレクトリ構造を持っているのが特徴です。パスを手で入力すること
も可能ですし、<tt><...></tt> ボタンを使ってファイルシステムツリー
@@ -85,14 +86,14 @@
id="dbootstrap-shell-log">) where <prgn>dbootstrap</prgn> will log the
location of the files it's looking for.
-->
-ローカルディスクもしくは類似媒体 (NFS など) からのインストールで
-質疑応答を続けていくと、必要なファイル (これはご利用の
-サブアーキテクチャによります) のある実際のディレクトリについて
-次に聞かれます。システムによってはとても厳密なのでご注意ください。
-場合によってはサブディレクトリまでを含めた、ファイルのある
-正確なロケーションを示す必要があります。<prgn>dbootstrap</prgn>
-が見つけたファイルのロケーションについてログを残しますので、
-tty3 のログ (<ref id="dbootstrap-shell-log"> 参照) をご覧ください。
+ローカルディスクや似たメディア (NFS など) からのインストールで
+質疑応答を続けていくと、次には必要なファイル (これはご利用の
+サブアーキテクチャによります) がどのディレクトリにあるかを
+聞かれます。システムによっては、ファイルの置き場所の表示について
+非常に厳密なことがあります (サブディレクトリがあればそれもです)。
+<prgn>dbootstrap</prgn> はファイルの検索中にその探し場所を
+記録しますので、tty3 のログ (<ref id="dbootstrap-shell-log"> 参照)
+を見てください。
<p>
<!--O
If the ``default'' option appears, then you should use that.
@@ -101,10 +102,11 @@
slow if you're mounting over NFS). As a last resort, use the
``manual'' option to specify the directory manually.
-->
-``default'' オプションが表示されたときは、それを使うべきです。それ以外は
-``list'' オプションを試して <prgn>dbootstrap</prgn> に実際のファイルを
-見つけさせるようにしてください (但し、NFS 越しにマウントしていると
-とても遅くなるかもしれませんので注意してください)。最後の手段として
+``default'' オプションが表示されたときは、それを使うべきです。
+表示されなかったら、``list'' オプションを指定して
+<prgn>dbootstrap</prgn> に実際のファイルを探すよう指示してください
+(但し NFS 経由でマウントしていると、とても遅くなるかもしれません)。
+それでもだめな場合は、
``manual'' オプションを使用し、ディレクトリを手入力で指定してください。
<p>
<!--O
@@ -113,7 +115,7 @@
the driver floppies.
-->
フロッピーからインストールする場合は、レスキューフロッピーを用意する必要が
-あります (おそらく既に挿入されていることでしょう)。続けてドライバ
+あります (おそらく既にドライブに入っているでしょう)。続けてドライバ
フロッピーも必要になります。
<p>
<!--O
@@ -126,14 +128,16 @@
re-run this step.
-->
ネットワーク経由でカーネルとモジュールをインストールしたい場合は、
-``network'' (HTTP) または ``NFS'' オプションを使用することができます。
+``network'' (HTTP) または ``NFS'' オプションが使えます。
お使いになるネットワークインターフェイスは、標準カーネルで
-サポートされたものでなければなりません (<ref id="supported-peripherals">
-をご覧ください) 。もし ``nfs'' オプションが表示されない場合は、
+サポートされたものでなければなりません
+(<ref id="supported-peripherals"> 参照)。
+``nfs'' オプションが表示されない場合は、
&MSG-CANCEL; を選び、メニューを遡って &MSG-CONFIGURE-NET;
-を選択しなければなりません (<ref id="configure-network"> をご覧ください)。
-それから、もう一度このステップをやり直してください。
+を選択しなければなりません (<ref id="configure-network"> 参照)。
+その後で、もう一度このステップをやり直してください。
+<!--NAKANO-->
<sect id="install-os-nfs">NFS
<p>
<!--O
@@ -147,11 +151,13 @@
-->
``NFS'' オプションを選択し、次に NFS サーバの名前とパスを
<prgn>dbootstrap</prgn> に伝えます。レスキューフロッピーとドライバ
-フロッピーのイメージは NFS サーバの適切な場所に置かれている
-でしょうが、これらのファイルがカーネルとモジュールのインストールに
-利用できるようになっていなければなりません。NFS ファイルシステムは
+フロッピーのイメージは NFS サーバの適切な場所に置いたでしょうか。
+カーネルとモジュールのインストールには、
+これらのファイルが利用できるようになっていなければなりません。
+<!--nakano 原義はちょっと違うけど。-->
+NFS ファイルシステムは
<file>/instmnt</file> 以下にマウントされます。ファイルのロケーション
-の選択方法は ``hard disk'' または ``mounted'' のときと同様です。
+の選択方法は ``hard disk'' や ``mounted'' のときと同様です。
<sect id="install-os-netfetch">Network
<p>
@@ -164,11 +170,11 @@
server <![ %FIXME [ <strong>...this sentence isn't finished...</strong> ]]>
-->
``network'' オプションを選択し、次に URL と Debian アーカイブの
-あるパスを <prgn>dbootstrap</prgn> に伝えます。通常デフォルトのままで
-正しく動作し、またどんな場合でも、サーバ部分を編集したとしても
-Debian のどの公式ミラーに対してもパスの部分は正しくなっている筈です。
-プロキシサーバ経由でファイルを取得するようにする場合でも、サーバ名を
-入力するだけです。
+パスを <prgn>dbootstrap</prgn> に伝えます。通常はデフォルトのままで
+正しく動作するでしょう。Debian の公式ミラーを使うなら、
+どんな場合でも (サーバの部分を変更しても) パスの部分は正しいはずです。
+ファイルの取得はプロキシサーバ経由で行うこともできます。
+サーバ名を入力するだけです。
<![ %FIXME [ <strong>...この段落はまだ完成してません...</strong> ]]>
<![ %supports-nfsroot [
@@ -184,14 +190,14 @@
ディスクレスワークステーションにインストールしている場合は、<ref
id="configure-network"> に記述されているネットワークの設定を
既に終らせている筈です。またカーネルとモジュールを NFS から
-インストールするようオプションが表示されている筈です。上記に
-記述されている ``NFS'' オプションを使って作業を続行してください。]]>
+インストールするような選択肢が表示されている筈です。上述の
+``NFS'' での説明に従って作業を続行してください。]]>
<p>
<!--O
Other steps may need to be taken for other installation media.
-->
-このあとの作業は、どのインストールメディアの場合も同様です。
+他のインストールメディアについては、また別のやり方が必要とされるでしょう。
<![ %supports-pcmcia [
<sect id="configure-pcmcia">&MSG-CONFIGURE-PCMCIA;
@@ -201,9 +207,11 @@
&MSG-CONFIGURE-MODULES; menu selection, called &MSG-CONFIGURE-PCMCIA;.
This menu is used to enable PCMCIA support.
-->
-&MSG-CONFIGURE-MODULES; メニューを選択する前に &MSG-CONFIGURE-PCMCIA;
-を選択することもできます。このメニューは PCMCIA サポートを可能に
-するために使われます。
+これは &MSG-CONFIGURE-MODULES; メニューの選択の前に表示される
+「別の作業」になります。
+<!--nakano 日本語だとどう表示されるんだっけ → alternate -->
+&MSG-CONFIGURE-PCMCIA; という名前の選択肢です。
+このメニューを使うと PCMCIA サポートが有効になります。
<p>
<!--O
If you do have PCMCIA, but are not installing your Debian system using
@@ -214,13 +222,13 @@
must be selected, and PCMCIA support must be configured prior to
configuring the network.
-->
-PCMCIA 搭載のコンピュータであっても、PCMCIA を使って Debian システムを
-インストール (例えば、PCMCIA イーサネットカードを使ったインストール)
-していないのであれば、この時点で PCMCIA の設定をする必要はありません。
-インストールがすべて終った後、PCMCIA を設定して簡単に使用可能にする
-ことができます。しかし、PCMCIA ネットワークデバイスを使って
-インストールしているのであれば、&MSG-CONFIGURE-MODULES; メニューの
-代りにこのメニューを選択して、ネットワークの設定より先に PCMCIA
+PCMCIA 搭載のコンピュータでも、Debian システムのインストールに
+PCMCIA を使う (例えば PCMCIA イーサネットカードを使ったインストール)
+のでなければ、この時点で PCMCIA の設定をする必要はありません。
+インストールがすべて終った後、PCMCIA を設定して簡単に使用可能にできます。
+しかし PCMCIA ネットワークデバイスを使って
+インストールしているのでしたら、&MSG-CONFIGURE-MODULES; メニューの
+代りにこのメニューを選択し、ネットワークの設定より先に PCMCIA
サポートの設定をしなければなりません。
<p>
<!--O
@@ -234,17 +242,17 @@
name="Linux PCMCIA HOWTO"> contains plenty of information in case the
default doesn't work.
-->
-PCMCIA をインストールする必要があれば、&MSG-CONFIGURE-PCMCIA; の方を
+PCMCIA をインストールする必要があったら、&MSG-CONFIGURE-PCMCIA; の方を
選んでください。&MSG-CONFIGURE-MODULES; メニューの下にあるでしょう。
するとシステムにどの PCMCIA コントローラが搭載されているかを尋ねられます。
多くの場合 <tt>i82365</tt> でしょうが、場合によっては、<tt>tcic</tt>
-かも知れませんので、はっきりしない場合はご自分のラップトップのベンダが
-供給している仕様書を読んでみてください。一般的に言ってその次にある
-いくつかの設定項目は空白のままにしておいても大丈夫です。前にも言い
-ましたように、特定のハードウェアでは特別な設定が必要になります。
+かも知れませんので、はっきりしない場合はご自分のラップトップのメーカから
+提供されている仕様書を読んでみてください。その次にある
+いくつかの設定項目は、通常は空白のままにしておいても大丈夫です。
+ここでも、特定のハードウェアには特別な設定が必要になります。
デフォルトのままではうまく動作しないときには、
<url id="&url-pcmcia-howto;" name="Linux PCMCIA HOWTO">
-に情報が多数収められていますので、ご参照ください。
+にたくさんの情報が収められています。
<p>
<!--O
In some unusual cases, you may also need to read and edit
@@ -255,9 +263,9 @@
-->
まれに、自分で <file>/etc/pcmcia/config.opts</file> を読んで編集
しなければならないこともあります。そういう時は、2 番目の仮想ターミナル
-(<em>左 Alt-F2</em>) を開いて、そこでファイルを編集し、それから
-PCMCIA を再設定するか、<prgn>insmod</prgn> と <prgn>rmmod</prgn>
-を使って手作業でモジュールを再読み込みさせることができます。
+(<em>左 Alt-F2</em>) を開いてファイルを編集してから
+PCMCIA を再設定するか、あるいは <prgn>insmod</prgn> と <prgn>rmmod</prgn>
+を使って手作業でモジュールをリロードします。
<p>
<!--O
Once PCMCIA is properly configured and installed, you should jump back
@@ -289,13 +297,14 @@
-->
ここで初めてプロンプトが表示されるので、ベンダ供給のフロッピーから
追加でカーネルモジュールを読み込ませたい場合に利用してください。
-ここは、特定ハードウェアに必要な (例えば、特殊な SCSI コントローラ用など)
-補足的な商的または非標準なモジュールに役立つだけなので、
-殆どの場合はこのステップをスキップできます。ここでは
-<file>/lib/modules/misc</file> (この <var>misc</var> には
-標準カーネルのモジュールが置かれます) のようなフロッピー中の
-ロケーションにモジュールを捜します。これらのファイルは
-インストール用にディスクにコピーされ、次のステップで設定されます。
+ここは、特定のハードウェア (例えば特殊な SCSI コントローラなど)
+に必要となる、独占的モジュールや非標準モジュールの追加に使うだけなので、
+ほとんどの場合はこのステップはスキップできます。ここでは、
+フロッピーの <file>/lib/modules/misc</file>
+のような場所からモジュールを探します
+(<var>misc</var> は標準カーネルのモジュールセクションのいずれでも OK です)。
+これらのファイルはインストール対象のディスクにコピーされ、
+次のステップで設定されます。
<p>
<!--O
Next, the <prgn>modconf</prgn> program will be run, which is a simple
@@ -304,8 +313,9 @@
would like to install.
-->
次に <prgn>modconf</prgn> プログラムが実行されます。これは単純な
-プログラムで、カーネルモジュールセクションを表示し、様々なカーネル
-セクションへ導いてインストールしたいモジュールを見つけ出します。
+プログラムで、カーネルモジュールのセクションを表示します。
+ユーザは様々なカーネルセクションへ入り、
+インストールしたいモジュールを見つけ出します。
<p>
<!--O
We recommend that you <em>only</em> configure devices which are
@@ -336,14 +346,14 @@
driver.
-->
いくつかのモジュールはパラメータを必要とします。パラメータに何を
-指定するのかを見るには、そのカーネルドライバの文書を調べなくてはなりません。
+指定するかについては、そのカーネルドライバの文書を調べなければなりません。
<p>
<!--O
At any point after the system is installed, you can reconfigure your
modules by using the <prgn>modconf</prgn> program.
-->
-システムのインストールが終った後はいつでも、<prgn>modconf</prgn>
-プログラムを使ってモジュールを再設定することができます。
+システムのインストールが終った後なら、いつでも <prgn>modconf</prgn>
+プログラムでモジュールを再設定できます。
<![ %powerpc [
<p>
@@ -352,10 +362,9 @@
the 2.4 kernel list (some 2.2 modules are similar). Most of these
modules require no parameters.
-->
-powerpc 用には、2.4 カーネルからの一覧ですが
-(2.2 のモジュールも同じようなものです)
-これらいくつかのモジュールが役立つでしょう。これらの殆どのモジュール
-はパラメータを必要としません。
+powerpc 用向けに便利なモジュールをいくつか挙げておきます。
+2.4 カーネルからの一覧ですが、2.2 のモジュールも同じようなものです。
+これらの殆どのモジュールはパラメータを必要としません。
<list>
<item>kernel/net/appletalk (for file sharing with MacOS Macintoshes)</item>
<item>kernel/fs/smbfs (for LAN communication with PC networks)</item>
@@ -385,7 +394,7 @@
場合、&Configure-the-Hostname; オプションが表示されます。ネットワーク
を使っていない場合でも、あるいはネットワークに動的に接続もしくは
切断 (例えばダイアルアップを使用) する場合でも、マシンには
-それ自身の名前を持たなければなりません。
+名前をつけなければなりません (マシンが自分自身を呼ぶ名前です)。
<p>
<!--O
If the installation system does detect a network device, you'll be
@@ -396,12 +405,12 @@
id="configure-modules">. Go back to that step and look for
<tt>net</tt> devices.
-->
-インストールシステムがネットワークデバイスを認識した場合、
-&MSG-CONFIGURE-NET; のステップに入ります。システムがこのステップの
-実行を許さない場合、それはネットワークデバイスが見つからなかった
-ことを意味します。もしネットワークデバイスがあるなら、それは
-おそらく先の <ref id="configure-modules"> においてネットワーク
-デバイスの設定が間違っていることを意味します。そのステップに戻り、
+インストールシステムがネットワークデバイスを認識した場合は、
+&MSG-CONFIGURE-NET; のステップに入ります。システムからこのステップに
+入れない場合は、ネットワークデバイスが見つからなかった
+ことを意味します。実際にはネットワークデバイスがあるなら、
+おそらく以前の <ref id="configure-modules"> におけるネットワーク
+デバイスの設定が間違っていることを意味します。このステップに戻り、
<tt>net</tt> デバイスを捜してください。
<p>
<!--O
@@ -411,10 +420,10 @@
After installation, you may configure additional interfaces
— see the <manref name="interfaces" section="5"> man page.
-->
-&MSG-CONFIGURE-NET; ステップに入り、システムが更にもう 1 つ以上の
-ネットワークデバイスを認識すると、どのデバイスの設定をするかを
-聞いてきます。どれか 1 つの設定しかできません。インストールが
-終った後で、その他のインターフェイスを設定してください。詳しくは、
+&MSG-CONFIGURE-NET; ステップに入った時に、システムが 2 つ以上の
+ネットワークデバイスを認識していると、どのデバイスの設定をするかを
+聞いてきます。どれか 1 つの設定しかできません。
+別のインターフェイスの設定はインストール後に行ってください。詳しくは、
<manref name="interfaces" section="5"> の man ページをご覧ください。
<![ %supports-pcmcia [
@@ -428,7 +437,7 @@
<prgn>dbootstrap</prgn> が設定済みの PCMCIA (<ref
id="configure-pcmcia">) を認識すると、ネットワークカードは
PCMCIA カードで間違いないかを聞いてきます。これはネットワークの
-設定がどうやってどこにセットされているかに影響します。
+設定がどこにどのように行われるかに影響します。
]]>
<p>
@@ -442,11 +451,11 @@
your wires and the log on tty3, or else move on and configure the
network manually.
-->
-<prgn>dbootstrap</prgn> は次にネットワークの設定として、DHCP
-もしくは BOOTP サーバを使用するかを聞いてきます。もしできるなら
+次に <prgn>dbootstrap</prgn> は、ネットワークの設定として、DHCP サーバや
+BOOTP サーバを使うかを聞いてきます。これらが使える場合は、
次のセクションの残りを全てスキップできるので、&Yes; と答えるべきです。
-願わくは &The-network-has-been-successfully-configured-using-DHCP-BOOTP;
-の返答が見られるので、<ref id="install-base"> へ一気に進むことができます。
+うまくいけば &The-network-has-been-successfully-configured-using-DHCP-BOOTP;
+という答えが帰ってくるので、一気に <ref id="install-base"> へ進みます。
もし設定が失敗したら、配線と tty3 のログを確認するか、さもなくば
ネットワークの手動設定に移ってください。
<p>
@@ -458,10 +467,10 @@
the network device that your primary network connection uses.
Usually, this will be ``eth0'' (the first Ethernet device).
-->
-手動でネットワークの設定を行なうためには、<prgn>dbootstrap</prgn>
-はネットワークに関するいくつかの質問を聞いてきますので、<ref
+手動でネットワークの設定を行なう場合には、<prgn>dbootstrap</prgn>
+がネットワークに関するいくつかの質問を聞いてきますので、<ref
id="needed-info"> の答えを埋めてください。システムはネットワーク
-に関する情報を纒め、確認を求めてきます。次に、主として使用する
+に関する情報をまとめ、確認を求めてきます。次に、メインとして使用する
ネットワークのネットワークデバイスを特定する必要があります。
通常、これは ``eth0'' (一番目のイーサネットデバイス) となります。
<p>
@@ -477,17 +486,18 @@
Alternatively, you can install <package>etherconf</package>, which will
step you through your network setup.
-->
-知っておくと役に立つかもしれない技術的な事をいくつか紹介しておきましょう。
-インストーラのプログラムは、ネットワークの IP アドレスをあなたのシステムの
-IP アドレスとネットマスクから、ビットごとに論理積をとったものと想定します。
-ブロードキャストアドレスに関しては、IP アドレスとネットマスクを
-ビット反転したものとの論理和をとったものと想定します。また、ゲートウェイは
-DNS サーバであると想定します。もしも、もしこれらの設定がよく分からなければ、
+知っておくと役に立つかもしれない技術的な内容をいくつか紹介しておきましょう。
+インストーラのプログラムは、ネットワークの IP アドレスを、
+あなたのシステムの IP アドレスとネットマスクとの間で、
+ビットごとの論理積をとったものと想定します。
+ブロードキャストアドレスに関しては、IP アドレスと
+ネットマスクのビット反転との論理和をとったものと想定します。
+また、ゲートウェイは
+DNS サーバであると想定します。もしこれらの設定がよく分からなければ、
システムが推測したものを使ってください。これらはインストール終了後に
変更することもできます。必要であれば <file>/etc/network/interfaces</file>
-を編集してください。別の方法として、<package>etherconf</package> を
-インストールすることもできます。これはネットワークのセットアップを行なう
-ものです。
+を編集してください。あるいは、<package>etherconf</package> を
+インストールしてネットワークの設定を行うこともできます。
<sect id="install-base">&MSG-INSTALL-BASE;
@@ -497,8 +507,8 @@
minimal set of packages which provides a working, basic,
self-contained system. It's under 70MB in size.
-->
-次のステップはベースシステムのインストールです。ベースシステムは
-基本的で、完全に独立して動作するシステムを提供する最小のパッケージセットです。
+次のステップはベースシステムのインストールです。ベースシステムは、
+完全に独立して動作する基本的なシステムを提供する最小のパッケージセットです。
サイズは 70MB 以下です。
<p>
<!--O
@@ -508,8 +518,9 @@
If you are installing from an official CD-ROM, you will simply be
prompted to insert it.
-->
-&MSG-INSTALL-BASE; ステップの間、CD-ROM からのインストールでなければ
-どのデバイスからベースシステムをインストールするかメニューが表示されます。
+CD-ROM からのインストールでなければ、
+&MSG-INSTALL-BASE; ステップで、
+どのデバイスからベースシステムをインストールするかのメニューが表示されます。
適切なインストールメディアを選択してください。公式 CD-ROM から
インストールしている場合は、単に CD-ROM を挿入するよう表示されます。
<p>
@@ -522,21 +533,22 @@
that the contents of your disk are indeed changing.
-->
ベースシステムをネットワーク越しにインストールしている場合は、いくつかの
-ステップでかなりの時間が掛かり、進行状況が明確でないことに
-注意してください。特に初期段階の <file>Packages.gz</file> の
-取得と、ベースと必須パッケージのインストールではかなりの時間が
+ステップでかなりの時間が掛かるかもしれません。
+その場合の進行状況もはっきりしないかもしれません。
+特に、最初に行われる <file>Packages.gz</file> の取得と、
+ベースパッケージ・必須パッケージのインストールにはかなりの時間が
掛かるため、固まったように見えるかもしれません。コンソール 2 で
-<tt>df -h</tt> を使うことにより、ディスクの内容が本当に変わっているかを
-確認することができます。
+<tt>df -h</tt> を使えば、実際にディスクの内容が変わっているかを
+確認できます。
<p>
<!--O
However, if the install bogs down right away retrieving a file called
<file>Release</file>, you may assume that the network archive has not
been found, or there is a problem with it.
-->
-しかし、<file>Release</file> と呼ばれるファイルを取得してすぐに
-インストールが行き詰まったら、ネットワーク上のアーカイブが
-見つからないこと、または何か不具合があることを確認してください。
+しかし、<file>Release</file> という名前のファイルの取得後すぐに
+インストールが行き詰まるようでしたら、ネットワーク上のアーカイブが
+見つからないか、またはアーカイブに何か問題があるのだと考えられます。
<p>
<!--O
If you are installing the base system from your hard disk, just point
@@ -544,8 +556,9 @@
procedure for installing the kernel and modules.
-->
ベースシステムをハードディスクからインストールしている場合は、
-インストーラの <file>basedebs.tar</file> へのディスクロケーションが
-ポイントで、カーネルおよびモジュールのインストールの行程と同様です。
+<file>basedebs.tar</file> のディスク上の場所を
+インストーラに 教えてあげるだけです。
+カーネルやモジュールのインストール作業と同じです。
<!-- Keep this comment at the end of the file
@@ -566,5 +579,4 @@
sgml-local-ecat-files:nil
End:
-->
-