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Re: apt manpages 翻訳



西山和広です。


かなり前ですが、読んでいて気になった点がありましたので
ここにつなげます。

>>> Tue, 14 Feb 2006 18:08:05 +0900 の刻に
>>> nabetaro@xxxxxxxxxx氏曰く
> 
> ja/apt-secure.ja.8.xml

|        rogue server (through arp or DNS spoofing
|        attacks).</para></listitem>
| -->
|        <listitem><para><literal>ネットワーク中間者攻撃</literal>
|        署名をチェックしないと、
|        悪意あるエージェントがパッケージダウンロードプロセスに割り込んだり、
|        ネットワーク構成要素 (ルータ、スイッチなど) の制御や、
|        悪漢サーバへのネットワークトラフィックのリダイレクトなど
|        (arp 経由や DNS スプーフィング攻撃) で、
| 

through arp or DNS spoofing attacksは
(through arp) or (DNS spoofing attacks)ではなく
through ((arp or DNS) spoofing attacks)ではないでしょうか?

つまり、「arp (スプーフィング攻撃) や DNS スプーフィング攻撃経由」
という意味だと思います。


|    <para>However, it does not defend against a compromise of the
|    Debian master server itself (which signs the packages) or against a
|    compromise of the key used to sign the Release files. In any case,
|    this mechanism can complement a per-package signature.</para>
| -->
|    <para>しかしこれは、
|    (パッケージに署名する) Debian マスターサーバ自体の感染や、
|    Release ファイルに署名するのに使用したキーの感染を防げません。

complementは感染ではなく(情報)漏洩ではないでしょうか?

英辞郎だと
| 【名-5】 情報漏洩{じょうほう ろうえい}、セキュリティ侵害{しんがい}
になると思います。


-- 
|ZnZ(ゼット エヌ ゼット)
|西山和広(Kazuhiro NISHIYAMA)