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Re: dpkg man page (7) 査読依頼



かねこです。これで最後かな。ざっと見ました。
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--- 20111002ja.po.7.orig.txt	2011-10-04 23:21:56.000000000 +0900
+++ 20111002ja.po.7.txt	2011-10-26 20:27:16.000000000 +0900
@@ -33,7 +33,7 @@
 "argument."
 msgstr ""
 "これらの I<command> では複数のオプションを 1 つに結合することはできず、"
-"オプションの値をオプション名から分離して指定することもできない。"
+"オプションの値をオプションから分離した引数として指定することもできない。"

 #. type: TP
 #: dpkg-source.1:19
@@ -52,8 +52,8 @@
 "under the current working directory."
 msgstr ""
 "ソースパッケージを展開する。Debian ソースコントロールファイル (B<.dsc>) 名と"
-"して、非オプション引数を 1 つ指定する必要がある。それに続く任意の非オプション"
-"引数として、ソースパッケージの展開先となるディレクトリを指定することができる。"
+"して、非オプション引数を 1 つ指定する必要がある。それに続くオプション形式ではない"
+"引数は任意で、ソースパッケージの展開先となるディレクトリを指定することができる。"
 "このディレクトリは既存であってはならない。ディレクトリが指定されなかった"
 "場合、ソースパッケージは、現在のワーキングディレクトリ以下の I<source>-"
 "I<version> というディレクトリに展開される。"
@@ -172,7 +172,7 @@
 "実行前の非常に早い段階でこれを呼び出す)。"
 "このコマンドは冪等であり、複数回呼び出されてもよい。"
 "すべてのソース形式がこのフックを実装しているわけではない。"
-"実装される場合は、通常、Debian のパッチを適用可能にするといった"
+"実装される場合は、通常、Debian のパッチが当たっていることを確認するといった"
 "ビルド前のソースツリーの準備に用いられる。"

 #. type: TP
@@ -279,6 +279,7 @@

 #. type: Plain text
 #: dpkg-source.1:151
+
 msgid ""
 "Specify the compression to use for created files (tarballs and diffs).  Note "
 "that this option will not cause existing tarballs to be recompressed, it "
@@ -427,7 +428,7 @@
 "semantic of tar's --exclude option is somewhat complicated, see http://www.";
 "gnu.org/software/tar/manual/tar.html#wildcards for a full documentation."
 msgstr ""
-"B<参考:> B<-i> と B<-I> は類似の目的で用いられるが、文法と意味はまったく"
+"B<注記:> B<-i> と B<-I> は類似の目的で用いられるが、文法と意味はまったく"
 "異なっている。B<-i> は複数回指定することができず、各ファイルの相対パス全体"
 "をマッチ対象として perl 形式の正規表現により指定する。"
 "B<-I> は複数回指定することができ、シェルのワイルドカードによるファイル名"
@@ -530,6 +531,8 @@
 "この形式のソースパッケージには、B<.diff.gz> と対応する B<.orig.tar.gz>、"
 "もしくはB<.tar.gz> のみ (この形態を I<ネイティブ> と称する) が含まれる。"

+# Native の訳は全体統一で見直した方が良いかも。
+
 #. type: Plain text
 #: dpkg-source.1:243 dpkg-source.1:411 dpkg-source.1:586 dpkg-source.1:625
 msgid "B<Extracting>"
@@ -554,7 +557,7 @@
 "再設定される (これにより、自動生成されたファイルにパッチする際に、"
 "タイムスタンプが逆転してしまうことによる問題の発生を回避する)。diff により"
 "新しいファイルを作成することもできる (debian ディレクトリ自体も、これにより"
-"作成される) が、ファイルを削除することはできない (空ファイルはそのまま残される。"
+"作成される) が、ファイルを削除することはできない (空ファイルはそのまま残される)。"

 #. type: Plain text
 #: dpkg-source.1:255 dpkg-source.1:439 dpkg-source.1:597 dpkg-source.1:630
@@ -733,12 +736,12 @@
 "sa> was specified.  B<-sA> is the default."
 msgstr ""
 "オリジナルのソースアーカイブが tar ファイルもしくはディレクトリであることを"
-"指示する。2 番目の引数はいずれであってもよいし、空文字列でもよい (その場合"
+"指示する。2 番目の引数が指定されている場合、それは上記のいずれであってもよいし、空
文字列でもよい (その場合"
 "は、B<-sn> (訳注: B<-sp> の誤りと思われる) と同等である)。tar ファイルが存在した場
合は、diff 生成のために"
 "展開され、最後に削除される (これは B<-sp> と同等である)。ディレクトリが存在した"
 "場合は、オリジナルのソースを作成するためにアーカイブ化され最後に削除される"
 " (これは、B<-sr) と同等である)。いずれも存在しなかった場合、パッケージは Debian "
-"化の diff を持たず、ソースアーカイブのみが存在すると見なされる (これは、"
+"化の diff を持たず、あるがままのソースアーカイブのみが存在すると見なされる (これは、"
 " B<-sn> と同等である)。いずれも存在した場合、B<dpkg-source> はディレクトリの"
 "存在を無視して、B<-sA> が指定されていた場合はこれを上書きし (これは B<-sP> と同等"
 "である)、B<-sa> が指定されていた場合はエラーを発生させる。"
@@ -940,13 +943,13 @@
 "引き続き、B<debian/patches/debian.series> もしくは B<debian/patches/series> "
 "にあるパッチがすべて適用される。前者のファイルが使用され、後者が存在しない"
 "場合 (もしくはシンボリックリンクの場合)、後者は前者に対するシンボリック"
-"リンクに置き換えられる。これは、一連のパッチを管理する上で、quilt の使用を"
+"リンクに置き換えられる。これは、一連のパッチを管理する上での、quilt の使用法を"
 "単純化する意図である。"
-"B<dpkg-source> は、パッチ適用の際に使用されるオプションが (各行毎に"
-"パッチファイル名と 1 つ以上のスペースの後に格納する形で) 明示的に指定された"
-"series ファイルを適切に解析するため、それらのオプションを無視し、常に B<patch> "
-"コマンドの B<-p1> オプションを指定して適用すべきものとみなす点に注意。xxxxx"
-"オプションが指定されていた場合は、警告が出力され、ビルドは恐らく失敗するだろう。"
+"B<dpkg-source> は、パッチアプリケーション向けに明示的に指定されたオプションを (各行
毎に"
+"パッチファイル名と 1 つ以上のスペースの後に格納する形で) 含む"
+"series ファイルに対しての解析は適切に行うが、それらのオプションは無視し、常に
B<patch> "
+"コマンドの B<-p1> オプションを指定して適用すべきものとみなす点に注意。"
+"このようなオプションが指定されていた場合は、警告が出力され、ビルドは恐らく失敗する
だろう。"

 #. type: Plain text
 #: dpkg-source.1:434
@@ -980,10 +983,10 @@
 msgstr ""
 "カレントディレクトリにあるオリジナルの tar アーカイブが、展開の際と同じ"
 "ロジックで一時ディレクトリに展開され、debian ディレクトリが一時ディレクトリ"
-"からコピーされる。さらに、自動パッチ (B<debian-changes->I<version> もしくは "
-"B<debian-changes>、B<--single-debian-patch> による) を除くすべてのパッチが"
+"からコピーされる。さらに、自動パッチ (B<--single-debian-patch> の指定により、
B<debian-changes->I<version> もしくは "
+"B<debian-changes>) を除くすべてのパッチが"
 "適用される。一時ディレクトリはソースパッケージのディレクトリと比較される。"
-"diff が空の場合、B<--single-debian-patch> もしくは B<--auto-commit> が指定"
+"diff が空でない場合、B<--single-debian-patch> もしくは B<--auto-commit> が指定"
 "されていない限り、ビルドは失敗する。後者の場合、diff は自動パッチの中に"
 "保存される。自動パッチが作成/削除される場合は、series ファイルと quilt の"
 "メタデータからも追加/削除される。"
@@ -1003,7 +1006,7 @@
 "修正されたバイナリファイルを debian tar アーカイブに (B<debian/source/include"
 "-binaries> に格納することで) 含めておくことを熟考の上決定しない限り、処理"
 "の失敗を引き起こす。debian サブディレクトリ内にバイナリファイルがあった場合も、"
-"B<debian/source/include-binaries> によりホワイトリストとして設定されていない"
+"B<debian/source/include-binaries> によりホワイトリスト設定されていない"
 "限り、ビルドの失敗を引き起こす。"

 #. type: Plain text
@@ -1184,12 +1187,12 @@
 "ビルドの際に生成される自動パッチの名前として、B<debian/patches/"
 "debian-changes->I<version> の代わりに、B<debian/patches/debian-changes> を"
 "使用する。このオプションは、パッケージがバージョン管理システムで維持されて"
-"いるために、パッチセットが適切に生成されていない場合特に有用であり、"
-"アップストリームと現状との差分を単一のパッチに格納する。このオプションを"
+"いるために、パッチセットが安定して生成できない場合特に有用であり、"
+"アップストリームと現状との差分を単一のパッチに格納する。典型的には、このオプションを"
 "B<debian/source/local-options> に設定した上で、"
-"例えば使用しているバージョン管理システムにおいて、"
-"Debian における変更点を確認するのに最適な方法を示す、B<debian/source/"
-"local-patch-header> ファイルを併せて設定する。xxxxx"
+"例えば使用しているバージョン管理システムなどの、"
+"Debian における変更点を確認するのに最適な方法を説明するための B<debian/source/"
+"local-patch-header> ファイルを添付しておく。"

 #. type: TP
 #: dpkg-source.1:528
@@ -1207,9 +1210,9 @@
 msgstr ""
 "主たるオリジナルの tar アーカイブについて、作成できない場合や補助のもの"
 "が存在する場合であっても、空のファイルを自動的に生成する。"
-"このオプションは、ソースパッケージに複数のアップストリームのソフトウェアが"
-"同梱されており、\"主たる\" ソフトウェアが存在しない場合に用いられることを"
-"想定している。xxxxx"
+"このオプションは、ソースパッケージが複数のアップストリームのソフトウェアを"
+"単に集めたものであり、\"主たる\" ソフトウェアが存在しない場合に用いられることを"
+"想定している。"

 #. type: TP
 #: dpkg-source.1:534
@@ -1270,7 +1273,7 @@
 #: dpkg-source.1:558
 msgid "Skips extraction of the debian tarball on top of the upstream sources."
 msgstr ""
-"アップストリームのトップに位置する debian tar アーカイブの展開を行わない。"
+"アップストリームソースの上に debian tar アーカイブの上書き展開を行わない。"

 #. type: TP
 #: dpkg-source.1:558
@@ -1296,7 +1299,7 @@
 "This format is special. It doesn't represent a real source package format "
 "but can be used to create source packages with arbitrary files."
 msgstr ""
-"これは特別な形式である。実際のソースパッケージ形式を示すものではなく、"
+"これは特別な形式である。特定のソースパッケージ形式を示すものではなく、"
 "任意のファイルを用いてソースパッケージを作成する際に使用する形式である。"

 #. type: Plain text
@@ -1346,7 +1349,7 @@
 "gitshallow> file listing revisions for a shallow git clone."
 msgstr ""
 "この形式のソースパッケージは、パッケージのソースを保持する単一の git bundle "
-"である、git リポジトリ B<.git> から構成される。shallow git close が"
+"である、git リポジトリ B<.git> から構成される。shallow git clone が"
 "リビジョン保持に用いる B<.gitshallow> ファイルも含まれる場合がある。"

 #. type: Plain text
@@ -1427,7 +1430,7 @@
 "Creates a shallow clone with a history truncated to the specified number of "
 "revisions."
 msgstr ""
-"shallow close を作成する。作成の際、ヒストリを指定したリビジョン数に切り詰める。"
+"shallow clone を作成する。作成の際、ヒストリを指定したリビジョン数に切り詰める。"

 #. type: SS
 #: dpkg-source.1:620
@@ -1751,7 +1754,7 @@
 "前後の空白は削除される。"
 "\"#\" で始まる行はコメント行と見なされスキップされる。空行も無視される。"
 "その他の行は、(B<debian/patches/> ディレクトリからの相対パスによる) パッチ"
-"のファイル名から始まり、これは空白文字もしくは行末まで続く。それに続き"
+"のファイル名から始まり、これは最初の空白文字もしくは行末まで続く。それに続き"
 " quilt のオプションを任意で設定することができる。これは最初に空白文字に"
 "続いて (それ以降が行末までコメントであることを示す) \"#\" が現れた位置"
 "もしくは行末まで続く。"
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Seiji Kaneko