やまねさま 綾小路です。レビューありがとうございます。 At Sat, 2 Jul 2016 17:57:59 +0200, Hideki Yamane wrote: > > 数分の一ですがdebian-handbookをまた査読したので、忘れないうちに送付します。 頂いたパッチ [1] とそれに対する修正を翻訳レビュー用リポジトリのブランチ jessie/master/translation/ja_JP/bug/debian-doc@debian.or.jp/08255 [2] にアップロードしました。修正内容をご確認いただき [3]、 問題があれば一週間以内に返信していたただけますと幸いです。 [1] https://github.com/l/debian-handbook/commit/7dc0c7474dcff91d88f3cc05b404960e5c84ccf9 [2] https://github.com/l/debian-handbook/commits/jessie/master/translation/ja_JP/bug/debian-doc%40debian.or.jp/08255 [3] https://github.com/l/debian-handbook/compare/7dc0c7474dcff91d88f3cc05b404960e5c84ccf9...jessie/master/translation/ja_JP/bug/debian-doc@debian.or.jp/08255 問題がなければ、このブランチに含まれるコミットは一つのコミット (Author がやまねさんで Committer が私のコミット) に squash されて、 一週間後を目安に本家リポジトリに反映させていただきます。 最後に詳しい修正とそれに対するコメントを付記しています。 併せてご確認いただけますと幸いです。 > #fuzzy行は作業しようと思ってマーキングしてあるところです。 > 本文に挿入したほうが良ければその旨お知らせください。 fuzzy マークされているエントリは 2 つあり、それらに対して以下の作業が行われているようですが、 1. フリーなオペレーティングシステム -> 自由なオペレーティングシステム 2. 開発者は締め切りに -> 開発者は、締め切りに 同エントリに対してこれ以上の作業を行う予定があるという意味でしょうか? また、作業予約を示すために fuzzy マークを使うことが reasonable なのかわからないので、 "Vote-Fuzzy: Hideki Yamane;" などのように翻訳者コメントの形に変換しました。 msggrep を使えば該当のエントリを抽出できます [1]。 [1] $ msggrep --comment --regexp='Vote-Fuzzy: Hideki Yamane;' ja-JP/01_the-debian-project.po ---------------------------------------------------------------------- | 全般的な変更 | https://github.com/l/debian-handbook/commit/e9e079918e57abddf665ba63a2a94d05fc474886 ---------------------------------------------------------------------- * コミットメッセージの先頭に言語コードを追加 * コミットメッセージにレビュー報告元を追加 * 修正されたエントリに Checked-By と Ref タグを追加 * Last-Translator ヘッダを追加 * 作業予約を示す fuzzy マークを Vote-Fuzzy タグに変換 ---------------------------------------------------------------------- | 細かな微調整 | https://github.com/l/debian-handbook/commit/60904c5fd879ba99e5af46418ce17f45920262c0 ---------------------------------------------------------------------- -------------------- 原文: Before diving right into the technology, let us have a look at what the Debian Project is, its objectives, its means, and its operations. 変更前: 技術について深く掘り下げる前に、Debian プロジェクトとその目的と方針、 つまりは運営について少し見てみましょう。 変更後: Debian の技術について深く掘り下げる前に、Debian プロジェクトの本質、目 的、方針、運営の仕方について少し見てみましょう。 コメント: 1. "the technology" の "the" が指す対象を明示するほうが、 理解しやすいのではないかと思います (この文は第 1 章の最初の文なので)。 2. "what the Debian Project is" と "its objectives" と "its means" と "its operations" は並列して言及されているので、 「つまりは運営」のように一つにまとめられないように思います。 また、「つまりは」とするならば、原文は "it means" になるような気がします。 -------------------- -------------------- 原文: Debra + Ian = Debian. 変更前: Debra + Ian = Debian というわけです。 変更後: Debra と Ian で Debian というわけです。 コメント: 1. "+" や "=" も補えばより良くなるように思います。 -------------------- -------------------- 原文: The GNU project is a range of free software developed, or sponsored, by the Free Software Foundation (FSF), originated by its iconic leader, Dr. Richard M. Stallman. 変更前: GNU プロジェクトとは、偶像化されているリーダー Dr. Richard M. Stallman が創設したフリーソフトウェア財団 (FSF) が開発あるいは支援するフリーソ フトウェアの範囲を指します。 変更後: GNU プロジェクトとは、偶像化されているリーダー Dr. Richard M. Stallman が創設したフリーソフトウェア財団 (FSF) が開発あるいは支援する多様なフ リーソフトウェアを指します。 コメント: 1. ここの "a range of free software" は「フリーソフトウェアの範囲」 というよりも「様々なフリーソフトウェアの集合体」というニュアンス なのではないかなぁと思います。 -------------------- -------------------- 原文: Due to his uncompromising positions, he's not unanimously admired, but his non-technical contributions to Free Software (in particular at the legal and philosophical level) are respected by everybody. 変更前: 彼自身は強硬的な姿勢のおかげで誰からも高い評価を得ているわけではありま せんが、彼が行ったフリーソフトウェアに対する技術的でない貢献 (特に法律 的、哲学的な水準において) は皆の尊敬を集めています。 変更後: 彼自身は強硬的な姿勢のおかげで全員から高い評価を得ているわけではありま せんが、彼が行ったフリーソフトウェアに対する技術的でない貢献 (特に法律 的、哲学的な水準において) は全員から尊敬を集めています。 コメント: 1. "not unanimously admired" で「誰からも...ない」と翻訳されているのですが、 「中には RMS に高い評価を下している人もいる」というニュアンスが 取りにくくなっているような気がします。 2. 「強硬的な姿勢」に関する評価に関しては、全員が高い評価下しているわけではない。 「技術的でない貢献」に関する評価に関しては、全員が高い評価を下している。 という対比構造を字面からも明らかにするために、表現を揃えました。 -------------------- -------------------- 原文: After passing the baton to Bruce Perens, Ian took a less public role. 変更前: Ian は Debian プロジェクトリーダーの職を Bruce Perens に譲った後、公な 活動への参加を減らし、 変更後: Ian は Debian プロジェクトリーダーの職を Bruce Perens に譲った後、公人 としての役割を減らし、 コメント: 1. 私が採用していた「公的活動...」もご提案された「公な活動...」も わかりにくいような気がしたので、書き換えてみました。 -------------------- -------------------- 原文: This venture was, sadly, a commercial failure, and development was abandoned. 変更前: 残念なことにこの試みは商業的に失敗し、開発は破棄されました。 変更後: 残念なことにこのベンチャー事業は商業的に失敗し、事業の展開は頓挫しまし た。 コメント: 1. 「試み」だと "venture" の持つ冒険的というニュアンスが 伝わりにくいような気がします。 2. "development" は「"venture" のさらなる発展」 という意味ではないでしょうか。 -------------------- -------------------- 原文: The 12 architectures offered cover 10 hardware architectures and 2 kernels 変更前: 提供されている 12 種類のアーキテクチャは、10 種類のハードウェアアーキ テクチャと 2 種類のカーネルに及びます 変更後: 提供されている 12 種類のアーキテクチャは、10 種類のハードウェアアーキ テクチャと 2 種類のカーネルにおよびます コメント: 1. 「及ぶ」は他の使用箇所で採用されている表現と一致させるために 「およぶ」のようにしました。 -------------------- 原文: Furthermore, with more than 21,000 source packages, the available software can meet almost any need that one could have, whether at home or in the enterprise. 変更前: さらに、21,000 種類を超えるソースパッケージがあるため、家庭であれ企業 であれ、どのような要求でもほぼ満たすことができます。 変更後: さらに、Debian には 21,000 種類を超えるソースパッケージがあるため、 Debian に収録されているソフトウェアは、家庭であれ企業であれ、どのよう な要求でもほぼ満たすことができます。 コメント: 1. "the available software" を明示して、 併せて "with ... source packages" のありかを明示しました。 -------------------- -------------------- 原文: Debian-Desktop for traditional office use, Debian-Edu for education and pedagogical use in an academic environment, Debian-Med for medical applications, Debian-Junior for young children, etc. 変更前: 例えば、従来のデスクトップ用途向けの Debian-Desktop、学術環境で利用さ れる教育および教育学的向けの Debian-Edu、医学的応用向けの Debian-Med、 幼児向けの Debian-Junior など 変更後: たとえば、従来のデスクトップ用途向けの Debian-Desktop、学術環境で利用 される教育および教育学的利用向けの Debian-Edu、医学的応用向けの Debian-Med、幼児向けの Debian-Junior など コメント: 1. 「例えば」は他の使用箇所で採用されている表現と一致させるために 「たとえば」のようにしました。 2. "education and pedagogical use" の use は 落とすべきではないように思います。 -------------------- -------------------- 原文: A more complete list of the subprojects can be found in the section dedicated to that purpose, see <xref linkend="sect.sub-projects" />. 変更前: サブプロジェクトについての章により完全なリストが載っているので、<xref linkend="sect.sub-projects" />を参照してください。 変更後: サブプロジェクトについての節により完全なリストが載っていますので、 <xref linkend="sect.sub-projects" />を参照してください。 コメント: 1. ここで参照されている "section" は「第 1.3.3.1 節」なので、 「節」とするべきだと思います。 2. 全体的に「常体」ではなく「敬体」を使っていますので、 それに合わせました。 -------------------- -------------------- 原文: All of them follow the general planning for release of new versions. 変更前: サブディストリビューションは、Debian での新バージョンのリリース計画に 全面的に従います。 変更後: サブディストリビューションは、Debian での新バージョンのリリース要綱に 従います。 コメント: 1. 「全面的に従う」ならば "general" は "generally follow" のように 表現されるべきではないでしょうか。"general planning" ということなので、 ここでは「一般的な計画、大綱、要領」などのニュアンスを出してみました。 -------------------- -------------------- 原文: And since they build on the same foundations, they can be easily extended, completed, and personalized with applications available in the Debian repositories. 変更前: Debian とサブディストリビューションは同じ基盤の上に成り立っているため、 Debian リポジトリから入手できるアプリケーションを使って簡単に拡張し、 洗練し、特徴を出すことが可能です。 変更後: サブディストリビューションは Debian と同じ基盤の上に成り立っているため、 Debian リポジトリから入手できるアプリケーションを使って簡単に拡張し、 洗練し、特徴を出すことが可能です。 コメント: 1. 「Debian リポジトリから入手できる...」の主語を見つけやすくするために 前の文の主語を書き換えました。 -------------------- -------------------- 原文: All the Debian tools operate in this direction: 変更前: すべての Debian ツールは、このような方針で動作しています: 変更後: 特定の Debian ツール、これらすべてのおかげで、サブディストリビューショ ンは Debian から供される基盤を利用できます: コメント 1. 大幅に書き換えました。 2. "this direction" を「このような方針」とするのは間違いではないと思いますが、 "this" 「このような」の意味が取りづらいように感じます。 ここは「ある種の Debian ツールは自分と基盤を共有するサブディストリビューションと 協調して動作するように作られている」というニュアンスのように感じます。 -------------------- -------------------- 原文: CD, DVD, Blu-Ray, etc. 変更前: CD、DVD、Blu-Rayなど 変更後: CD、DVD、Blu-Ray など コメント: 1. 空白を補いました。 -------------------- -------------------- 原文: These differences in hardware involve varying means of operation, thus requiring that software be compiled specifically for each architecture. 変更前: このハードウェアの違いは動作の違いを意味しており、すなわち個々のアーキ テクチャに対してソフトウェアをコンパイルする必要があるということです。 変更後: これらのハードウェアの違いは動作の違いを意味しており、すなわち個々のアー キテクチャに対して別々にソフトウェアをコンパイルする必要があるというこ とです。 コメント: 1. "These differences in hardware" は「ハードウェア間にある種々の違い」 というニュアンスのような気がします。少なくとも「これら」とすべきかなぁと思います。 2. "specifically" は落とすべきではないように思います。 -------------------- -------------------- 原文: the same source code can be compiled for various architectures. 変更前: つまり、同じソースコードを様々なアーキテクチャにコンパイルできます。 変更後: つまり、同じソースコードをさまざまなアーキテクチャに対してコンパイルで きます。 コメント: 1. 「様々」は他の使用箇所で採用されている表現と一致させるために 「さまざま」のようにしました。 2. "compiled for" で「ナントカ向けにコンパイルされる」とか 「ナントカに対してコンパイルされる」でしょうか。 別の提案箇所で「向け」を使うことを避ける傾向があったので、後者を採用しました。 -------------------- -------------------- 原文: In effect, an executable binary, always compiled for a specific architecture, will not usually function on the other architectures. 変更前: 実際において、特定のアーキテクチャ向けにコンパイルされた実行バイナリは、 他のアーキテクチャ上では通常は動作しません。 変更後: 実際において、一般に特定のアーキテクチャに対してコンパイルされた実行バ イナリは、他のアーキテクチャ上では動作しません。 コメント: 1. 「A は B では C は動作しません。」間違ってはいないように思いますが、 主観的に言うと「は」が続いて気持ち悪いなぁと思います。 ここでは "usually" を文に対する就職後として取り扱っても 意味は変わらないように思います。 2. "compiled for" で「ナントカ向けにコンパイルされる」とか 「ナントカに対してコンパイルされる」でしょうか。 別の提案箇所で「向け」を使うことを避ける傾向があったので、後者を採用しました。 -------------------- -------------------- 原文: Each programming language has a specific compiler to execute this operation (for example, <command>gcc</command> for the C programming language). 変更前: それぞれのプログラミング言語には、コンパイルを実行するために個別のコン パイラがあります (たとえば C 言語には <command>gcc</command> がありま す) 。 変更後: それぞれのプログラミング言語には、コンパイルを実行するために個別のコン パイラがあります (たとえば C 言語には <command>gcc</command> がありま す)。 コメント: 1. 余分な空白を削除しました。 -------------------- -------------------- 原文: While initially created specifically for the Debian project, this association now hosts other free software projects, especially the PostgreSQL database, Freedesktop.org (project for standardization of various parts of modern graphical desktop environments, such as GNOME and KDE), and the Libre Office office suite. 変更前: SPI は当初 Debian プロジェクト専用として設立されましたが、今では他のフ リーソフトウェアプロジェクトもホストしています。とりわけ、PostgreSQL データベース、Freedesktop.org (GNOME や KDE のような現代的なグラフィカ ルデスクトップ環境でのさまざまな要素を標準化するプロジェクト)、Libre Office オフィススイートなどが挙げられます。 変更後: SPI は当初 Debian プロジェクト専用として設立されましたが、今では他のフ リーソフトウェアプロジェクトも SPI と提携しています。そのようなプロジェ クトにはとりわけ、PostgreSQL データベース、Freedesktop.org (GNOME や KDE のような現代的なグラフィカルデスクトップ環境でのさまざまな要素を標 準化するプロジェクト)、Libre Office オフィススイートなどが挙げられます。 コメント: 1. 私が採用していた「主催」もご提案された「ホスト」も わかりにくいような気がしたので、SPI がいうところの "Associated Projects" を意識して「SPI と提携」のように書き換えてみました。 2. 「とりわけ...が挙げられます」で間違ってはいないように思いますが、 「そのようなプロジェクトには」があると、以降では提携しているプロジェクトの例が挙げられている というニュアンスが伝わりやすいように思います。 -------------------- -------------------- 原文: In addition to SPI, various local associations collaborate closely with Debian in order to generate funds for Debian, without centralizing everything in the USA 変更前: アメリカ合衆国に中央集権化することなく Debian 用の資金を提供する目的で、 SPI に加えてさまざまな現地組織が Debian と緊密に連携しています。 変更後: SPI に加えて、アメリカ合衆国に中央集権化することなく Debian 用の資金を 提供する目的で、さまざまな現地組織が Debian と緊密に連携しています。 コメント: 1. ご提案された語順だと、SPI もアメリカ合衆国に無いように感じます。 「SPI に加えて」の位置を「さまざまな現地組織」の直前にする 理由はわからないでもないのですが、それならば 「アメリカ合衆国に中央集権化することなく Debian 用の資金を提供する目的」を 「さまざまな現地組織」の後ろに持って来るべきかなぁと思います。 ここでは単に語順を入れ替えるだけに留めました。 -------------------- -------------------- 原文: Debian will remain 100% free. 変更前: Debian は 100% フリーであり続けます。 変更後: Debian は 100% 自由なものであり続けます。 コメント: 1. 別の提案箇所で「フリー」という表現を避け 「自由な」に書き換える傾向があったので、 そのご提案内容を踏襲しました。 -------------------- -------------------- 原文: many are non-free, yet they are necessary for proper operation of the corresponding hardware. 変更前: なぜなら、多くのファームウェアはフリーではないものの対応するハードウェ アを適切に操作するためには不可欠なものだからです。 変更後: なぜなら、多くのファームウェアは自由なものではありませんが対応するハー ドウェアを適切に操作するためには不可欠なものだからです。 コメント: 1. 別の提案箇所で「フリー」という表現を避け 「自由な」に書き換える傾向があったので、 そのご提案内容を踏襲しました。 -------------------- -------------------- 原文: Debian accepts and understands that users may want to use some non-free programs. That's why the project allows usage of parts of its infrastructure to distribute Debian packages of non-free software that can safely be redistributed. 変更前: Debian はユーザから一部のフリーではないプログラムを使いたいとの要求を 受け入れ、ユーザがこう考えることに理解を示しています。そのため、Debian プロジェクトは、再配布することには支障がないもののフリーではないソフト ウェアの Debian パッケージを配布するために、自分たちのインフラの一部を 使うことを認めています。 変更後: Debian はユーザから一部の自由ではないプログラムを使いたいとの要求を受 け入れ、ユーザがこう考えることに理解を示しています。そのため、Debian プロジェクトは、再配布することには支障がないものの自由ではないソフトウェ アの Debian パッケージを配布するために、自分たちのインフラの一部を使う ことを認めています。 コメント: 1. 別の提案箇所で「フリー」という表現を避け 「自由な」に書き換える傾向があったので、 そのご提案内容を踏襲しました。 -------------------- -------------------- 原文: The commitment to maintain a structure to accommodate non-free software is frequently a subject of debate within the Debian community. 変更前: フリーではないソフトウェアを受け入れる枠組みを維持するという約束は Debian コミュニティの中でしばしば議論の対象になります。 変更後: 自由ではないソフトウェアを受け入れる枠組みを維持するという約束は Debian コミュニティの中でしばしば議論の対象になります。 コメント: 1. 別の提案箇所で「フリー」という表現を避け 「自由な」に書き換える傾向があったので、 そのご提案内容を踏襲しました。 -------------------- -------------------- 原文: Supporters flatly state that most of the non-free packages are “nearly free”, and held back by only one or two annoying restrictio. 変更前: 賛成する人は、ほとんどの non-free パッケージは「ほぼフリー」であり、高々 1 つか 2 つの厄介な例外があるためにフリーでなくなっていると、明言して います。 変更後: 賛成する人は、ほとんどの non-free パッケージは「ほぼ自由なもの」であり、 高々 1 つか 2 つの厄介な例外があるために自由ではないものにされていると、 明言しています。 コメント: 1. 別の提案箇所で「フリー」という表現を避け 「自由な」に書き換える傾向があったので、 そのご提案内容を踏襲しました。 -------------------- -------------------- 原文: This reference document defines which software is “free enough” to be included in Debian. 変更前: Debian フリーソフトウェアガイドラインは、あるソフトウェアが Debian に 含めることができるほど「十分にフリー」であると認めるか否かの基準を定義 しています。 変更後: Debian フリーソフトウェアガイドラインは、あるソフトウェアが Debian に 含めることができるほど「十分に自由なもの」であると認めるか否かの基準を 定義しています。 コメント: 1. 別の提案箇所で「フリー」という表現を避け 「自由な」に書き換える傾向があったので、 そのご提案内容を踏襲しました。 -------------------- -------------------- 原文: The GNU General Public License, the BSD License, and the Artistic License are examples of traditional free licenses that follow the 9 points mentioned in this text. 変更前: GNU 一般公衆利用許諾書、BSD ライセンス、Artistic ライセンスは伝統的な フリーなライセンスの例であり、以下のテキストで言及する 9 個の事項に従 います。 変更後: GNU 一般公衆利用許諾書、BSD ライセンス、Artistic ライセンスは伝統的で 自由なライセンスの例であり、以下のテキストで言及する 9 個の事項に従い ます。 コメント: 1. 別の提案箇所で「フリー」という表現を避け 「自由な」に書き換える傾向があったので、 そのご提案内容を踏襲しました。 -------------------- -------------------- 原文: <emphasis>BACK TO BASICS</emphasis> Free licenses 変更前: <emphasis>BACK TO BASICS</emphasis> フリーなライセンス 変更後: <emphasis>BACK TO BASICS</emphasis> 自由なライセンス コメント: 1. 別の提案箇所で「フリー」という表現を避け 「自由な」に書き換える傾向があったので、 そのご提案内容を踏襲しました。 -------------------- -------------------- 原文: such as: affected package, severity, status, address of the reporter, address of the maintainer in charge of it, tag, etc. 変更前: ここで基準とは、影響を受けるパッケージ、重要度、状態、報告者のアドレス、 パッケージの責任を負うメンテナのアドレス、タグ、などです。 変更後: ここで基準とは、影響を受けるパッケージ、重要度、状態、報告者のアドレス、 パッケージの責任を負うメンテナのアドレス、タグなどです。 コメント: 1. 別の提案箇所でここにも当てはまるご提案があったので、 そのご提案内容を踏襲しました。 -------------------- -------------------- 原文: Historically, CVS (Concurrent Versions System) was the first widely used tool but its numerous limitations contributed to the appearance of more modern free alternatives. 変更前: 歴史的に言えば、CVS (並行バージョンシステム) が初めて広く使われたツー ルでした。しかし、CVS にあった数多くの制限により、さらに現代的でフリー なバージョン管理システムが開発されることになりました。 変更後: 歴史的に言えば、CVS (並行バージョンシステム) が初めて広く使われたツー ルでした。しかし、CVS にあった数多くの制限により、さらに現代的で自由な バージョン管理システムが開発されることになりました。 コメント: 1. 別の提案箇所で「フリー」という表現を避け 「自由な」に書き換える傾向があったので、 そのご提案内容を踏襲しました。 -------------------- -------------------- 原文: install a free operating system on a computer (either with or without an existing system or systems), and provide a range of software covering all of the users' needs. 変更前: すなわち、フリーなオペレーティングシステムをコンピュータにインストール すること (既にシステムが存在しているか否かは関係ありません)、そしてす べてのユーザからの必要性を満足する広範なソフトウェアを提供すること、で す。 変更後: すなわち、自由なオペレーティングシステムをコンピュータにインストールす ること (既にシステムが存在しているか否かは関係ありません)、そしてすべ てのユーザからの必要性を満足する広範なソフトウェアを提供すること、です。 コメント: 1. 別の提案箇所で「フリー」という表現を避け 「自由な」に書き換える傾向があったので、 そのご提案内容を踏襲しました。 -------------------- お返事をお待ちしております。 よろしくお願いします。 綾小路龍之介 -- AYANOKOUZI, Ryuunosuke <i38w7i3@xxxxxxxxxxx>
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