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[debian-users:03266] Re: ja_JP locale (Re:ヘルパーアプリケーションが落ちてしまう。 )
- From: yosshy@xxxxxxxxxxxxxxx (Akira YOSHIYAMA)
- Subject: [debian-users:03266] Re: ja_JP locale (Re:ヘルパーアプリケーションが落ちてしまう。 )
- Date: Sat, 6 Dec 1997 00:51:09 +0900 (JST)
- X-ml-count: 03266
- X-ml-driver: CMLD (Version 2.5)
- X-ml-name: debian-users
- X-reply-to: yosshy@debian.or.jp
- Message-id: <m0xe021-0002fUC@xxxxxxxxxxxxxxx>
- X-mailer: mnews [version 1.20] 1996-12/08(Sun)
吉山です.
急がなきゃ.
I received from shinya@xxxxxxxxxxxxxxxxxx on 12 05 , 1997.
+ > もともと X_LOCALE を定義するようになってたのは、libc に真っ当な
+ > locale が実装されるまでのつなぎということでしたから、libc6 で真っ当な
+ > locale がサポートされるようになった(なるはずである)と判断されたのでは
+ > ないかと思います。
+ 2、3か月前から、気になってたんですが、
+ libc6の環境では、皆さんはどのように対処されているのでしょうか。
(略)
+ 結果、ja_JPはどのライブラリからもサポートされなくなっています。
近い将来この問題が起こる事が1年ほど前から分かっていたので,真鍋さん
を中心とする日本の Linux ユーザが glibc-2.x に日本語ロケール(ロカール
が正しい発音だそうですが)の実装を始めました.glibc-2.x は内部コード
(ワイドキャラクタ)に UCS4,外部コード(マルチバイトキャラクタ)に
UTF7 のみを採用している為,そのままでは wcsmbs 等の関数があまり使い良
い物になりません.外部コードに EUC,JIS, SJIS 等を使用できるようにする
為の変換コードなど,ある程度の成果を生んだ後,プロジェクトは何気なく停
止してしまいましたが,来たるべき libc6 時代を前によりマトモな locale
の実装を急がなければなりません.
現在,私が以前開発した内部コード<->外部コードの変換関数の改良に取り
かかっており,もうすぐすると新しいパッチを公開できるようになると思いま
す.汎用性を主眼において開発しているので,日本のコードを参考にした東南
アジアのコード系は全てカバーできる筈です.
# 勿論,出来たら真っ先に .deb 化します.(^-^
但し,これで全てではありません.
locale には時刻や通貨等の表示フォーマット,文字の並び順,小文字大文
字の対応なども定義されています.このデータベースの為に,JIS X 0208 等
のコードセットのデータが必要になりますが,現在の glibc-locale には含ま
れておりません.真のロケールサポートには必要なものですが,私にはそのデー
タベースをどう作れば良いのかについての知識がありません.
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CHARMAP
<NU> /x00 <U0000> NULL (NUL)
<SH> /x01 <U0001> START OF HEADING (SOH)
<SX> /x02 <U0002> START OF TEXT (STX)
<EX> /x03 <U0003> END OF TEXT (ETX)
<ET> /x04 <U0004> END OF TRANSMISSION (EOT)
<EQ> /x05 <U0005> ENQUIRY (ENQ)
<AK> /x06 <U0006> ACKNOWLEDGE (ACK)
<BL> /x07 <U0007> BELL (BEL)
<BS> /x08 <U0008> BACKSPACE (BS)
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このデータベースを作ってくれる人はいませんか?
名をあげるチャンスですよ.
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Name: 吉山あきら Akira Yoshiyama
E-mail: yosshy@debian.or.jp
URL: http://jedi.seg.kobe-u.ac.jp/~yosshy/linux.html