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[debian-users:03591] Re: Debian/SPARC



glibc2.1になるまで手を出さないほうがいいといわれてる、Debian/SPARC
ですが(^_^)、インストール後に多少進展がみられましたので、報告します。


・SILOで1GBの壁をやぶれなかったので、パーティッションを切り直して
インストールしなおし。

・[debian-users:03477]で、dpkg-ftpの依存関係が変だと書いたが、これは
勘違い。perl-baseではなくてperlパッケージを入れればいい。

・インストール直後の状態では、vmlinuxの2.0.29が入っているが、
これを使うとgccなどがちゃんと動かない。そこで、

ftp://vger.rutgers.edu/pub/linux/Sparc/kernel/v2.0/971208/
(情報源: <http://www.geog.ubc.ca/s_linux/sparclinux-1997/msg01254.html>)

にあるコンパイル済みの2.0.32のカーネル、System.map、/lib/modulesを
もらってきて、上書きする。これで、コンパイル中にシグナルを
受けて止まるようなことがほとんどなくなった。
確か、カーネルは“elftoaout”を使ってa.out形式にしないといけないはず。
tftpブートのときの制限かな?

・外部へのftpなどはできる(dselectでftpによるアップデートが
できる)のですが、逆に外部からftpやtelnetができない。どうも
inetdがおかしいようなので、RedHatのNetKit-B-0.09-6.sparc.rpmから、
/usr/sbin/inetdを取り出して置き換えた。すると、外部からのtelnetが
できるようになった。


ソースからそのままコンパイルできるのも少なく(これは痛い)、
RedHatから持ってきてすませてしまったり、直接ファイルを置き換えたり
するので、ほとんどDebianの意味をなしてません。手をつけるなら、
glibc2.1が出てからのほうがいいかな。
-- 
喜瀬“冬猫”浩@南国沖縄