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[debian-users:06325] Re: lockfile of imap.



もう解決しました?

>>>>> Regarding [debian-users:06297] lockfile of imap.;
>	 Ken-ichirou Matsuzawa <chamas@xxxxxxxxxxxxxxxxxx> adds:

chamas> imap-4.1.BETA をそのまま make し、走らせた所 lock file をユー
chamas> ザー権限で /var/spool/mail の下に作ろうとするために、エラー?
chamas> になってしまいました。何かパッチがあるのでは? と goo で探し
chamas> てみたところ、見事? debian の bug report らしき
chamas> Bugs/db/10/10832.html が見つかりました。

次回からは、バグレポートを先にチェックしましょう。(^_^;;)
ああ、あっちも全文検索があると便利なんでしょうねぇ。

本家のミラー 
http://www.jp.debian.org/Bugs/

解決してたとしても、以下の内容は知っておくと便利です。

chamas> この中のパッチに見馴れないファイル (src/osdep/unix/bezerk.c
chamas> と src/osdep/unix/log_slx2.c) があるのですが、このパッチをあ
chamas> てるべき orig はどういったものなのでしょうか?

Debianパッケージ(なんとか.deb)を作成するためのソースパッケージ
(こう表現するのでしたっけ)があります。おおざっぱに言うとこんな
感じ。

なんとか.orig.tar.gz (オリジナルのソース)
なんとか.diff.gz     (パッケージを作成するために修正した差分)
なんとか.dsc	     (いろいろな情報の書かれたファイル ;-)

ftpサイトには、対応するディレクトリにソースが置かれています。
バイナリが、

ftp://ftp.debian.or.jp/pub/linux/debian/hamm/hamm/binary-i386/mail/

にあるなら、ソースは、

ftp://ftp.debian.or.jp/pub/linux/debian/hamm/hamm/source/mail/

にあります。いまみてみると、

imap_4.1.BETA-1.diff.gz
imap_4.1.BETA-1.dsc
imap_4.1.BETA.orig.tar.gz

がありました。これを入手して、カレントディレクトリに置き、

% dpkg-source -x imap_4.1.BETA-1.dsc

と呪文:-)をとなえると、あら不思議、ディレクトリができているでは
ありませんか。あとは好きなように修正してください。

パッケージを作成するには、ソースの一番上のディレクトリで、

% ./debian/rules build
# ./debian/rules binary

とすれば、(うまくいけば)できます。が、もうちょっと作業しておくと
より幸せになります(changelogの修正とか)。

ここらへんの情報は、/usr/doc/dpkg/packaging.html/ の下のファイルとか、

http://www.linux.or.jp/~ukai/debian/topics-ml.html
“Debian GNU/Linux に関する Q & A”
(鵜飼さんに感謝。かなり大きくなってますねぇ)

の“Debian GNU/Linuxのパッケージ作成に関して”をざっとながめる
だけでもいいかと思います。
-- 
喜瀬“冬猫”浩@南国沖縄