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[debian-users:06461] Re: ping が通りません
- From: ISHIKAWA Mutsumi <ishikawa@xxxxxxxxxxx>
- Subject: [debian-users:06461] Re: ping が通りません
- Date: Thu, 11 Jun 1998 03:33:19 +0900
- X-dispatcher: imput version 980522
- X-fingerprint: AC FA FA 80 27 8D 50 5E 5F 9F B4 78 94 BC 61 B5
- X-ml-info: If you have a question, send a mail with the body "# help" (without quotes) to the address debian-users-ctl@debian.or.jp
- X-ml-name: debian-users
- X-mlserver: fml [fml 2.1A#45]; post only from members
- X-url: http://aurum.cs.inf.shizuoka.ac.jp/~ishikawa/
- References: <357EB462398.CAD0MASAPI@xxxxxxxxxxxxxxxxxxxx>
- Message-id: <19980611033409L.ishikawa@xxxxxxxxxxx>
- X-mail-count: 06461
- X-mailer: Mew version 1.93b38 on Emacs 20.2 / Mule 3.0 (MOMIJINOGA)
むつみです。
#maspi さん linux users ML と debian users ML に(特に必要でない限り)
#同じ投稿をするのはやめてください。linux users ML と debian users ML
#の双方がなぜ存在するのか考えたことありますか?
#まあ、個人的なお願いなので無視して頂いても構いませんが :-p
masapi <masapi@xxxxxxxxxxxxxxx> さんは
Subject: [debian-users:06454] Re: ping が通りません
Message-ID: <357EB462398.CAD0MASAPI@xxxxxxxxxxxxxxxxxxxx>
において言いました
>> masapi です。
>> この2つのDestinationだけです。
バッサリ省略。少くとも、masapi さんが提示されている情報が間違っていな
いならば、Linux 側の(論理的な)ネットワークの設定は
***** あっています。*****
その辺は、もう深追いしなくていいです。
あと確認しなきゃいけないのは、
Windows 側
w-1)ネットワークの設定
w-2)ハードウェアの設定
Linux 側
L-1) ハードウェアの設定
その他
m-1) ケーブル、HUB などの障害
でしょう。
私は Windows 側はパス。
で、まず L-1) について。
>> >IRQが衝突していた時に、こんなふうな現象があったようにも
>> >記憶していますけど、PCIみたいだからこれは大丈夫でしょう。
>> >
>> >カードを差す位置(隣にあるカードの種類)によっては、うまく
>> >いかない時もあったような……。(?)
>>
>> 隣は、ビデオカード(Diamond stealth64 Video 3240XL 2MB)です。
>> 違うところに差し変えてみる必要がありますか?
まず、IRQ をチェックしましょう。
% cat /proc/interrupts
でどうでますか。
次に
% ifconfig -a
を実行してみてください。私のところでは、次のように表示されます。
% ifconfig -a
lo Link encap:Local Loopback
inet addr:127.0.0.1 Mask:255.0.0.0
UP LOOPBACK RUNNING MTU:3584 Metric:1
RX packets:6131 errors:0 dropped:0 overruns:0 frame:0
TX packets:6131 errors:0 dropped:0 overruns:0 carrier:0
Collisions:0
eth0 Link encap:Ethernet HWaddr 00:60:67:31:04:54
inet addr:192.168.200.1 Bcast:192.168.200.255 Mask:255.255.255.0
UP BROADCAST RUNNING MULTICAST MTU:1500 Metric:1
RX packets:104734 errors:0 dropped:0 overruns:0 frame:0
TX packets:72195 errors:0 dropped:0 overruns:0 carrier:0
Collisions:0
Interrupt:10 Base address:0xf600
特に RX と TX の行、正常な値を示していますか?(特に、errors のあたり)
ifconfig -a を実行した直後に次のコマンドを実行します。
% ping -c 10 192.168.192.3
この直後にもう一度、ifconfig -a を実行します。ここで、TX の 行の
packets が 10 増えているでしょうか。
もし、ここまで調べて問題がないようなら、Linux 側のネットワーク回りの
ハードウェアの設定は特に問題ないと思われます。
次に、m-1) ケーブルとか HUB とかのネットワーク機器回り。っつっても、こ
の辺は専用の道具でもなければ、調べられることは少いですが ^^;;
HUB にインジケータぐらいはついてると思うので、まず、ケーブルを差し
た(つまり、Linux やら Windows95 やらのマシンがつながっているはずの)ポー
トに Link が確立しているか(HUB にもよりますが、インジケータランプが点
灯していれば OK ってのが多いかな)確認。
( L-1) や Windows 側の設定が OK なのに) Link が確立しないようならケー
ブルでしょう。
で、今度は、Linux から(もしくは Windows95 から) ping を打ってみます。
HUB に RX や TX のインジケータランプが付いているようなら、ランプが点滅
するなどするはずです。とりあえず、なにか反応があるか見ましょう。
もし、( L-1) や Windows 側の設定が OK で)このへんも正常なら、HUB の不
良が考えられます。
というように、問題を切り分けることを考えないと、ちっとも解決に向かい
ません。
今、自分がどういう状況に居るか、問題が考えられる場所はなにか、その問題
のうち、どこから解決する(というか、その部分が問題なのか、問題じゃない
のかを調べる)のが簡単そうか、ということを、整理しながら進みましょう。
あっちこっちをいい加減に、広く調べていても拉致があきません、切り分けた
問題を一つずつ確認して、問題部分を絞り込んでいくのがトラブルシューティ
ングの基本です(と私は、思う)。
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From Nagoya
ishikawa@xxxxxxxxxxx, ishikawa@debian.or.jp
** 石川 睦@Japan Linux Users Group **
(Nagoya Linux Users Group)
私家版 f.o.l FAQ (Last Update : 1997/12/24) (どこかに移動予定)
http://aurum.cs.inf.shizuoka.ac.jp/~ishikawa/linux/faq/faq-list.html