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[debian-users:07776] Re: Debian for Enterprise. (was Re: Q:Arethese filesystems available?)



たなか@ないすとと申します.

この春就職活動中にこの辺りの話を主に金融関係の方と話しました.
#そんな話をしているからなかなか決まらなかったのかもしれない.....

> 結局、企業で導入を決める人(偉いさん)が求めているものは、コストよりも、
>   1.それがメジャーである(世間でそれが知られている)
>   2.問題があったときの責任のやり場がある
>   3.見た目の派手さ(OSのイメージ)

サポートという面から見るに, OSそのものの開発者の数では, NTは
とんでもない数の開発者を投入しているから, そちらの方が将来がある, 
という話も聞きました. 
#それで, NT5.0の始末?
ところで, それ以来疑問なのですが, LinuxはもしLinus氏が開発しなくなったら, 
その後どうなるのでしょう? 誰かが引き続きカーネルを開発するのでしょうか?
#上の2行はかなりあやふやな文章です.

そして, これは強烈だったのですが, 
「最終的に扱うクライアントあるいはオペレータがUNIXを使えない」
といった話を聞きました.
#確かにこのMLで議論している感覚では思い付かない......

ホームバンキングの話になったときに私が,
「Windowsでは安定性に欠るので, UNIX前提の開発を行った方がいいのでは」
と言ったところ, 
「それは君がまだUNIXを使える&新しい物好きだから言えるのだよ. 一般人には
使えない. 
クレジットカードだってろくに普及しないのに, 先行あやしい電子マネーや
ホームバンキングで難しい話をしたら顧客のほとんどが逃げてしまう.」
と返されました.

そこで, 「社内システムだけでも....」と言うと, 
「プログラムはVisual Cで書いているし, Excelでデータを打ち込んでいるし,
何よりオペレータがWindowsしか使えず, 結局開発環境も
オペレータが使用するマシンと互換性を持たせるためにNTを使うしかない」
とのことでした.

まだまだPC UNIXの普及は先は長いようで............

    ++++++  奈良先端科学技術大学院大学 藤原研究室 (旧 嵩研究室)所属 M2  +++++
    +				田中大介 TANAKA Daisuke (9751066)	    +
    + http://sakura.aist-nara.ac.jp/Japanese/student/daisu-ta/daisu-ta.html +
								☆★★☆