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[debian-users:09426] Re: cu
小島基靖と申します.
<19981028235921J.ishikawa@xxxxxxxxxxx>の記事において
ishikawa@xxxxxxxxxxxさんは書きました。
>> むつみです。
>> >> 小島基靖と申します.
>> >> ~/.bashrc:
>> >>
>> >> HISTSIZE=15000 # set history size
>> >> bind '"\C-n": history-search-forward'
>> >> bind '"\C-p": history-search-backward'
>>
>> で、趣味の問題かとは思うんですが、なんで、標準のキーバインド、つまり、
>>
>> bind '"\C-r": history-search-forward'
>> bind '"\C-s": history-search-backward'
>>
>> を変えちゃうんでしょう? 多分、emacs 使ってる人は、こっちのまんまの方が、
>> 直感的にわかりやすいと思うんですけど。
操作がしやすいんです.
tcsh like な DOS shell の histcsh の標準仕様だった.
私の周囲の tcsh 使用者では,このキー変更は結構一般的だった.
ということで,指に馴染んでいるというのが 一つの理由.
機能面で理屈をこじつければ,history-search-backward は,
previous-history をほぼ完全に内包していて,より高機能です.
ですから一番使うキーに,一層便利な機能を割り当てています.
とにかく,bash の標準の
forward-search-history (C-s)
reverse-search-history (C-r)
は,私の直感に反していてい使いにくくてしょうがないです.
reverse-search-history は,途中まで 入力した分を生かしたまま
検索モードへ切り替えることができない.
history-search-backward なら,過去に入力したコマンドの
先頭 3文字を覚えていれば,大体 選ぶだけで検索ができる.
reverse-search-history では,3文字だと希望しないコマンドに
当たることが多く,検索に時間がかかる.
例:
$ cd [history-search-backward]
なら,cd の後に 候補としてディレクトリがだけが表示される
$ [reverse-search-history] cd
だと,cdrom など余計なコマンドも表示される.
こんなところでしょうか.
コマンドの頭しか覚えてなくても,以前使ったオプションが
何通りかでてくるのが,便利なのです.
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小島基靖 Private E-mail: mkojima@xxxxxxxxxxxx