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[debian-users:11448] Re: Kernel Panic



From: Tatsuya Maruyama <paz@xxxxxxxxxxxxx>
Subject: [debian-users:11447] Re: Kernel Panic
Date: Thu, 31 Dec 1998 05:01:14 +0900

古澤@千葉大です。

> 丸山@楓町と申します。

> こういった質問の場合にはカーネルのバージョンや
> どのように作業したかの情報、kernel panicになるまでの画面表示も
> 書いていただいた方が回答を得やすいと思います。

 そうですよね、これは必要ないななどと勝手に考えてしまうのですが、判断で
きるようなレベルじゃないのに生意気です。

 kernelversion=2.1, kernel-source-2.1.57使用です。なおkernel panic に至
る画面についてですが、 ブートフロッピーを使わないとシステムにアクセスで
きないため、dmesg としても異常時のログがとれないのです。どこかでいい方が
あるように書いてあったとは思うのですが、その際には見つからなかったので失
礼させていただきました。

From: Tatsuya Maruyama <paz@xxxxxxxxxxxxx>
Subject: [debian-users:11447] Re: Kernel Panic Date: Thu, 31 Dec 1998
05:01:14 +0900

> 起動時の画面には
> VFS: Mounted root (ext2 filesystem) readonly.
> というようなメッセージは出ていますか?

 こう尋ねられた時「いく前にとまった」と思ったのですが、ブートプロセスに
ついての文書をみると「すべての準備が整ったら、ルートファイルシステムに障
害がないことを確認し、それをマウントする。そして PID1 のプロセスとして 
init プログラムを起動する」とあります。鵜のみにするとルートは安全という
ことになります、やっぱり自分の直感というか判断力はタコレベルのようですね。


> 確認方法は、カーネルソースを展開したディレクトリ(/usr/src/linux等)で
> # grep CONFIG_EXT2_FS .config
> を実行して
> CONFIG_EXT2_FS=y
> と、=yが付いていれば組み込みになっています。

 これはためになります。Kernel-HOWTO や debian のカーネル関連パッケージ附
属のドキュメントは大体読んだと思うのですが、問題解決のテクニックというの
は見当たらない(ウソ?)ですよね、マニュアルがしっかりしているから(本当
に!)、それをしっかり理解している限り問題が起きるわけがないということな
のかしら。


 ...で、待っているだけなのも何なのでその後何度かカーネルを作り直してみま
した。最終的にはうまくいきました、しかしそこに至るまでに疑問に思うことも
あるので書いてみます。

 今回迷ったのは LILO についてです。メイクした時に設定を聞かれますが、今
回質問した時におこなったのは、*1.今までの lilo.confをつかいハードディスクか
ら起動できるようにするがアクティブにはしない、としました。その後新しいカー
ネルを作るさい、LILO の設定に問題があるのかと思い、質問にすべて NO つま
り現状のまま使うということにしてみたところ

Loading Linux
Uncompressing Linux
ran out of input data

--system halted

となりました。そこでブートフロッピーでログインしなおし、lilo としました。
再起動すると、うまくいきました。でもこれは *1 と同じことをしているわけで
すよね(自信は...)、だからこのときはじめてカーネルがうまく構築できた、
ということだと思うのですがいかがでしょうか? 同時にこのことから考えるこ
とは、カーネルを再構築した後は、ディスク構成が変わらなくても lilo で新し
く書き込まなくてはいけない、というものです。現状ではなぜその必要があるの
かさっぱり分かりませんので勉強することにします。

 で、うまくいった時のカーネルの変更点というのは一ヶ所で、
CONFIG_BINFMT_ELFのチェックを入れたということです。何で入れてないの、と
かいわれそうですが、それは CONFIG_BINFMT_MISC を有効にしていて、その説明
文に、" If you say Y here, you won't need "Kernel support for JAVA
binaries"(CONFIG_BINFMT_JAVA) or "Kernel support for Linux/Intel ELF
binaries"....となっているからです。ELFバイナリってのもその必要性について
理解してません、課題多いな...。

 書いている最中に段々不安になってきたのですが、この "Kernel support
for ELF を有効にし、LILOの設定をパスした後 lilo とすれば動いてしまうよう
な...、確かめたくないなあ。確かめよう。とりあえず後で報告します。

 書きながら問題を見つけました、なかなか幸せにはなれません。今まで認識で
きていた、/dev/hda1,FAT32 がマウントできなくなっています。ちなみに 
Windows でフォーマットしたフロッピーは mount -t vfat /dev/fd0 /floppy で
マウントできてますのでファイルシステムサポートの問題ではないと思います。
不気味なのが、fdisk -l を実行すると

Disk /dev/hda: 255 heads, 63 sectors, 784 cylinders
Units = cylinders of 16065 * 512 bytes

   Device Boot    Start      End   Blocks   Id  System
/dev/hda1             1      523  4200966   1b  Unknown
/dev/hda2           772      784   104422+   5  Extended
/dev/hda3   *       524      771  1992060   83  Linux native
/dev/hda5           772      784   104391   82  Linux swap

で、Unknown がやなかんじ。このメーリングリストでも過去話題になっています
けど解決方法が分かりません。mount -t vfat /dev/hda1 /win として

mount: wrong fs type, bad option, bad superblock on /dev/hda1,
       or too many mounted file systems

といわれるのでここからどうすればいいのか分かりません。ちなみに(正常な時
に作った)ブートフロッピーを使用してブートすると、きちんとマウントできま
す。



最後にお粗末なのですが、このサブジェクトのメールは linux-users メーリン
グリストに送るつもりだったのですが僕のミスで debian-users に送ってしまい
ました。このメーリングリストにふさわしくない内容だと思うのですが、いまさ
らかえるのもどうかと思いますのでこのまま送らせてもらいます、すみませんで
す。

 ありがとうございましいた。