[Date Prev][Date Next][Thread Prev][Thread Next][Date Index][Thread Index]
[debian-users:12479] Re: X が使えない
むつみです。
#こっちの可能性もあるか。
ISHIKAWA Mutsumi <ishikawa@xxxxxxxxx> さんは
Subject: [debian-users:12478] Re: X が使えない
Message-ID: <19990202215023N.ishikawa@xxxxxxxxx>
において言いました
>> むつみです。
>> >> こんにちは、田原です。
>> >> 今までのXはどのユーザーでも起動できたのですが、先日XFree863.3.3.1を
>> >> インストールしたらROOT以外のユーザーがXを起動できなくなってし
>> >> まいました。権限がないですというエラーが出るのですが、X関連の
#エラーメッセージが正確にちゃんと書いてあれば、
#もうちょっと状況が特定できるのに。
以下の原因だとすると、XFree86-3.3.3.1 を入れたために起こったこととは
思えませんが。
まず、さっきメールしたように、Debian では X サーバはラッパプログラム
から起動されます。このラッパプログラムは何を行なっているかというと、
/etc/X11/Xserver の記述にしたがって、適切な相手が起動したときだけ、適
切な X サーバを起動するということをします。/etc/X11/Xserver に書かれて
るコメントを見れば、だいたいわかると思いますが、
・1 行目が実際に起動される X サーバのフルパス
・2 行目がどういう人が X を起動できるかの制限
になっています。2 行目には、以下の各キーワードが指定できます
RootOnly
文字通りroot 以外のユーザは X サーバを起動することができなくなります。
Console
Console にログインしているユーザのみが X を起動することができます。
telnet などで入って X を起動されてしまったりということが起こりません。
また、kon を利用している場合、Console とはみなされません、気をつけま
しょう。
Anybody
だれでも X サーバを起動できます。ということは、telnet でだれかが入っ
てきて、間違って xinit とかやった場合も起動できてしまいます(当然、画
面はtelnet した先のマシンに出てしまう)。
ここが RootOnly になっている、あるいは kon を利用していて、その上から
X を起動しようとしているが、設定が Console になっているということが考
えられます。
#以上、何度か、ここで書いたことがある解説でした :-p
--
From Nagoya
ishikawa@xxxxxxxxxxx, ishikawa@debian.or.jp,
ishikawa@xxxxxxxxxxxxx, ( mutsumi@xxxxxxxxxxx for PostPet only )
** 石川 睦%無意味な全文引用をする人は嫌い@Japan Linux Users Group **
My Debian JP NEWS http://www.linux.or.jp/~ishikawa/linux/debian-jp/