[Date Prev][Date Next][Thread Prev][Thread Next][Date Index][Thread Index]

[debian-users:14130] ncurses/VT100 probrem?



樋口@raidwayです。

どこの問題なのかがちょっとよくわからないのですが、

hammやslinkのncurses(3.4/4.2-3)をlinkしたjvim *1 を、Windows上の
Tera Term Proなどから使用する *2 と、エスケープシーケンスのような記号
($<5>等)がぼろぼろ表示されて使い物にならない、という現象が出ています。

*1: パッケージのvim-5.3ではなくhttp://hp.vector.co.jp/authors/VA003457/
    で公開されているvim-3.0-j1.5を-lncursesでmakeした物です
*2: Tera Term ProでDebianマシンにloginして、そこからjvimを起動する

自分なりに調べてみた所、

* コンソールやXのkterm/rxvt/xtermでは問題ない
* パッケージのvim-5.3は問題ない
* Slackware 3.5、Vine Linux 1.0Beta、Plamo Linux 1.4Betaではそういう
  現象は出ていなかった(もっともそれらでncursesを使っていたのかどうか
  までは覚えてないんですが...)
* Windows付属のtelnetでは(jvimを起動しても)発生しない(これはVT100の
  解釈がいい加減だそうです)
* 秀Term、EmTerm、EwTerm等VT100を真面目に解釈するアプリだと軒並み駄目
  らしい
* ftp.iij.ad.jpからncurses-4.2を取ってきてmakeしたものに置き換えて
  みたら余計悪化した(パッケージのvim-5.3も同様の現象になってしまう)
* ncursesのかわりに、oldlibからlibtermcapを入れて、強引に-ltermcap
  でjvimをmakeすると問題なく動作する

という事で、一番怪しいのはncursesかなぁ...という所まではわかったの
ですが、端末周りはあんまり理解してないので、どうしたものやらと思って
います。うちだけの問題なのかどうかもわからないので、どなたか追試して
みて頂けないでしょうか?


一応vim-3.0-j1.5のmake手順も付けておきます。

1. tar xvzf vim-3.0.tar.gz
2. cd vim; tar xvzf ../jvim.1.5.tar.gz
3. patch -p1 < jvim.diff
4. cd src; cp makjunix.mak Makefile
5. Makefileに以下の内容を追加(for Linuxの部分を修正でも構いません)
	MACHINE = -DBSD_UNIX
	CC=gcc -O
	LIBS = -lncurses #-ltermcap
6. make
7. ./vimで起動

-- 
Higuchi Yasushi (yzone@xxxxxxxxxxxxxxxxxx)
http://www2.raidway.ne.jp/%7Eyzone/