[debian-users:15495] Re: xconfig について。

[Hiroshi KISE <fuyuneko@xxxxxxxxxxxx>]

From: "ISAMU" <tl961319@xxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxx>
Subject: [debian-users:15493] xconfig について。
Date: Thu, 20 May 1999 14:13:42 +0900
> さっそくですが、xconfigについて、わからないとこがあるので
> もし、知っている方がいましたら教えてください。
> 質問内容は、slinkはインストールしたのですが、そのとき、インストール
> をするパッケージ不足で、/usr/src/の下に、linuxというディレクトリがなく
> xconfigという、ファイルがなくxconfigが使えません。

うーん、つまり、カーネルの再構築をする話ですね。Debian独自の
部分がありますので、何かを参考にするときには注意してください。

> そういう場合、dselectで、あとどのパッケージとパッケージをインストール
> すればいいのですか？
> それと、slinkの場合、kernel-sourceのバージョンはどれをいれればいいのですか？

お好きなものを。:-) 特に理由がなければ、安定版(2.0.なんとか、とか、
2.2.なんとか)の最新版を入れましょう。というわけで、kernel-source-2.0.36
ですね(2.2は資料が少ないので、悩むかもしれない)。これを入れると、
/usr/src/kernel-source-2.0.36.tar.gz
というファイルができます。これを好きなディレクトリに展開して
再構築するわけですが…。

その前に、Debian流にカーネルを再構築するため、kernel-package
というパッケージを入れてください。そして、
/usr/doc/kernel-package/README.gz
を読んでください。再構築に必要なパッケージの一覧がありますので、
足りなければインストールします。それから、fakerootパッケージも
入れておけば、rootにならずにパッケージの構築ができます。

ちと引用します。

>  For the Brave and the impatient:
> 1% cd <kernel source tree>
> 2% make config   # or make menuconfig or make xconfig and configure

ここまでは普通のLinuxの本にあるとおり。

> 3% make-kpkg clean
> 4% fakeroot make-kpkg --revision=custom.1.0 kernel_image 

カーネルパッケージを作成して…。

> 5# dpkg -i ../kernel-image-X.XXX_1.0_<arch>.deb

インストールします。

> 6# shutdown -r now # If and only if LILO worked or you have a means of
>                    # booting the new kernel. YOU HAVE BEEN WARNED!!

で、再起動。

まあ、とりあえず試してみてください。なお、PCMCIAを利用するには、
もうちょっと手順が増えます。
-- 
喜瀬“冬猫”浩＠南国沖縄