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[debian-users:17155] Re: kinput2 の起動キーの設定方法について



榎田です。

~/.cannaをいじったりと、あれこれやってみましたが、XIMにおいて
Ctrl+o によるkinput2(canna)起動を無効にするのは、あきらめました。

もとはと言えば、自分でコンパイルしたrxvt(XIMサポート)をktermの代わりに
使いたい、と思ったのが発端です。画像も張り付けられるし、軽そうだし。

しかし、 rxvt上でnvi-m17n-canna を使う時、nviのcanna呼び出しとkinput2
の起動がCtrl+oで衝突しました。nviのcanna呼び出しキーをCtrl+o以外
(Ctrl+@等)に設定できることはわかりましたが、自分としてはkinput2側を
無効にし、Ctrl+o にnviのcanna呼び出しを割り当てたいと思い、ここで質問
したのでした。

決め手になるような情報は残念ながら得られませんでしたが。試しに、
Vineではどうなるかインストールしてみました。すると、Vineでも、付属の
rxvtや、XIMをサポートしたプログラムでは、特にキーバインドを設定
しなくても、Ctrl+o でkinput2が起動することがわかりました。
どこが制御しているのか知りませんが、これは標準的な仕様のようです。

そこで、Vineの/usr/bin/vi(nvi)をDebianに持って来て使ったところ、
rxvt(kterm)上でも、nviから呼び出したcannaでなく、kinput2由来のcannaで
あっても、2バイト文字を問題無く扱えることがわかりました(*1)。

また、おまけとして、nviのcanna呼び出しキーが、Ctrl+無変換キーにも
バインドされていることを発見しました。これは収穫でした。

ということで、根本的な解決には至らず、疑問も残ったままではありますが、
rxvt上で Ctrl+o のkinput2が起動してもviが使えるようになったので、
Ctrl+oでのkinput2を無効にする必要は無くなってしまいました。

宇野さん、三塚さん、小島(と)さん、いろんな情報、ありがとうございました。

(*1)
Vineの libtermcap.so.2 を /usr/local/libにコピーし、/etc/ld.so.conf に
/usr/local/libを追加し、ldconfig する。
また、vi起動後のエラーがうるさいので、
/mkdir /var/preserve
ln -s /var/tmp/vi.recover /var/preserve/.
とした。

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Yukihito ENOKIDA (toyama)
yeno1013@xxxxxxxxxxxxxxx