[debian-users:19478] Bug#JP/1118: user-ja creates poor dotfile

[Takao KAWAMURA <kawamura@debian.org>]

> 最近、user-jaが吐き出す~/.emacsが貧弱で初めてLinuxを触る人に不親切では
> ないかという意見を目にしました。以下のような行を
> /usr/share/user-ja/ja_JP.dot.emacs.pl に加えて頂ければ幸いです。

user-jaって一度も見たことがないので、第三者の立場なのですが、
反対しておきます。

以下の行はすべてコメントアウトされているので実効力がないのは
承知していますが、そのコメントを外したときのことを考えると。

> ;; delete keyに一字消去機能を割り当て
> ;;(global-set-key "\C-h" 'delete-backward-char)

これだけしかやらないと、help-commandはM-x経由でしか起動でき
なくなり、それこそ初心者向きじゃなくなるのではありませんか？
やるんだったら、別のキーにhelp-commandを退避させる必要がある
でしょう。

> ;; Start Up Message表示機能の抑制
> ;;(setq inhibit-startup-message t)

これも初心者には有用なメッセージが表示されているはずですが。
これがうるさくなって消せるようになるのがEmacsの学習ハードル
のひとつなのでは？ :-)

> ;; Tab幅の設定
> ;;(setq c-continued-statement-offset 4)
> ;;(setq c-label-offset -2)
> ;;(setq c-tab-always-indent nil)

これは個人の趣味によるところが大きいので問題があるのでは…。
それに、どうせだったら、いまどき、こんな太古の方法でCのイン
デントスタイルを変更する方法を教えるのはよくないと思います。
いまはcc-modeと`c-set-style'の組み合わせが標準でしょう。
たとえば
(add-hook 'c-mode-common-hook
           (lambda ()
             (if (string-match "/usr/src/linux/" buffer-file-name)
                 (c-set-style "linux")
               (c-set-style "stroustrup"))))
という感じ。

-- 
川村 尚生