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[debian-users:21873] Re: man-db and JLESSCHARSET
久保田です。
From: GOTO Masanori <gotom@debian.or.jp>
Subject: [debian-users:21848] Re: man-db and JLESSCHARSET
Date: Wed, 12 Apr 2000 08:57:11 +0900
> いずれにせよ、man-db のバグのようですね。
> 私の手元の Slackware 3.1 :-) に入っていた man 1.5f (not man-db)
> ではちゃんと表示されています。ISO-8859-1 の "-" の部分は、ちゃんと
> "ョ" ではなく "-" になっています。ということは、元の language を
> lan-guage とするとき、ISO-8859-1 の "-" を使う設定になっている感じが
> します。どなたか fix して頂けませんか?
いま、調べ中です。とりあえず、途中経過を報告します。
man --help とすると、
> -7, --ascii latin1 文字を ASCII 変換して表示。
というオプションがあります。これを使うと、たしかにハイフンが
ASCII 文字を使って表示されるようです。ただ、man vdir とかに
含まれる (C) マークは「ゥ」のままです。
man なんとか、入力して、実際に man page が表示されるまでの、
一生懸命働いている間に Ctrl-Z を入力して、それから ps ax と
すると、groff を走らせているのが分かります。その groff に、
-Tlatin1 というオプションがついています。ついでに日本語の
ページだと、-Tnippon がつきます。
# ちなみに、apt-get install manpages-pl ; LANG=pl_PL man ls
# とかやってみても (ポーランド語 [ISO-8859-2]) でも、-Tlatin1 です。
# さらに、apt-get install manpages-ko locale-ko ;
# LANG=ko_KR.eucKR man ls でも、-Tlatin1 がついてました。
# 韓国語人たちは、化け化けな man page を見てるのでしょうか...
# というか、-Tnippon って、いったい何なんでしょうか...
# man jgroff しても記述がないし。
それで、man --ascii ですが、これは、groff に -Tascii を与える
のではなく、-Tlatin1 を与えておいて、あとで
tr \255\267\264\327 \055\157\047\170
を走らせているみたいです。ちなみに、
\255 ハイフン
\267 「・」
\264 シングルクォーテーション
\327 「×」
で、
\055 -
\157 o
\047 '
\170 x
です。たしかに、\252 ((C) マーク) は対処されてません。
方向としては、-Tlatin1 の代わりに -Tascii を与えるようにすれば
いいのだと思います。まあ、せっかく -Tlatin1 というのがあるの
だから、locale が許すときのみ -Tlatin1 を使うようにするという
のもありだと思いますが。
にしても、デフォルトが latin1 だなんて、ひどいなあ。そういうのは
断固として糾弾していかないといけませんね。:-)
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Tomohiro KUBOTA <kubota@debian.or.jp>
http://surfchem0.riken.go.jp/~kubota/