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[debian-users:21880] Re: man-db and JLESSCHARSET
佐野@浜松です。
at "Wed, 12 Apr 2000 22:56:21 +0900',
Tomohiro KUBOTA <kubota@xxxxxxxxxxxxxxxxxxxxx> さん writes:
> いま、調べ中です。とりあえず、途中経過を報告します。
御苦労さまです。
> man なんとか、入力して、実際に man page が表示されるまでの、
> 一生懸命働いている間に Ctrl-Z を入力して、それから ps ax と
> すると、groff を走らせているのが分かります。その groff に、
> -Tlatin1 というオプションがついています。ついでに日本語の
> ページだと、-Tnippon がつきます。
>
> # ちなみに、apt-get install manpages-pl ; LANG=pl_PL man ls
> # とかやってみても (ポーランド語 [ISO-8859-2]) でも、-Tlatin1 です。
> # さらに、apt-get install manpages-ko locale-ko ;
> # LANG=ko_KR.eucKR man ls でも、-Tlatin1 がついてました。
> # 韓国語人たちは、化け化けな man page を見てるのでしょうか...
> # というか、-Tnippon って、いったい何なんでしょうか...
> # man jgroff しても記述がないし。
なんか、EUC-KR の場合は groff -Tlatin1 で問題無く表示されるよ、
という情報が以前あったような気が。
このへん (man-db の ja support) はメンテナーの Marco と
いろいろ折衝した経緯の記録が man-db の BTS archive か、
あるいは debian-i18n の ML archive を漁れば出てくるような気がします。
-Tnippon は jgroff extention ですね。woody 向けの groff package では
Debian level で groff に merge されています。あと、後藤さんが
upstream level で jgroff extention を groff に merge するべく
活動してくれているはず。
# で、私のほうはそれを見越して XFree86 の doctools に jgroff
# extention を利用する (つまり groff に -Tnippon を与えるパッチ
# を投げてあったのですが、なんか 2 月頃に doctools 1.1.2 で
# 一応採用 (ただしまだ不完全なのでちゃんとは使えない) された
# みたいです。今、 xjman の藤原さん、岡本さんと協力して XFree86 に
# contribute してあるドキュメントの日本語訳を XFree86 の doctools で
# ちゃんと変換できるように (従来は JF 由来の sgml-tools-ja を利用)
# しようと作業してます。
# (って、ここのところは時間が無くてほとんど手をつけてないけど)
> 方向としては、-Tlatin1 の代わりに -Tascii を与えるようにすれば
> いいのだと思います。まあ、せっかく -Tlatin1 というのがあるの
> だから、locale が許すときのみ -Tlatin1 を使うようにするという
> のもありだと思いますが。
これはなにか理由があるんじゃないかな。まずは debian-i18n とかで
質問してみるといいかも。あるいは man-db の BTS に normal bug で
出してみるとか。
> にしても、デフォルトが latin1 だなんて、ひどいなあ。そういうのは
> 断固として糾弾していかないといけませんね。:-)
slink 版では -Tlatin1 だけでしたからね。potato 版で -Tnippon を
使うようになったのは、鵜飼さんが BTS に投げたパッチを起点にした
「JP Merge Operation」の成果です。 :)
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# (わたしのおうちは浜松市、「夜のお菓子」で有名さ。)
<kgh12351@xxxxxxxxxxx> : Taketoshi Sano (佐野 武俊)