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[debian-users:23094] xfs and X



佐野@浜松です。

昨日 fj.comp.x11 で「X を使用中に xfs が落ちるとその後 xfs を再起動しても
調子が悪い」という質問を見て、ふと思いついたことがあったので以下の手順を
試してみました。

手順は xfs を再起動 (stop / start) した後で、

 xset -fp <xfs の fontpath>
 xset +fp <xfs の fontpath>
 xset fp default

です。

なお私の場合は <xfs の fontpath>  の部分が 'unix/:7100' になります。

今まで、私も xfs を使っていて、X を使用中に xfs が restart 
(stop/start) すると、なんかその後 CPU の使用率がやたらと増えて
しまって調子が悪いのでその都度 X サーバーを再起動したりしてましたが、
今日ふと思いついて上の手順を試してみたら、X サーバーを再起動しなくても
解決できたようです。

状況確認は

 1) root で /etc/init.d/xfs-xtt stop

 2) 一般 user で xfontsel & 実行。この時フォントの表示はされず、
    cpu の使用率が増加し始める

 3) root で /etc/init.d/xfs-xtt start

    この状態のままでは上で実行した xfontsel にフォントの表示は
    現れず、CPU の使用率は上昇を継続。

 4) X を利用している一般ユーザーで xset -fp 'unix/:7100' 実行。

    この状態では当然 xfontsel にフォントが表示されないまま。

 5) X を利用している一般ユーザーから xset +fp 'unix/:7100' 実行。

    ここで xfontsel にフォントが表示され、CPU の使用率も低下を始める。

    この状態のままだと、新規に起動した xfontsel の表示フォントが
    おかしいので

 6) X を利用している一般ユーザーから xset fp default 実行。

    これで元どおり :)

という手順で行なっています。なお最初から xset fp default だけ
実行したのではダメで、いったん xset -fp で xfs のパスを削除してから
 xset +fp するのがコツのようです。

今また、ちょっと思いついて試してみたところだと、

 xset -fp <xfs の fontpath>
 xset fp default

の 2 段階で十分なようですね。

この情報って Branden の xfs についてる Bug#10964, Bug#15934 の fix に
役に立ちそうかな ?

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     # (わたしのおうちは浜松市、「夜のお菓子」で有名さ。)
    <kgh12351@xxxxxxxxxxx> : Taketoshi Sano (佐野 武俊)