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[debian-users:25385] Solved! (Re: dpkg database broken? plz help...)



古澤です。

> 
> おぜきひとしです。
> 
> Furusawa Hirofumi <fsawa@xxxxxxxxxxxxxxx> wrote in
> <3A1D9DE83E3.DDBFFSAWA@xxxxxxxxxxxxxxxxxxxx>:
> >  というわけで新しいディスクでインストールしました、が、以前と同じような
> > コケかたをします。やっぱりハードディスクは壊れていなかったんですね、はは
> 
> 熱暴走とか、そういうことはありませんか?
> 
 アドバイスどうもありがとうございます。今は冬なのでケースを触ってもひん
やりしています(熱いぞっていう人もいるかも)。


> 前、HDDを熱伝導率の低いリムーバブルケースに入れて運用
> していた時、なぜか突然kernelが沈黙してしまう現象に遭遇しました。
> 何故か、Linux使用時にばかり起こるので、しばらくkernelを
> 疑っていたんですが、直らない。
> 
  私も前のマシンではリムーバブルを使っていました、本当に熱がこもりやすい
んですよね。夏はやけどするかと思うほどの熱さでまったくよく熱暴走しなかっ
たものだと思います。

> んで、HDDを本体ケースに直付けしたら、ピタリと止む……
> ということがありました。
> 

 沈黙というのはエラーの前兆や痕跡も残さずまったく突然に停止するというこ
とでしょうか?


 さて私の一週間を不安定にさせてくれたこのトラブルもようやく解決いたしま
したやはりというか、原因は「メモリ不良」でした。

 当初はあまりにもハードディスクを苛めすぎていたし(カーネルが止まってハー
ドディスクにアクセスランプがつきっぱなしの状態で電源断したことも)、復旧
後もインストールパッケージのコピー時、もしくはディスクの詳細検査時に必ず
カーネルパニックに陥るので、ディスク関係のトラブルだと信じこんでしまった
のが敗因でした。実はその後DOSの診断プログラムでチェックをかけて異常なしだっ
たのですが、もういてもたってもいられずディスクの交換におよんでしまった次
第です。

 次にディスクの詳細検査時にfreeコマンドでメモリの使用状況を見てみること
にしました。すると検査時にメモリがフルに使いきられることが解りました。
またパッケージのインストールコピー時にも、一度にごく少ないパッケージをい
れると大丈夫なことが多いことにも気づきました。ここまで来てようやくメモリ
不良だと確信し、256x2 のメモリの片方を外したところ正常に動作することを
確認できました。あー長かった。どうせなら最初から壊れていてくれればいいも
のを‥。

 なにせ購入して一週間以上は全く問題なく動いていたので、メモリに問題があ
るとは思いもよらなかったのです。こうしてみると、安定して動いているシステ
ムというのは本当に貴重で、環境を移行するのも二週間ぐらいは新システムを
動かして十分に検証しながらでないと危険だということがはっきり分かりました。
ディスクをケチって前の環境のものをそのまま使おうとしたから焦らざるを
得なくなったのですが、さすがに今回使った時間はケチったものの何倍だか
しれないほどになりました。

今回のケースでは
   Unable to handle Kernel NULL pointer
というエラーのときには、カーネル自体か、それに心あたりがない場合はハード
ウェアの問題の可能性が高い、ということを知りました。

 またトラブル時の思い込みは禁物で、結果から一歩一歩たどるほうが結局近道
ということも今更ながら思い知りました。

  そして別パーティションには緊急起動用のシステムを入れました(Omoikaneは
あっという間にインストールできて簡単でGood!)。

 
 私自身はこうして世界中に恥をさらしてまったく格好悪いですけれど、こうい
う情けないことをする人が一人でも減ってくれれば、こんな屈辱も我慢できよう
というものです。

 ではでは。

# とりあえずUtahに逃げることにしました