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[debian-users:26056] Bug#JP/1347: tk8.0-ja の del キー動作の Debian ポリシー違反
Package: tk8.0-ja
Version: 8.0.4jp1.3-7
tk8.0-jaを使うpotatoのtkdesk-jaのテキストエディターにおいて、delキーの動作が
back space動作になってしまいます。
この件に関して、
debian-users@debian.or.jp
のメーリングリストでアドバスをいただいて、
Debian ポリシー (Section 3.8) で、DEL キーの動作が定められていて、
`Delete'
カーソルの右側の文字を消す。
となっているそうです。
ポリシー違反は Debian ではバグと考えられているそうですので、今回、バグ報告を
させていただきました。
そして、その原因が
/usr/lib/tk8.0jp/kinput.tcl と /usr/lib/tk8.0jp/xim.tcl の中の
bind Text <Delete> {
if {[%W tag nextrange sel 1.0 end] != ""} {
%W delete sel.first sel.last
tkTextSetCursor %W insert
} else {
tkTextSetCursor %W insert-1c
%W delete insert
%W see insert
}
}
の部分にあり、
delキーの動作をDebianポリシーに従うようにするには、
下記のようにすることで、達成されることがわかりました。
bind Text <Delete> {
if {[%W tag nextrange sel 1.0 end] != ""} {
%W delete sel.first sel.last
tkTextSetCursor %W insert
} else {
tkTextSetCursor %W insert
%W delete insert
%W see insert
}
}
つまり、"insert-1c" -> "insert" です。
初めて、バグ報告を書きました。書き方に間違いがあるかもしれません。
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菊地 white@xxxxxxxxxxxxxxxx