[Date Prev][Date Next][Thread Prev][Thread Next][Date Index][Thread Index]

[debian-users:28941] Re: XFree86 4.0.3 でのマウスの設定について



佐野@浜松です。

In <20010625135559.D8360%kawafuji@xxxxxxxxxxxxxxxxx>,
  on "Mon, 25 Jun 2001 13:56:53 +0900',
   with "[debian-users:28886] Re: XFree86 4.0.3 でのマウスの設定について",
 KAWAFUJI Mitsuhiro <kawafuji@xxxxxxxxxxxxxxxxx> さん wrote:

>  XFree86 3.3.6ですが、/dev/gpmdataを使ってXでマウスが動いたためし
> がありません;-)。で、今は、

 XFree86 2.x の頃から XFree86 4.0.3 まで、/dev/gpmdata で
問題無く X からマウスを使えています。この場合は gpm を
止めてしまうとマウスが使えなくなりますが、gpm を再起動すると
何事も無くまた使えるようになります。

 gpmdata を使う場合は、マウスプロトコルが変換されることに
注意が必要です。以前はもともとのマウスが何であれ、gpmdata に
出力される信号のプロトコルは MouseSystems に固定だったので
 X のほうでは

Section "Pointer"
    Protocol    "MouseSystems"
    Device      "/dev/gpmdata"
    Emulate3Buttons
EndSection

と指定するのが普通 (上記は XFree86 v3 での例) でしたが、
最近の gpm (sid/woody ?) では別なプロトコル (もともとの
マウスのプロトコル ?) がデフォルトになる場合もあるようです。

man を見ると gpm のオプション -R の後にプロトコル名を指定
した場合、そのプロトコルに変換されるらしいですね。特殊な
指定として raw を指定すると入力された信号をそのまま出力して
くれるらしい。

>     /dev/mouse -> psaux
> 
> として、/etc/gpm.confでも/etc/X11/XF86Configでも、デバイスとして
> /dev/mouseを指定しています。複数台のマシンで試しましたが(potato、
> woodyを含む)これで非XのコンソールでもXでも動いています(リンク張
> らないでgpm.conf、XF86Configで/dev/psauxを指定してもOKのようですが)。

もしかしたら昔の話なのかもしれませんが、たしか以前 gpm が /dev/psaux を
つかんでいると X がマウスデバイスをオープンできなくて起動できない、と
いう現象を経験したことがあります。具体的な機種とか、その時の環境とかを
忘れてしまったのでちょっと信憑性薄いですが。

でも、元記事の方は gpmdata ではなく /dev/psaux を指定して、gpm と
マウスを奪いあってしまってうまく動かないという話みたいなので、
川藤さんのような方法でちゃんと動作する機種と、問題の出る機種がある、
ということなのだと思います。

-- 
     # (わたしのおうちは浜松市、「夜のお菓子」で有名さ。)
    <kgh12351@xxxxxxxxxxx> : Taketoshi Sano (佐野 武俊)