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[debian-users:34722] Re: Java,openofficeとXFree86 4.2.1-0 preiv2



むつみです。

>>>>> In [debian-users : No.34719] 
>>>>>	Masatoshi Iwasaki <pingoo@xxxxxxxxxxxxxxxxx> wrote:
>> 岩崎です。

>> > Section "Module"
>> (中略)
>> >	Load	"freetype"
>> > #	Load    "xtt"          # 以前もこのようにしていた
>> (中略)
>> > EndSection

>> たぶん変わらないかとは思いますが、これをfreetypeからxttにすると
>> どうでしょう。私が以前xttからfreetypeに変えたときに日本語フォント
>> が出なくなったことがあります。この辺は疎いのでよくわからないので
>> すがちょっと以前はfreetypeを使うと日本語が出ないとかそういう話が
>> あったような気がします。

 調べもしないで、いいかげんなことを言うのはやめましょう。

 xfsft 由来の freetype フォントバックエンドは はるか昔から日本語を
扱うことができます。

 xtt バックエンドと freetype バックエンドの表面上の大きな違いの
一つは fonts.dir に TTCap と呼ばれる独自拡張の記法が使えるかどうか
です。xtt では TTCap 拡張を使えますが freetype では扱えません。

#詳細は /usr/share/doc/xfree86-common/README.fonts.gz

 x-ttcidfont-config あたりをいれて、debconf の TTCap 使う? という
問いに YES と答えているにも関わらず、XF86Config-4 で freetype を
load する設定にしていると、

 - x-ttcidfont-config が生成したfonts.dir は TTCap 拡張な記法が
   使われる。
 - でも X サーバには freetype バックエンドの方がロードされるので
   その fonts.dir は解釈できないので invalid なフォントパスだと
   いうことで、そのパスは削除される(= そこにあったフォントは
   使えない)

ということが発生して、一部パスにあるフォントが見えなくなることが
あります。

 それ以外にも、msttcorefonts で発生してる問題のように、
フォントパスに fonts.dir があるにもかかわらず、実際には
そこで指し示しているフォントのファイルがないような場合も
挙動がおかしくなります。

-- 
いしかわ むつみ
 <ishikawa@xxxxxxxxxxx>, <ishikawa@debian.org>, <ishikawa@xxxxxxxxxxxxxxxx>